染五郎の復帰は年末か 10、11月公演休演
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梅が良し、松竹が悪しでは「悪し良し」で松竹梅の本末転倒はコノ事だと思う。
休演月の中村梅玉丈に救援を要請して急場をしのぎ、七世松本幸四郎追遠の
意味合いを疎かにする松竹の制作部門は「畜生並み」と苦言を呈する他、無い。

七世を追遠するのだから、七世より枝分かれする「三家」の頭領が主役を張れ。
尾上松緑丈が御所五郎蔵を勤め、星影土右衛門を中村歌六丈に頑張って頂く
のが、良策だ。御所五郎蔵は勘太郎が襲名で演り、仁左衛門丈が指導したから、
今回は菊五郎が指導する松緑初役の五郎蔵を見物に披露すべきと、僕は思う。

昼の部の源義経をも坂田藤十郎丈が演ってくれる事に、僕は大いに感動した。
何より、松本幸四郎丈が先輩・山城屋に、頭が下がる思いで一杯だと僕は思う。
自身が弁慶を勤める勧進帳で孫の金太郎に太刀持に出すのは、学校ハネての
方策だろうが、自分の弁慶の背中を孫に見せる格好で、この際、学校を休ませ
せめて昼の勧進帳は黒子を着せて舞台下手袖に座らせ、自身の富樫の背中を
見せつつ、「藤十郎のおじさまの義経を、よく見ておくんだよ」と、促すべきだ。

梅玉丈の大車輪は今回の追遠とは違うので、国姓爺に追記をすると、染五郎が
「甘輝」で空けた穴は、ニンにある歌六丈が替り、空く格好になる「老一官」には
市蔵丈が登壇すれば良い。「片市っあん」の老け役を、さらに磨きあげるべきだ。

昨年末の「七世松本幸四郎襲名百年 日生劇場 十二月歌舞伎公演」を練り上げる
発想に至らない、または至っても役者を動かせない松竹は、「畜生並み」である☆

【報道は以下の通り】
舞台から転落して右側頭部と右半身の打撲で入院中の市川染五郎(39)が10月の東京・新橋演舞場公演、11月の国立劇場公演を休演することが3日、発表された。またこの日、染五郎は集中治療室(ICU)から一般病棟に移った。8月27日に救急搬送後、検査を重ね、経過観察を行った。脳挫傷、脊髄(せきずい)損傷もなく、骨折した右手首の手術も30日に終えた。9月の新橋演舞場公演を休み、治療に専念しているが、医師と相談の結果、全治までしばらくの期間が必要と判断した。全治までリハビリを含め3カ月はかかるという。
 10月演舞場「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」の甘輝は中村梅玉、「勧進帳」の義経は坂田藤十郎、「御所五郎蔵」の五郎蔵は梅玉に配役変更。11月国立劇場「浮世柄比翼稲妻」の権八役の新配役は近く決まる。9月26日の舞踊藤間会、10月28日の舞台「渋谷金王丸伝説」も休演する。今年末から来年にかけて収録開始予定のNHK大河ドラマ「八重の桜」で復帰の可能性が高そうだ。
演劇・映画専門の図書館、松竹大谷図書館が支援プロジェクト開始
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2141816&media_id=96

仁左衛門襲名より観始めた松竹歌舞伎を、「録り年(酉年)性分」から映像収集
した僕の「赤い部(アーカイブ)」は歌舞伎チャンネルまで触手は及び、今や膨大
な量となり大須の実家に置き去り状態だ。何とか里子に出したいと切望する。
守田座座主の筆頭番頭、坂東弥五郎として、棚卸しせねばと張り切りはするが。

歌舞伎座近所の松竹大谷図書館に僕は何度か行ったことがある。残念なのは、
歌舞伎の台本を見せてくれるのはいいが、当月に上演中の演目の使用台本は
見せてはくれないことだ。昼の部ハネて図書館で「あすこの台詞は…」という
愉しみができない。支援を切望するとの窮状だが、僕は温かく見守るのみだ。

その点、敬愛する長谷川栄胤社長率いる御園座は、とても太っ腹である図書館
「御園座演劇図書館」を抱える。広く一般に無料開放し、貴重な資料ゆえ当然に、
募った有料会員には館外貸出までの門戸を開ける。歌舞伎公演に併せ年二回
「演劇図書館講座」と銘打ち、歌舞伎役者の談話会まで催してくれる。尊敬する
安田文吉・南山大学教授が仕切る歌舞伎談話は実に質が高く、僕は潜り込む。

太っ腹の一点は、当月上演中の台本を見せてくれること。しかも印刷台本に
書き加えられた又は削られた箇所まで赤裸々に書き連ねた「ライブ台本」を
見せてくれるのだ。国営の国立劇場の図書館は当月台本が見られるが当然に
印刷台本のみで、これは劇場で売ってる物と同じで、御園座の凄さが知れる。

2008年4月、高麗屋親子が看板を張った四月大歌舞伎を御園座で観る際に、
僕は愉しみを増そうと、市川染五郎丈が主役を張る「源太勘当」を図書館で
当月上演台本を読みながら、中村梅玉丈が手掛けた公演の録音音源を聴き
ながら台詞を目で追っていた。そんな僕の背後で浴衣姿で読み耽ってたは…


そうです、現在・治療療養中の市川染五郎丈です。


染高麗は御園座出演中の出番の合間を縫って、御園座演劇図書館で歌舞伎の
資料で勉強をしていた。僕は歌舞伎に対する彼の真摯な姿勢を知り、嬉しい。


奇しくも、梅玉丈は染五郎丈の代役として現在、秀山祭で「寺子屋」の源蔵を
「加役」したのに加え、十月公演で「国性爺合戦」の甘輝と、「曽我綉侠御所染」で
主役の御所五郎蔵まで「取って代わる」大車輪を魅せてくれる。偉いぞ高砂屋。


中村梅玉丈が松本幸四郎丈の実弟だったら「おさまり具合が良い」と僕は思う☆
市川染五郎、転落事故の背景に「複雑な親族事情が?」の声
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2138313&media_id=125

染五郎丈の報道と入れ違いに届いた、歌舞伎会冊子「ほうおう」の巻頭記事は
叔父・中村吉右衛門丈の九月秀山祭への意気込みを伝えるもので、当然の如く
事故以前に語った内容だが甥・染五郎への期待も厚く、ゴシップ死の悪意充満
の愚報道への悪感情が一蹴された。吉右衛門丈の大きさ、優しさに、癒された。

昼の「寺子屋」を「播磨屋・高麗屋で大事な芝居」と両家を立てて前置きした上、
初代・吉右衛門の源蔵を「若さがあり松王丸と対等にぶつかる」役柄として、
甥っ子を抜擢してあげた若輩者としてでは無く、「遠慮なくぶつかります」と
イチ歌舞伎役者として認めている態度を見せている。初代の魂を受け継ごう
とする若い役者にどんどん門戸を開こうとする、一門を率いる頭領の格だ。

また自身が看板を張る「河内山」は、七月に染五郎が初役で勤めた際の指導を
引き受けた事を明かし、また自身が手本にする役者を実父・松本白鸚、つまり
高麗屋の型を踏襲すると踏まえ、「甥の手前、緩急自在な台詞術を見せねば」
と、指導しただけでなく自身の実演、背中を見て学び取って欲しい、と語る。

さらに夜の部で、一門で座を張るなら「奇しくも代役で登壇した」中村歌六丈
の力強さで配役されるに当然だっただろう「時今也桔梗旗揚」にて、これまた
自身の光秀に拮抗する相手役の小田春永を染五郎に振っている。これに際し
「染五郎には、史実にも残るような織田信長像を歌舞伎で演ってもらいたい。
高麗屋の突っ込んだ芝居を覚えてもらえたらと思う」と、期待を掛けている。

「歌舞伎で、史実にも残るような」と強調するのは、僕の推測だが、染五郎丈に
歌舞伎若手を引っ張る牽引役者として甥に期待する思いだと思う。「信長」と
言えば、某・海老★とかいう人が、「荒くれ暴君」のマンガチックな「信長像」を
新作なり新歌舞伎なり挙句は「馬盥」で演り散らしている暴挙を清算すべく、
「歌舞伎の織田信長を歌舞伎として市川染五郎に演ってもらいたい」のだろう。

振り返ると、中村吉右衛門丈は、播磨屋のみにあらず、生家・高麗屋にまで
思いを掛け、「ラ・マンチャの男」など我が道を行く実兄が背負う物を鑑み、
両家の歌舞伎を引っ張るのは自分で、その為には生家の甥の協力が必要と

歌舞伎全体を大きく背負っていこうとの気概を持っているのだと僕は思う☆

 【参考】NEWSポストセブンの愚報は以下の通り。


歌舞伎俳優の市川染五郎(39才)が8月27日、国立劇場で行われた父・松本幸四郎(70才)の古希を記念した舞踊公演の最中に、舞台のセリから3m下の奈落に落下。救急車で都内の病院に搬送された。右側頭部を打つ脳挫傷とみられ、意識はあるものの、体を動かすことができない状態だった。

 当日の染五郎は別件を終えてすぐに公演という慌ただしい一日だった。


「午後1時半ぐらいから公演直前まで、新橋演舞場の9月公演の稽古をしていたんです。この公演では菅原伝授手習鑑『寺子屋』の中の松王丸を演じる予定だったんですが…」(歌舞伎関係者)


 この松王丸役は、通例でいえば座頭格が演じる大役だ。


「誰もが叔父である中村吉右衛門さん(65才)が演じると思っていましたから、大抜擢でした。それだけに、染五郎さんは大変なプレッシャーを感じていたようです」(前出・歌舞伎関係者)


 大役を果たすために昼間は厳しい稽古、そして夜は別の公演だが、歌舞伎関係者からは、この“掛け持ち”に驚きの声が上がっている。


「あの稽古後に本番の舞台なんて信じられません。そんな無茶なスケジュールだったんですね」(別の歌舞伎関係者)


 しかし、染五郎には“掛け持ち”しなければならない理由があった…。吉右衛門には4人の娘がいるが、男の子はひとりもおらず、彼の役は染五郎が受け継がなくてはならないのだ。


「吉右衛門さんは、“自分の芸はすべて甥っ子である染五郎に伝授しよう”という覚悟で、松王丸も、自身が直接教えていました」(別の歌舞伎関係者)


 偉大な叔父からの稽古、嬉しくないわけはない。だが、染五郎の父はいわずと知れた幸四郎。しかも、稽古の後の公演は父の古希を祝う公演だけに、どちらも断るなんてことはできなかったのだろう。


「幸四郎さんと吉右衛門さんは、めったに一緒の舞台に立つことがないほど兄弟不仲といわれています。そんな複雑な事情も染五郎さんを悩ませていたんでしょうね」(前出・歌舞伎関係者)


染五郎、会話できる…父・幸四郎「ほっとした」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2135627&media_id=42

市川染五郎丈がセリから奈落へ転落した事故は、本人の稽古不足と揶揄され
残念だが、染高麗は「奈落歌舞伎」の経験者として、この怪我で「自らの血潮」を
奈落に「染み込ませた」気迫で、今後は奈落での芝居を練り上げて欲しく思う。

染五郎丈は父君・松本幸四郎丈と、江戸の歌舞伎役者の中村仲蔵を描いた芝居
「夢の仲蔵千本桜」で、まさしく奈落をセットで組んだ舞台で、親子熱演をした。

今は謹んで一刻も早くの回復に努めて欲しいが、「仲蔵」の芝居を、練り上げろ☆
http://www.youtube.com/watch?v=uiut8zw05a8
染五郎、首固定も…話はできる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2135535&media_id=8

スポーツ紙の芸能ゴシップは悪意を充満させる事があると怒り心頭になった。
息子を案じて動転ぐらい御容赦の父君を上げ連ね、人様から届いた見舞い花
まで、贈り主を立て札まで盗み見して書くな。こんな処で猿之助丈を出すな。
突然の事故で現場対応は大変なのに、ご贔屓とはいえ勘違いして足を運んだ
方のご苦労まで、わざわざ取り沙汰するな。僕もそうだが、素直に回復を祈れ☆
http://www.youtube.com/watch?v=NWauuKiTJCY

日刊スポーツの記事2本は以下の通り

27日に国立劇場の舞台セリから3メートル下に転落した歌舞伎俳優市川染五郎
が右側頭部および右半身の打撲と診断されたことが28日、分かった。
 染五郎は都内の大学病院で絶対安静の状態で検査、治療を受けている。首を
固定して体も動かせないが、意識はしっかりしており話はできるという。園子
夫人が付き添っている。自宅で待機する幸四郎宅には取材陣が詰め掛けた、
幸四郎は姿をみせず、市川猿翁から見舞い花が届いた。この日は染五郎が家元
を務める日舞松本流の舞踊公演が昼夜あり、幸四郎、染五郎、姉の松本紀保、
妹の松たか子ら幸四郎一家が総出演の予定だったが、公演は延期となった。

歌舞伎俳優市川染五郎の舞台転落事故を受け28日、国立劇場で行われる予定
だった舞踊会「第十会松鸚会」が延期になった。27日深夜に延期が決まったが
劇場前には決定を知らずに足を運んだ客らが次々と訪れた。~(中略)~
事故直後は代役を立てて舞台を行うとしていたが、その後延期が決まった。
観客のほとんどは松本流のお弟子さんや関係者であるため、幸四郎事務所が
電話連絡で延期と今後の対応を報告するという。
 この日来場した人の中には「代役で行われると聞いたので来た」と戸惑う人
も。2時間かけて来たとの人もおり「早く回復してほしい」と心配そうだった。