箱根湯元の駅ホームの唯一の売店で売っている「お城笹」を買って帰りの電車での肴としました。美味い蒲鉾って何だとばかりに・・・。色々とピンからキリまでチャンスのある範囲で挑戦しています。
これは丁度この小さいのを一個で買えるので手が出たと言う感じです。
笹に包まって肥後で包まれている・・・・・と思っての好第一印象。小さくて手頃でしょ。
しかし、よーく出来ているもので肥後と思いきや線材入りのビニール。&笹の葉はよーく出来ている、やはりビニール製。
しょうがないかなと思いきや、開くと真空でパックされていました。中には賞味期限十分なドリップ十分な蒲鉾の登場。
成分表を覗くと原材料名にぐちとタラとなっている。ぐちは地元のイシモチだろう。しかし、タラは今時は日本海か北海道辺りでしか獲れない。だが、ロシアや北欧産ならば幾らでも冷凍で加工されたものが日本に輸入されている。地元と表記したりお城笹と言うネーミングをしている以上は、相模湾産でなければ虚偽である。小田原&箱根湯本&小田原城と言うイメージを用いている。
最近は伊東宇佐美近辺に干物街道というのがあるが、そこでは韓国製の干物を堂々と地元産として売っている。どうなっているんですかね地元の名産は。売る方も売る方ですが、買う方もそのくらいの知識とチェックが出来ないものなのでしょうか。
食に関して鈍感すぎる。
蒲鉾といい干物といい、メーカー或いは販売業者は確実に顧客の盲点をついた原価意識で生産或いは製造をしています。いいものを廉価で顧客のためにと言うのは顧客の妄想なのです。
せめて地元産はと思っていたのですが・・・・。
夏の暑さで相模湾近海でもサメが見受けられます。このサメを使っての蒲鉾つくり、決して材料間違いではない。
美味しいですよ・・・・嘘がなくて。
