「特装車」
官公庁や法人向けに設定された特殊カラー、特殊装備を採用した特別な車両。
郵政仕様車や電力会社向けが有名です。
その中で、2-3年前に見て忘れられないのが、
「初期型CD125の帯広統計局」仕様。ここで記事にすることで、電子の海に記録を残したいと思います。
このやれた緑の色、薄れた「帯広統計局」の文字、
たまらんです・・・。
外観を見ると、外装色も特徴的ですが、リアウィンカーがフェンダーではなくテールについています。
これは特装車ではよくある仕様で、サイドバッグやパニアケースをつけた運用が殆どであるため、視認性の都合上このような仕様の専用テールとなっています。
生産時期的にはいわゆる「前期」になるのですかね。
CD125は1966年~1969年まで発売されましたが、ある時期・車体番号で外装が大きく変わっているようで、
フォロワーのSPK先生はこれを「前期」「後期」と呼び分けていました。
「帯広統計局」、真冬の北海道(帯広)でお安く出たのですが、
関東住まいの私はスタッドレスをつけていない状態、そもそも仕事納めの時期で駆けつけるのも難しく、陸送も厳冬期という時期かつ両輪固着で押し引き不可という状態のため対応が出来ず、
でもどうにかして何としても欲しい!
と北海道に実家がある知人に「金ならやるから取りに行ってくれ」と無茶振りをしている間に終わってしまいました。
その後は「このままの見た目で蘇らせる」と札幌あたりの志士が回収されたそうです。
でも帯広統計局は必ずうちに来ます。
帯広統計局に満足された方、投棄された帯広統計局をお見かけの皆様、当社までご連絡下さい。大事にします。
帯広統計局は必ずこの私が乗ります。