大学病院の病棟で勤務していた頃
患者さんから、よく聞いたのが
先生(医師)にわからないことを質問しようかと思ったけど
聞けず(もしくは聞き忘れ)、
やっぱり、あとになって不安になった
まつかぜさん、先生に聞いてくれないというものです
病状については主治医から伝えるという決まりになっているので
担当医に説明を依頼していました
患者さんからは、医師に対する不満もよく聞きましたし
よく病気や治療について質問されました
やはり根底には不安があるのだと思います
それから、医師とのコミュニケーション不足による誤解も
けっこう多いなと思っていました
今は、私はODっ子を病院に連れて行くようになり
短い外来受診の時間で、いかに効率よく医師に症状を伝えるか
考えることも多くなりました
受け身でいるのではなく、こちらの工夫も必要だと思います
それから、ODは保護者と子供とを分けて診察というスタイルの医療機関も多いので、ODっ子にも医師への協力の仕方を伝えておくべきかもしれません
パーキンソン病の患者さん向けに定期的に冊子が発行されています
その冊子の中の特集で、自分達にも十分つかえる内容のものがあったので一部を紹介します
冊子マックス46号の特集は『こんなときどうする? 専門医とかかりつけ医、それぞれの上手な受診の仕方・進め方』です
特集のアドバイザーは、いわみざわ神経内科・内科クリニック院長
伊藤和則氏
画像の記事①番の、受診時は必ず本人・家族と診察室に入ることと
いうのは、スルーでお願いします
(一部の医療機関は、子供の診察と、親への説明は別です)
画像の記事⑥番の不随意運動はODに関係ありません
外来受診時、医師に遠慮せず薬が効かなければ
ズバリ効かないと言ったほうがいいんですね
不安に思っていること、困っていることがあったら
どんどん医師に言いましょう
また、「分からないことは分からないと正直に尋ねる勇気を持つことが必要」という記事、すごくオススメです
がん患者さんが対象になっていますが
ODにも十分おきかえられます
https://www.qlife.jp/square/healthcare/story63227.html
(記事より)
診断を受けた当初は『エビデンス』という医師が発した言葉の意味が分からず、そのまま気後れしてしまった轟さんでしたが、再度医師と向き合い、分からないことを正直に尋ねるようになった結果、当初の想像以上に医師は詳細な説明をしてくれることが分かったといいます。そこで具体的なリスクを知ったことで民間療法に目がいかなくなったそうです。
ボタンを押してくださると喜びます
全国のOD親の会を応援しています