夢記録 〜神の手〜 | 永遠のホリデー(^O^)/

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心理・精神(スピリチュアル)に関しての考察コラム
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4人の登場人物がいます

若い男性の主人公
その友人の男性
巨大デパートのオーナーの中年男性
その娘さん

全員がある時、急に特殊能力を得ます

主人公は「ゲームの世界へ入る能力」
巨大デパートのオーナーの中年男性は「全てを意図通りに変容させる能力」
もう2人のは忘れました(笑)

主人公は当初無意識にゲームの世界へ入ってしまうのですが
現実とよく似た世界で何かがおかしいと気づきます。
どうにも嫌になり、「ゲームやめた!」と宣言して
ゲーム内の仮想マネーをその場にブチまけます。
しかし、ゲームは一向に終了する気配がない・・・

こりゃおかしいぞ?と思い、自分の居る場所の端っこまでいくと
まるでボードゲームの駒のように、自分が大きな高いテーブルの上に居ることが解りました。

テーブルのはるか下には、大きな人間の絵が描かれた床が見えます。
「ここを飛び降りるしかない」
そう直感しますが、飛び降りれば確実に「死」にます。

高所特有の、下半身がゾワゾワする感じがして尻込みしますが
意を決して飛び降りました。

みるみる床が近づくにつれ・・・
そこに描かれている「人間の絵」が「うつぶせに倒れている自分自身」だという事に気がつきます。

自分が自分に激突する・・・・・寸前
「倒れている本体の自分」の視点で目を覚まします。

====

巨大デパートのオーナー
彼には不自由してるものは一切ありません。

ところが、ある日
彼の娘が特殊能力に目覚め、大変なことに巻き込まれてしまいます。

哀れな娘を嘆いた彼は、どうにかしてやりたいと思います。
すると、彼自身にも特殊能力が目覚めます。

「右手の指をある一定の法則で動かすと、意識する対象が全て思い通りに変容する」という
超万能、チートかというレベルの特殊能力でした。

喜んだ彼は早速娘に向かって「神の手」を使い
特殊能力を持っていたことを忘れさせます。

娘は一瞬で普通の人にもどり彼はホッとしますが
「神の手」の能力は継続し、失われませんでした。

聡明な彼は、それがいかに万能で危険な能力か知っていましたが
好奇心に勝てず、腹のたつクレーマー客への対応時など(すごく現実的)
色々な場面で「神の手」を使うようになります。

しかし「神の手」には思わぬ副作用がありました。
神の手を使うごとに彼の持ち物や知ってる物が「反転していく」のです。
反転するのは上下左右・裏表・過去未来・・・様々な要素。

たとえばカップの柄が左右反転する、などは生易しい変化ですが
最新機だったはずのスマホがカビの生えたパカパカ携帯に変化したり
行きつけの古き良き喫茶店が、流行りのチェーン展開のカフェになったり・・・

興味深いのは、「神の手」によって変化するものは姿形だけでなく
「そもそも、そういう物であった」と人々の認識までもが変化すること。

「お前など存在しない」と相手を消し去れば
その人を知っていた人の記憶からも完全に消去され
世界中が「その人が存在せず成り立ってきた世界」へと変貌するのです。
そして、彼に関係する何かが「反転する」。

バタフライエフェクト効果で、「神の手」を使ったあらゆる変化が
彼の現実を脅かしはじめます。

変化させた物は、グッと絵をなぞるように撫でると
水彩画をこするように歪み、元に戻るのですが・・・
神の手の影響力は余りにも早く、彼が1個1個の変化を元に戻すスピードでは到底追いつけません。

世界はもはや、彼が元々いた世界によく似ている
全く違う世界になり果てていました。

それがとても不安で、恐ろしくて、さみしくて
彼は「世界」に「神の手」を使います。

すべて元通りになりますように。

かくして世界は彼が「神の手」を手に入れた瞬間まで巻き戻りました。
彼は最後に、当初願っていた「娘の特殊能力」を再度消去し
「神の手を使う指使い」を自分の頭から消去しました。


いつも応援嬉しいわぁぁ\(^o^)/手手