事務の仕事 | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。

採用トラブルの代表例として、仕事内容があらかじめ聞いていた内容と異なる、というものがあります。派遣などの場合は、仕事の範囲内かどうかは法的効果に直結することもあるので、大切な問題です。
特に、求人票などではたんに「事務職」としか書いていない場合などは、一体どこまでが業務範囲なのかわかりづらい。

一般的に、事務職は、書類の作成・整理、データ入力、電話・来客応対などの業務全般の仕事をすることが多い。

しかし、専門分化した現在では、事務の内容といっても一言では決まりません。
OA事務であれば、受付や来客対応は含まれないこともあるでしょう。来客が多い部署であれば、パソコン入力が仕事なのか、来客対応が中心なのか、かなり差が出てきます。

学校事務、医療事務など、職種によって大きく異なる仕事です。

同じ会社の中でも、経理、人事、営業、OAなどでかなり事務内容は異なります。

「事務だから何でもあり」という人もいますが、採用トラブルにつながりうる問題です。具体的に求人票に仕事内容を書くべきですし、採用面接などでも双方が仕事内容を確認することは極めて重要です。