弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
写真は、兵庫にある大仏です。
人を見て法を説け、とはお釈迦様の偉い教えです。
その意味は、人に何かを説明するときは相手の性格などを考慮して適切な言い方をすることが必要だということです。
その意味は、人に何かを説明するときは相手の性格などを考慮して適切な言い方をすることが必要だということです。
これは、弁護士が主張する裁判書面にも当てはまります。
Aさんの法律相談でのこと。
Aさんは、Bさんから民事調停を申し立てられました。
Bさんには弁護士がついていました。
Aさんは、弁護士をつけず、本人で対応していました。
4、5回調停期日を重ねた後、Aさんも対応できなくなって、私のところに相談に来られました。
相手の弁護士の書面を見てびっくり。
専門用語、法律用語、難解な言葉がビッシリ埋まっていました。
専門用語、法律用語、難解な言葉がビッシリ埋まっていました。
理解困難です。
調停はお互いの話し合いをするための手続です。
法律の専門家である裁判官に説明する訴訟とは違います。
法律の専門家である裁判官に説明する訴訟とは違います。
法律の素人を相手に難解な主張をしたところで、話し合いは進みません。
訴訟では弁護士の言い方は個性が出ます。
好戦的な人、挑発的な人、温和な人、学術的な人…
しかし、とくに調停で弁護士にとって一番大切なのは、相手にあわせた適切な言い回しです。