不安障害ってなんだろう? | さいたま市大宮 いわい薬局の体と心を整える漢方ブログ

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大宮さいたま市いわい薬局の漢方薬剤師竹部晃之です

 

今日は当店でもご相談の多い「不安障害」について解説いたします。

 


 

不安障害とは、不安を主な症状とする精神疾患のことです。特定の対象や状況に対する不安や恐怖が過度に心を占めて精神的に苦しみ、状況を避けようとする回避行動により日常生活に支障が出ている状態を指します。病名としてはパニック障害、強迫性障害、社交不安症などが当てはまります。
 

不安障害は、近年では「不安症」と呼ぶことが推奨されています。しかし「不安障害」という言葉も一般的であるため、ここでは「不安障害」という名称をもちいてご紹介しております。

 

●不安と”不安障害”の違い

 

不安や恐怖は「危険な状況である」と認識したときに生じる感情であり、生体に備わる重要な自己防衛反応です。しかし、不安や恐怖の度合いが状況に不釣り合いなほど過剰であったり、長期間持続したりして日常生活に支障が出ている場合は注意が必要です。
 

アメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)では、不安障害と診断する際の不安や恐怖の持続期間の目安を「6か月以上」としています。
 

ポイントは「自然に感じる不安や恐怖」と「過剰な不安や恐怖」のあいだに明確な境界線は無いということ。本人が苦痛を感じ、生活に不便を感じる場合は医師の受診を考えた方が良いかもしれません。
 

また、不安障害とうつ病の違いとしては、うつ病では抑うつ気分にくわえて興味の低下、気力の低下、思考力や集中力の低下、自己肯定感の低下といった精神活動の著しい「低下症状」が多く見られます。一方、不安障害においては際限なく湧き起こってくる「過剰な不安」が病気の軸となります。

 

不安障害の症状

 

いつも不安感を抱いていれば当然、集中力や判断力も低下し、仕事や学業に大きな支障が生じてしまいます。

 

それをきっかけにさらにイライラや不安、落ち着かないソワソワ感、不眠なども引き起こされやすくなってしまいます。このような精神症状は自分でコントロールすることが難しく、「分かっているのにどうにもならない」ことが不安を助長させ、これらが慢性的に続くのは非常につらいことです。

 

不安障害における症状は上記で挙げたような精神症状だけではなく、さまざまな身体症状も現れます。
 

代表的な身体症状としては心身の緊張による肩や首のこり、緊張性頭痛、頭重感、ふるえ(振戦)、食欲不振、吐気や嘔吐、喉のふさがり感、胃痛や腹痛、発汗、寒気、動悸や頻脈、息切れ、疲労感、重だるさ、めまいなど数多くのものが挙げられます。

 

また、パニック障害で現れる発作的症状(突然の激しい動悸や息苦しさなど)のような特徴的で目立つ症状もあります。一方、全般性不安障害などにおいては、漠然とした不安感以外の「特徴の無さ」が特徴とも考えられます。

 

不安障害に対する漢方は病院治療との併用も可能です

 

当店のお客様の中には病院での治療を既に行っているケースも少なくありません。
 

近年は有効な西洋薬も活用されています。ただし、一般的に西洋薬と漢方薬は併用が可能であり、病院での治療を続けながら、漢方が得意とする「根本的な改善」を目指すことが可能です。
 

また、漠然と病院からのお薬を飲み続けること自体に、不安を感じる方も多いのではないでしょうか?当店では漢方薬を利用することで、徐々に西洋薬の量を軽減できるケースもあり、病院治療からの卒業もしやすくなると実感しています。もちろん調子が安定してくれば、漢方薬をも徐々に減らす方向性を考えます。
 

(お薬によっては漢方薬との飲み合わせに注意が必要です。また、併用時に自己判断でお薬の量を減らしたり、休薬することは症状の悪化につながることもあり大変危険です。必ず医師や専門家にご相談の上ご判断ください。)

 

 

当店の漢方カウンセリングは、お薬を選ぶことだけが目的ではありません。お客様が日々感じておられる不安や孤独感を少しでも共有し、元の生活に戻る為のお手伝いを心掛けております。症状の回復には食事・運動・心(モノの考え方)をより良い習慣に作り替える工夫も必要です。

 

「相談して良かった」と思っていただけるよう、誠意を込めて対応させていただきます。お困りの際は是非お問合せください。

 

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