暑い中箱根の山から下りてきた。途中、箱根湯本に降り立った時には心臓から上に一気に汗が噴出してきた。モワーとする熱気が襲い掛かってきた。小田急線の急行に乗り込み一路東京へ。
今日は、元麻布でフレンチ。とは言っても初めての店。
Cuisine Francaise「bon Pinard」
興味を持ったのはカウンターで食べられると言う点と豊富なワインだ。しかも、カウンターのデコレーションとしてワインを陳列している。この写真の上部に写っているワインが約4~5メーターカウンター一杯に並ばされている。
中々の壮観で、デスプレーとしても非常に効果的。私の好きなインテリア。
フレンチと言うよりも、居心地のいい気楽なワイン屋さん&フレンチ。
初めてと言うこともありワインはブルゴーニューの軽いサンセールを頂きました。
シャンパーニューでグラスを上げて、すぐにサーモンとオクラとミニオニオンのビネガー。
これは美味かったというか、暑い箱根からの下山にご褒美を感じる。人参と下に隠れたウニのジュレ。ただ美味いという一語。シャンパーニューが一気に空いた。
鰻と黒米の焼き物。クリームソースで頂いた。黒米がこんな焼き方で美味しく食べられたのは不思議。しかし、ここまでどう考えてもフレンチじゃないと言う感じ。
鱸の焼き物と、モンサンミシェルのムール貝、バジルソースで。皮が丁度良く焼けて注文どうりのカリット感。絶妙。今の7、8、9月はフレンチのどこに行っても「モンサンミシェル」とばかりに出て来るがチョッと飽きが来た。若干、小ぶりだが濃厚な味がチョッと凝ってしまうかも知れない、が日本では高すぎて量が食べられないのが難点。
最もフランスならば2~3個ではなくバケツで一杯を蒸し焼きにしてワインを楽しむ。そんなフレンチを楽しめたらと思っています。ワインがさぞ量がいくだろうと・・・・・。
仕上げは、子羊のロースト ペルシャードソース。香辛料の使い方が女性的と思いきや女性シェフだった。ソムリエは旦那さん。仲睦まじい夜を楽しむための隠れ家と言う感じ。
今度来るときはブレス鳥や鳩を楽しめる。
というのも焼き方がとっても素晴らしい。濃厚なソースの多いいなかシンプル&素材感を楽しめるフレンチだった。通や常連でHPも用意していない、大人のいい店。
テレ朝通りの中国大使館と愛育病院の真ん中辺り、地階で看板は出ていません。
暫くは月一位で飲みに通ってみます。