空飛ぶ車? 年寄りだって自由に飛びたい!
4月1日から、市内を走っている循環バス6系統のうち、3系統がなくなった。残りの3系統のうち1つは観光客向けのバスなので、地元民で積極的に利用している人は、ほぼいない。実質2系統で本数も通勤時間帯のみ1時間に2本、他は1時間に1本あるかないかだ。通勤の際に、余裕を持って家を出ようとすると、30分単位で早めないといけないので、待ち時間がとても長い。到着時刻も10分遅れるのはあたりまえ、下手をすると、5分も早く通り過ぎたりする(バス停の時刻表と運転手さんが持っている時刻表の到着時刻が違っていることがわかった)。周りに木もないし、夏の炎天下で待たされたら、大ごとだ。それでも誰も文句を言わず、多くの人は自家用車で送り迎えをしてもらい、体力のある人は雨にも負けず風にも負けず、自転車で駅を目指す。「バスがあるだけ幸せだよ」と会社の同僚に言われた。乗客が増えれば廃止せずに済むのだろうが、便利さを考えて自家用車かバスか迷ったあげく、総合的に見て、自家用車に軍配が上がってしまった。どんどんバス利用者が減り、利用者が少ないのだから、バスもいらないだろう、ということで残業規制もあって、バスも減っていく。だから、70を過ぎても買い物に行くには運転せざるを得ない。地方はどこもこんなものなのだろうか。あるYouTube番組で、「東京が特殊なのだ。地方も同じと考えるから、おかしなことになる。地方が圧倒的に多いのに東京しか見ていない」と聞いた。いいことと言えば、Suicaが使えるようになったことと、送り迎えをしてもらうためにはとりあえず仲直りしておかないといけないこと(家庭内平和)、くらいだろうか。 それでも乗り合いタクシーというものができたので、スーパーや役所や病院へ行く手段は残された。と思っていたら、先日病院で一緒になった92歳のおじいさんによると、「乗り合いタクシーは時間が決まってないので、こないだなんか、外で2時間も待たされた、5~6人しか乗れないから、どうにもなんねえ。俺はボンベ(酸素ボンベ)が必要だから、5時間しかもたねえのに。ほんと困るよ。前のほうがよかった」ということだった。いずれどこかに納まるのだろうが。 空飛ぶ車もよいが、老人が普通に外を出歩けるような乗り物を作ってはくれないだろうか。道路が悪いんだ、という理屈になるのかもしれないが。