朝6時のNHK「クラシック倶楽部」という音楽番組で「IL DEVU」という
太メンのオペラ歌手4名の重厚かつ絶妙なハーモニーを愉しんだ。感動したのは
終幕の「マイウェイ」。スペイン語と日本語を混ぜて歌い上げ、音心が通じていた。

スペイン部分の最高潮を「a mi manera(ア・ミ・マネラ)」と発していると聞くので
ジプシーキングスのスペイン語版と察し、備忘録的に歌詞を貼っておきます。

Yo se que no vendras
Por eso ya
Tanto la olvido
Dejar un nuevo amor
Tanto mejor
Ay como el mio
Dejar y la vive
Ay este mundo de tristeza
Dejar y la vive
Ay mi manera

Yo quiero ser
Hay nada mas
Prefierare
Y recordar
Un nuevo amor
Tanto Mejor
Quisiera olvidar
Tanto la dejar
Quisiera vivir
Hay nada mas
Oh si my way


彼女は戻って来ないと分かっていた
彼女のことは忘れよう
過ぎ去った恋は忘れよう
俺のこれまでのように
追わずあるがままに
悲しみのこの世は
追わずあるがままに
それが俺の生き方さ

過ぎ去った恋は
たまに思い出したい
そうありたいだけ
忘れたい
彼女を忘れ
今を生きたい
それだけさ
それが俺の生き方さ


日本語の部分は人生の意味を歌い上げる感動的な歌詞の方だと思います。

お待たせしました。IL DEVUの皆さんが歌う「マイウェイ」です。どうぞ!
http://www.youtube.com/watch?v=GnqEElwDi0I


マイウェイという歌は結婚式披露宴で上司が引き潮を顧みず大熱唱する曲
というのが日本の常識だが、僕は大好きだ。布施明さんがクラシックギター
弾き語りで歌い上げるのは文句無しに格好良い。会場を支配する美声である。

NHK-FMの「ライブビート」で聴いたポリシックスの「MY WAY」カバー
も素敵だった。シド・ヴィシャスに電気音を混ぜたらコウという狂気が無敵。
http://www.youtube.com/watch?v=az6_nfj4fsA

スピーカーから流れる「マイウェイ」に涙した事がある。僕が公共ホール勤務
の時に使用して下さった薬物依存症リハビリ施設の会合の音声が、事務室の
管理音声として聞こえた時、開演前のSEにシド・ビシャスの「MY WAY」が流れ、
僕は微かな音を聴いただけで涙がこみあげてきたのが、未だ忘れられない。

会合は凄まじいものだった。断片的にひとつだけ覚えているが、薬物依存から
回復したという若い女性の独白だ。元ヤン(?)な感じの、屈託の無い語り口で

「中学校時代、自閉症のクラス女子にシンナー吸わせてラリさせて、オヤジに
輪姦(まわ)させて金まきあげて、リハビリ施設の塀乗り越えてクスリ買った」

…と言っていた。彼女は自助努力と周囲の支えで回復し壇上で語っていたが
この凄まじい証言しか記憶に残っていない自分が誠に恥ずかしく思う今だ。

だが開演前の「MY WAY」に涙した事はハッキリ覚えている。瞬間、思ったは
「SEX PISTOLSのシド・ヴィシャスというパンクロックの天才は薬物で
尊い命を短くした。麻薬に手を出していなかったら、さらに優秀なパンクを
世に投げかけ続けただろう。薬物依存は無論いけない。さらにいけないのは、
薬物に依存する事で豊かな才能を潰してしまうことだ。この音を聴いてみて」

…という、リハビリ施設さんのメッセージの独自解釈だ。皆さんは本気なのだ。


麻薬に気軽に手を出す風潮。顔(かんばせば)もうそれだけで…Ah…ピ~ッ! ☆
5月30日は十八代中村勘三郎丈の誕生日で目出度い。僕が約十年前に研修と音響操作
で参加した歌舞伎一座の主宰者が初対面した日、「勘九郎は天才だ!」と言ったが、
彼がどのように天才か、はては天才なのか、僕には判らない。ただ舞台に出ただけ
でパーッと明るくなる愛嬌のような物をお持ちだと思う。加えて平成中村座など
思い描いた夢を実現させる機動力をもった方だとも思う。文芸春秋に掲載された
「闘病記~回復噺」を読んだが何だかパッとしない内容だった。京都・北野天満宮に
平成中村座を運んで、因んだ「菅原伝授手習鑑」をかけたいと鼻息を荒くするのが
「相変わらずだ」と思った。兄貴分の片岡仁左衛門丈から声かけてあげて欲しいのは
「先輩役者陣とがっぷり組んで芝居をしてはどうか」ということ。逆に僕の関心は
子息の新・勘九郎丈に移っている。彼は膝を悪くするという致命症から見事、回復
して、父が大きくした名跡を継ぎ、男の子にも恵まれ、とても張り切ってるだろう。
大先輩・松嶋屋が大病を克服して更なる大輪の華を咲かせているのに方向性を
同じくして勘九郎丈は成長していくと感じるが、勘三郎丈は病み上がりの体を
引きずって活動していくかのような悲壮感すら感じるのだ。勘繰り杉王丸の僕☆
Mr.Children公演の千秋楽ナゴヤドームが沸く6月6日は佐野元春&COYOTE BANDが
Zepp Nagoyaで湧かすという話題は「ロックロックこんばんは」で既報だが、更なる朗報。
当夜、同じく名古屋のライブハウス得三で、遠藤ミチロウさんが演ると知ったのだ。
得三http://www.tokuzo.com/2012/06/index.html

遠藤ミチロウさんといえば、桜井和寿さんが大阪公演5月9日に、新作ベストに
ちなむ話題で精子について触れた時、観客のツッコミに対して挙げた御方の事で


「爆弾発言」

だったことは記憶に新しい。報道には載らなかったと思うが。載せる訳、無いし。

ミチロウさんと元春さんとミスチルが名古屋の夜で鳴らす6月6日、ボクは夜勤☆
http://www.youtube.com/watch?v=HU3jrBVUA5M&feature=related遠藤ミチロウ(5年前)

ロックロックこんばんはhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=1846609121&owner_id=18802960
遠藤ミス遅漏にビックリhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=1844001858&owner_id=18802960
NIGO(R)×市川亀治郎 歌舞伎の魅力、和のたしなみを語る
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2029295&media_id=110

郵便受けでコトンと音がすると、歌舞伎会の冊子「ほうおう」の到着で、ご機嫌だ。
巻頭は市川亀治郎(改め四代目市川猿之助)のインタビューで、端正な記事内容。
テレビでの番組盛り上げをも狙うかの押しの強さは無く、つとめて謙遜な思いを
語っている。矢張り、襲名を自分からしたい訳で無く、継ぐからには名跡を大きく
したいと意気込む。襲名興行の煩わしさが本音の様で、大人として向き合う覚悟か。

「三代目猿之助の精神は目指すが」、とあるのは、後進育成まではしないよという
個人主義的な匂いも感じる。また「(叔父を)越えられない」として「芸は、越える
ものでは無く厚みを増すもの」とした上で「厚みを加えられれば」と結ぶので、
猿之助の名跡になのか、自身の芸になのか定かで無いが、謙遜した物言いから
すると、「猿之助の名跡」に厚みを加味したいのだと思う。もちろん、芸も、だが。

披露演目の「黒塚」を「いずれは海外でも上演したい作品」と言ったのを不遜に
感じた。思い上がってると思うのは、自分から海外に出たいという願望について。

歌舞伎役者は、中村勘三郎さんを除き、海外上演を自ら希望し、果ては企画実現
のために自ら行動する人が居るのだろうかという僕の疑問から来ているのだ。

歌舞伎が海外を圧巻する芸術と僕は信じている。しかし、乞われて出向くのが
河原乞食と蔑視されるのを斜めに見透かした歌舞伎役者の佇まいだと、思う☆
長渕剛さんがa.p.bank fesに参加するやもの憶測が飛び交うのは、長渕剛さんの
ライブに小林武史さんが来ていたとの目撃談があったゆえ。関係者公演に丁寧に
顔を出すプロデューサーの好演。実現なら、公園のベンチで二人、弾き語る様にね。
http://www.youtube.com/watch?v=SJkyG3Muyrw&feature=fvwrel

桜井さんは高校の時に「乾杯」を熱唱したそうだが、僕は中学2年の卒業式答辞で
「乾杯」の詩を諸先輩方に詠みかけた。同じ世代だから、長渕さんも、通るよね~☆