日本の景気って、どうなん?
おはようございます、あるいは、こんにちはこんばんは。
今日も何とかブログを書こうと立ち上がったお弁慶です。
昨日、景気(けいき)って何だろう?というお話をしました。
景気(けいき)は、体調みたいなもの。
良いときもあれば、悪いときもあるよね。という感じ。
じゃあ、この景気はどうやって良いか悪いか判断するのでしょう。
例えば、人間の体調で考えてみると・・・
熱があるのかないのか、咳はでるのか、頭痛がするかなどなど。
では、国の体調(景気)を判断する目安はというと~
1.国内総生産(GDP)
2.経済成長率
3.景気動向指数
4.日銀短観(たんかん)
5.マネーストック
6.物価指数
わお、なんかこれを読むだけで頭痛がしてきそう。笑
大丈夫です。ゆっくり学んでいきましょう。
こんな言葉を使ってお金の話ができたら、めちゃくちゃかっこいい!
ではでは、今日は、前半3つについてお話しましょう。
まず、国内総生産(GDP)
読んでそのままの意味です。
「国内」・・・日本国内で
「総」・・・・すべてのもの
「生産」・・・生み出された
ニホンコクナイデ、スベテノモノ、ウミダサレタ・・・?笑
なにやら意味不明になっていますが、
日本国内で生み出されたすべてのもの=国内総生産
ざっくり言うと、日本人がどのくらいのお金を頑張って稼いだか。
年間4回、内閣府というところが発表をしています。
意外と、ひんぱんに発表しているんですね。
「日本国内で」とあるので、でっかい企業が海外に工場をつくって、そこでつくられたもので稼いでも、これには当てはまりません。
確かに、この国内総生産が高ければ、調子(景気)がいい!と言えそうですね。
次に、経済成長率(けいざいせいちょうりつ)
これも、漢字で読むと分かりやすいですね。
「経済が」「成長した」「率」
1年間でどのくらい経済が成長したのか。
どのくらい稼げるようになったのか。
去年と今年を比べて、どのくらい成長したのかをみます。
下のグラフは、日本の経済成長率をあらわしたものです。
(社会実情データ図録より引用)
下がり続けていることが分かりますね。
最後に、景気動向指数(けいきどうこうしすう)です。
これは、内閣府が毎月発表しているようです。
あれ?さて、問題です。
内閣府が年に4回発表しているのは、何だったでしょうか。
正解は、きゅーっとさかのぼって見てみてくださいね。
この指数は、なかなか面白いです(個人的に)
まず、3種類に分けることができます。
・先行(せんこう)指数
・一致(いっち)指数
・遅行(ちこう)指数
で、ちがいは何かっていうと、
・先に変化する数
・ぴったり同じタイミングで変化する数
・遅れて変化する数
どういうことか、あとちょっとお話しますね。
例えば、
・新規求人数が増える。
↓(たくさんの人が働くから)
・工場で生産しているモノが増える。
↓(モノがたくさんつくられるから)
・たくさんのモノが売れる。
こんな感じで【物語】があるわけです。景気をあらわす。
だから、景気「動向(どうこう)」指数っていうんですね。
先行指数には、「求人(きゅうじん)」「新しく建てる住宅」「機械の注文」などの指標が使われます。
一致指数には、「鉱工業生産でのモノづくり」など。
遅行指数には、「税金で集めるお金の金額」「仕事がなくなった人の率」などが、使われます。
これら3つは、【物語】になっていて、必ずつながりがあります。
だから、お金の話って面白いんですね。
ひとつの数字が、ほかの数字と影響し合っているんです。
さて、今日は、景気(国の体調)をあらわす言葉についてお話ししました。
それでは、今日も素敵な1日を~♪

