久しぶりに白金三光町をしたら、界隈の代わりようにビックリですね・・・・北里大の前の通りはすっかりとグルメ通り、フレンチからイタリアン、さらにはB級グルメがてんこ盛り。そんな中に、香港の本物感のあるレストランを見つけました「老号台」旧字で書くと以下の写真の如くに、読みは広東語で「LOHOTOI」
昼のランチからクロスを敷いている、中華ではない立派な香港レストランしています・・・・ビールもさすがにご近所の恵比寿ビール。
昼のサービス物はないものの、手軽な飲茶で昼を楽しめる・・・・まずは春巻き、とはいえ巻いてはいないのです。チョットだけ山芋の入ったような如何にも香港風、カリッとした天ぷら風です。
どっちかというと日本人を意識した一品「黒酢の酢豚」品のある香りと黒酢の風味は、いかにもナンチャッテ日本風だが、お味はよろしいようで。
仕上げの一品は大成功のセレクト「黄韮の焼きそば」・・・・やっと美味い焼きそばに出会えたというか、香港の本場物の麺が何とも納得となる。
中国料理ではないし、中華でも全くない、香港のオーセンティックな料理といえる・・・・飲茶をメインではいただいてはいないが、これからは本メニューまで色々と楽しめそう。
香港の名店の味を経験している人には絶対に納得する店なのかもしれない・・・・香港の巨大レストランにはない品のある味でもある。
さらには店内を飾っている絵画たちは、セントラル（中環）辺りの画廊で楽しめる絵画が店をカルチャーしている。これも細かく眺めるとみもので、中国のコンテンポラリーの今時が分かる。
店を入ってすぐには雰囲気が違ってしまう造り、戸惑ってしまうと言っていいのかもしれないが、仲間でワイワイやるには新しい香港の感性がテンコ盛り、ブラッといけるスノッブな香港が白金にあるようだ。
味の分かる人のスノッブな香港チャイニーズ。
香港通でないと分からない味かな。