弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
労災保険は、労働者が仕事でケガや病気をしたときの補償です。
そのため、労働者しか労災保険に加入できないと誤解している方が多い。
ところが、労災保険には特別加入という制度があります。
中小事業主、農家、一人親方、海外に派遣させる場合、などなどで使えます。
そして、今年の4月1日から、芸能関係者なども労災保険に特別加入できるようになりました。
具体的には、
・ 芸能関係作業従事者
たとえば、俳優、スタント、撮影、照明、音響、大道具製作などです。
演出のためにケガをしやすい職種の人達です。
・ アニメーション制作作業従事者
たとえば、絵コンテ、作画、などを担当する人達です。
目を悪くしやすいし、PCを使うことで手首や肩に負担もかかるでしょう。
・ 柔道整復師
・ 創業支援等措置に基づき事業を行う方
弁護士が相談していると、大工さんとか一人親方で労災に加入していなかったために、大ケガをしても補償がないなんてことがあります。
保険は大事にしたいです。