京都祇園の「レストランよねむら」のオリジナルクッキー、久々に名品がやってきた・・・・米村昌泰氏のフランス料理とも日本料理ともくくることができない、と言わしめているが如くに期待できるファンの多いいクッキーだ。
パッケージが洋なのか和なのかと思って空けたが、袋から取り出せば京都の町屋を上空から眺めたような缶に入っていた。
マカダミアナッツ・チーズ胡椒・メレンゲ・柚子・黒ごま・ぶぶあられ・ヘーゼルナッツチョコ・七味・黒糖きなこ・お抹茶・ジンジャー・ココナッツ・・・・各々のネーミングだけで如何にもユニーク。
クッキーにしては和というか質素な並べ方ではあるが、見事に隙間なく梱包されている様子は様式美にも一役買っている・・・・方丈の形と色と艶が京都しています。
上等のバターが何とも風味が豊か、そのくせ洋臭くなく原素材の和のテーマを外していない・・・・新しい次元のクッキーということなんでしょうか、洋の煎餅の如くでもあります。
商品案内にあったが、このすべてのクッキーを工場で作っていないというところが何とも凄い、店で焼き上げているとは、今時のブランドレストランではありえない話だが事実であろう。ミシュランクラスのレストランではあるが、どこぞのミシュラン店も考え方を見習う必要があるような気がする。
上質のバターと京都の和の風味の合体。
京都祇園と東京銀座のコラボといったところ。