【愛夫キッチン】ジャポネのジャリコ | 愛夫キッチン

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ジャポネのジャリコ

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焼きスパゲッティの名店「銀座ジャポネ」

和風スパ「ジャリコ」を再現してみました。

「ジャポネ」は東京、有楽町の「銀座インズ」と言うJRの高架下商業施設の一角。

昔ながらのコーヒースタンドのようなカウンターだけの店舗が一階通路にあります。

1980年創業。太麺の焼きスパゲッティと大盛りの元祖として有名。「ロメスパ」(路面、路麺のスパゲッティ屋)発祥の地と言われています。

系列の似た店としては東京 大手町の「リトル小岩井」が有名。立川にあった「サンモリノ(閉店)」も同様のコンセプトで大好きでした。


イタリアンから派生した和風スパゲティ路線では「壁の穴」をルーツとする「ハシヤ」という一大勢力があり、東京八丁堀の「マイヨール」茅ヶ崎の「ノンノノンナ」によく行きます。大好きなお店です。


「ジャポネ」は昭和な佇まい。
昼どきは通路に行列が出来ます。
場所柄、お客様は中年男性サラリーマンが多め。
スタッフは大きなフライパン🍳を振り、茹で置きの太麺と具材を強火でガンガン炒めます。
腕💪がパンパンに太くなりそう。

三男を連れて夕方行ったら行列無し、お客さんゼロ人で拍子抜け。中華料理屋の厨房勤めを辞めた三男にジャポネで働くことを勧めました。(壁に"アルバイト募集"が貼ってありました。)

彼が"和風焼きスパゲッティ"の修行をして、将来「ジャポネ」のようなお店を出したらどうか、生活を支えていけるんじゃないかな、と夢を描いたのです。それはワタシ自身が若ければやりたかったチャレンジでもあるのですが…

帰り路に「ジャポネでアルバイトしてみない?」 と聞いたら「嫌だ」と即答で断られました。⤵︎

メニューです。

並盛り=レギュラー

大盛り=ジャンボ
超大盛=横綱
隠れメニューとして、横綱のさらに大盛りは「親方」その上は「理事長」と呼ばれていました。

参考レシピ

押さえておくポイントは

⚫︎太いパスタ麺(2.0〜2.2㎜)を使い茹で置き。

⚫︎強火で炒め焦げ目をつける(焼きスパゲッティ)

この2点なんですが地元のスーパー「たまや」は1.2〜1.7㎜の品揃え。成城石井やカルディなど食品スーパーや通販サイトを探し回る努力はせずに、代用品として平麺のフィトチーネを使うことにします。

とりあえず2人分で500g茹でましたが中高年夫婦の食事には半分でよかった。

パスタのパッケージ通りに9分茹で、水で洗って締めておく。

⚫︎材料2人分

トマト🍅中2つ。酸味がジャリコの味の特長なので大目にしました。小松菜3束は葉と茎を分けて炒めるタイミングをずらす。豚バラ肉200g前後(お好みで)椎茸3〜5枚(お好みで)具材は3〜4㎝程度に切り揃えます。しそ(大葉)を10枚ほど。しそはジャリコの香り付けに重要。みじん切り。

フライパン🍳にバターを落としてニンニクひと切れ🧄みじん切りと豚バラを炒める。

順に椎茸→小松菜茎→パスタ→小松菜🥬葉→トマト🍅→しそを炒める。


「ジャポネ」では業務用の缶に入ったマーガリンのような油をたっぷり使い、特大フライパン🍳で強火であおっています。ラードの脂で麺をコーティングして所々焦がす。

コレが素人にはムズい「ジャポネ」の真骨頂。


パスタ投入時に合わせ調味料として

醤油(大さじ2)昆布茶(小さじ1)砂糖(ひとつまみ)を入れます。梅酢を使っているレシピもネット上にありましたがトマトから酸味が出たらOKかと思います。

軽く塩胡椒して調整。

…推測ですが「ジャポネ」は旨味化学調味料(味の素的な)を使ってるんじゃないかな…

フィトチーネ(平麺)が存在感があり、具材とのバランスも良く味もバッチリ決まりました。

「ジャリコ」がほぼ再現出来た‼️

「ジャポネ」をリスペクトして、大皿にドカッと盛り付けて晩ご飯。

ルッコラ&ポテサラを添えて


🔳妻の感想

あんぐり量が多い…味もコッテリして、たっぷりボリュームあって、ワタシこんなに食べれない。

男向けやな。

男が食べる男の料理。

前回の「肉あんかけチャーハン」も

このパスタもコッテコテやな(呆)

もっとあっさりした酢の物とか食べたいねん

(怒💢)キメてる


その後3日かけて完食し、茹で過ぎたフィトチーネは冷凍にしました。