食物アレルギー「遅延型」追記 | まつかぜブログ ~子供が起立性調節障害です 時に医療者視点~

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前回の記事に書いてある

遅延型食物アレルギー(フードアレルギー)について

詳しく知りたいと思われた方は

 

日本アレルギー学会専門医・指導医一覧(一般用)

(最新の認定指導医・専門医一覧が表示されます)

 

に、掲載されている医師に聞いてみてくださいね ブルー音符

 

 

 

鹿児島県・起立性調節障害親の会をされている

あいかさん

親の会に参加されたお母さんのナマの声を書いてくれているので

紹介します

長くなるので一部、省略しています

全文はこちらです

 

 

■遅延型アレルギー検査に注意 
遅延型アレルギーがODなどの体調不良の原因になると根拠のない情報を流し、
高い検査費用と食物制限をするよう勧める医師がいます。

遅延型アレルギーで出た結果をもとに食物制限することは子どもの命の危険もあると学会は発表しています。

3月に東京の昭和医科大学で開催された「起立性調節障害(OD)を皆で考える」の公開フオーラムに先立って行われた、第18回日本子ども健康科学会学術大会の会場で講演された日本アレルギー学会の先生も食物アレルギーの確定には負荷試験を行うと発言されていました。

遅延型アレルギーと診断されると、レベルの高く出た食物は制限されることになります。

その代わりとして数種類のサプリメントを勧められ、それが保険適用でない為、高額になります。

サプリメント代が月に数万円になり、子どもから「そんな余計なものにお金を使うな」と怒られたと親の会で話されたお母さんがありました。

子どもの側から見れば、今まで普通に食べていたものを食べてはいけないと言われ、自分の食べたいものを我慢することになります。

お菓子、ケーキ、ポテトチップ、ハンバーガー、子どもの好きな食べ物も我慢してサプリメントを飲む。

ただでさえODで自分のしたいことができない子どもたちの楽しみまで奪ってよいのでしょうか。

遅延型アレルギー、食事療法等、ODを治すとして、アレルギーが確定しているわけでもないのに、育ち盛りの子どもに食事制限をするということは問題があります。
 

 

 

学会は

IgG抗体検査結果を根拠として原因食品を診断し、

陽性の場合に食物除去を指導すると、

原因ではない食品まで除去となる

 

多品目に及ぶ場合は健康被害を招くおそれもある

表明しています

 

 

 

       http://www.jspaci.jp/modules/general/index.php?page=article&storyid=9

 

 

食事って楽しみの一つですよね

私などは、食べることしか楽しみが無いです汗

 

 

起立性調節障害の子供もそうだと思います

しんどい、つらい、不安な日々をおくる彼らの一番の楽しみは

食事ではないでしょうか

 

 

アレルギー専門医から特定の食品を除去するよう

指導を受けてないのであれば

子供が好きなものを、好きなだけ食べさせてあげてほしいです

(糖尿病や腎臓疾患などがあり、制限されているなら別です)

 

 

あいかさんが言われるように

ODで自分のしたいことができない子どもたちの楽しみを

奪っていいはずがないと思います

食べることは、楽しみや生きがいのうえで重要です

ぜひ、親子でおいしいもの、ODっ子の好物を食べてください

 

 

遅延型食物アレルギーと診断・治療されている方は

今一度、その治療が正しいのか考えてみてください

専門家の意見を聞いてみてください

 

 

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