七人の弁士・前篇 | 活動弁士は七変化

活動弁士は七変化

映画はかつて無声で、生の語りで説明者がいたのです!

朝8時に三朝を出発して
米子のガイナックスシアターへ。
何せ10時30分開場
11時開演で、
終演は16時という長丁場の公演…

どう考えても無謀なタイムスケジュール…
50分バージョンはめってに上映機会はなく
初めてのメンバーも居れば、
七人でリレー活弁なんて
プロの弁士だって近年になってからは、
やった形跡などない試み。

七人で顔を合わせて稽古したこともなく、
ゲネプロも時間を取ってない…
仕込みの段取りもヒヤヒヤもので、
私は『あと○○分で開場!!!』と
怒鳴りっぱなし…

仕込みも終わらず場当たりもやらないうちに
『衣装に着替ようかなぁ…』
と言うメンバーに、
『開場してからでも着替えは出来る!!!』
と激を飛ばし、
何とかランスルーのようなもの終了。

他にも『えええ』はいろいろあったけど、
きりがないので割愛。(笑)
飛び入りゲストどころか、
いつの間にか完全専任スタッフに就任していた
斎藤なのでありました。( ̄▽ ̄;)

開場したはいいけれど、
お客様がさっぱり…
店内を(ガイナックスシアターはイオンモールの中にあるのです)チラシを持ってアナウンス。



昨日は仕事の為に稽古に参加出来なかった、
弁士のこうめさん♪
客寄せも上手だが、
弁士三年目にしてかなりの腕前。



もともとはキーボード奏者もこなす芸術肌。
才能がある人って年数じゃないよね。
最初にお稽古見たときから伸びると思っていたけど、
ここまでとは畏れ入った!!

開場した時は殆んど居なかったお客様が、
開演前には用意した椅子が無くなる盛況ぶり。

胸を撫で下ろして、
まずは三朝町郷土芸能振興会さんが、
『三朝小唄』『三朝慕情』の踊りを披露。

いよいよ『三朝小唄』50分バージョンが
始まるのでありました♪


~つづく~