起立性調節障害(OD)講演会 / 薬の回収について思うこと | まつかぜブログ ~子供が起立性調節障害です 時に医療者視点~

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定期的に香川県内でOD交流会を開催します
 https://ameblo.jp/od-kagawa

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台風や大雨による風水害などの被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。
 
10月10日に、北海道で田中大介先生が起立性調節障害(OD)の講演会をされたと知人から聞きました。
おめでとうございます。

大介先生の情熱には毎回頭が下がります。
私が知ってる中では、大介先生が講演会をされたのは、
東京都、さいたま市(埼玉親の会)、神戸市(ピアネットアリス)、
鹿児島市(鹿児島親の会)、福岡市、岡山市、仙台市です。
今回は日本の一番北での講演会なんですね。
北海道での講演会に参加された方も、お疲れ様でした。
OD専門医は全国的に少ないですし、ODについて学べる講演会はとても貴重です。
 
OD専門医が少ない反面、
我こそOD専門!などとと謳い、自画自賛する多種多様の業者が多いのが現状で、世はまさに玉石混合です。

こういう時代だからこそ、
OD専門医の講演会に参画し知識を得ることは重要です。

講演会といえば、
11月9日 (日) には、埼玉親の会に
OD専門医の呉 宗憲先生が来られて
ODの講演会をされるそうです。
 
 
参加人数に限りがあるようですので、参加される方は、早めの申し込みがいいかもしれません。
 

ところで、
先月~今月に、胃腸の潰瘍の治療薬がクラス1の自主回収となりましたね。
<治療薬名>
先発薬 : ザンタック錠
後発薬(ジェネリック) : ラニチジン錠
 
ODのお子さんは飲んでないかもしれませんが、
ひょっとするとご両親が胃痛などがあって飲まれている方もおられるかもしれません。
処方を受けた方は、病院や薬局などからザンタック錠の回収のお知らせを受けたと思います。
今回、ザンタック錠の中に発ガン性物質が検出されたとのことで回収になりましたが
回収するにあたり処方した施設(病院や薬局)が関わってくれることがありがたいと思います。製薬会社による補償もあります。
 
今回のように、病院等の処方により治療薬を持っていた方はいいのですが
民間治療、代替医療のマッサージ等の専門家ではない業者から
サプリメントや漢方等を購入した場合、その治療薬の安全性については不明であるし、万が一、欠陥が見つかったとしても患者サイドには連絡が来ないだろうし、補償もないでしょうね。
しかも、保険は使えなくて全額自己負担ですしね。
 
やはり内服薬は、保険が使える正当なルートの病院等から入手するのが安全だなと、
今回のザンタック錠の回収の案件から、そんなことを思いました。
 

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/10/09/12.html

より、クラス回収定義

回収に当たっては、回収される製品によりもたらされる健康への危険性の程度により、以下のとおり3つに分類される。

  • クラス1
    その製品の使用等が、重篤な健康被害又は死亡の原因となり得る状況をいう。
  • クラス2
    その製品の使用等が、一時的な若しくは医学的に治癒可能な健康被害の原因となる可能性がある状況又はその製品の使用等による重篤な健康被害のおそれはまず考えられない状況をいう。
  • クラス3
    その製品の使用等が、健康被害の原因となるとはまず考えられない状況をいう。
 
ご参考になさってください。
 
 
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