NIGO(R)×市川亀治郎 歌舞伎の魅力、和のたしなみを語る
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郵便受けでコトンと音がすると、歌舞伎会の冊子「ほうおう」の到着で、ご機嫌だ。
巻頭は市川亀治郎(改め四代目市川猿之助)のインタビューで、端正な記事内容。
テレビでの番組盛り上げをも狙うかの押しの強さは無く、つとめて謙遜な思いを
語っている。矢張り、襲名を自分からしたい訳で無く、継ぐからには名跡を大きく
したいと意気込む。襲名興行の煩わしさが本音の様で、大人として向き合う覚悟か。

「三代目猿之助の精神は目指すが」、とあるのは、後進育成まではしないよという
個人主義的な匂いも感じる。また「(叔父を)越えられない」として「芸は、越える
ものでは無く厚みを増すもの」とした上で「厚みを加えられれば」と結ぶので、
猿之助の名跡になのか、自身の芸になのか定かで無いが、謙遜した物言いから
すると、「猿之助の名跡」に厚みを加味したいのだと思う。もちろん、芸も、だが。

披露演目の「黒塚」を「いずれは海外でも上演したい作品」と言ったのを不遜に
感じた。思い上がってると思うのは、自分から海外に出たいという願望について。

歌舞伎役者は、中村勘三郎さんを除き、海外上演を自ら希望し、果ては企画実現
のために自ら行動する人が居るのだろうかという僕の疑問から来ているのだ。

歌舞伎が海外を圧巻する芸術と僕は信じている。しかし、乞われて出向くのが
河原乞食と蔑視されるのを斜めに見透かした歌舞伎役者の佇まいだと、思う☆