根拠に基づく医療(EBM)と ニセ医学 | まつかぜブログ ~子供が起立性調節障害です 時に医療者視点~

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同じ思いでいる方、困っている方の参考になれば幸いです

定期的に香川県内でOD交流会を開催します
 https://ameblo.jp/od-kagawa

od.kagawaken☆gmail.comへご連絡ください
質問などもこちらへ
(☆を@に変更お願いします)

 

最近

病気の子供を持つ親の会に

親のフリをして 会にもぐりこみ

宗教の勧誘、物品の販売、

標準医療以外の宣伝

カウンセリング等の宣伝をする業者

が、いるそうです

 

 

(気が付いた会の主催者やメンバーは

やんわり断るんだそうです)

 

 

 

ということは

リアル世界でそうなんだから
ネットや ブログでも宣伝している可能性は大です 

 

 

 

あなたが子供の病気を通して知り合った彼女(彼)は
大丈夫ですかはてなマーク
 
 
 
フレンドリーに接してくれて、なんていい人ドキドキと思わせて
病気にはコレが効くのよ
うちの子供はコレで治ったのよドキドキと興味をひく
業者かもしれないですよ?

 

 

 

宣伝ウーマンの実子は 

実は健康そのもの

かもしれません

あなたに(病気の子供を持つお母さんに)

あわせてるだけかもしれません

 

 

   

 

 

 

根拠に基づく医療(EBM : evidence-based medicine ) と

ニセ医学について紹介します

 

 

私が、あるある!と思ったものを載せておきます

 

 

 

私も以前、体調が良くない時、病院以外での治療は

どういうものなんだろうと思ったことがあります

なので、電話をして聞いてみることにしました

 

電話をしたところ、院長に変わりますと言われ

説明を聞きました

内容は、病気の原因は、こうだから、こうしないといけない

と言います

 

よくわからないので、質問をしたら

「うちは、本気で治したい人しか みません!!」

ガチャン電話ドンッ

と電話を切られてしまいました

 

私は、ポカーンとするばかりでした汗

 

 

私が大学病院で勤務していた頃

ニセ医学とよく聞くものをやってみた結果

体をこわした人達からいくつか聞きました

 

彼らが言うには

不安をあおられたとか、怒られたとか

一般の治療(標準医療)を否定し、

ドクターの悪口を言っていた等

よく共通していました

 

 

 

厚生労働省の「統合医療」情報発信サイトでは、

民間療法をはじめとする相補(補完)・代替療法

(一般的に従来の通常医療と見なされていない、さまざまな医学・ヘルスケアシステム、施術、生成物質など)

と、どのように向き合い、利用したらよいかエビデンス(科学的根拠)に基づいた情報を紹介してくれています

 

 

        「統合医療」情報発信サイト 利用マニュアル2016より抜粋

 

 

 

もう一歩進んだ「情報の見極め方」については

以下をご覧ください

 

 

          http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/hint/index.html

 

 

ご参考になさってください

 

 

私個人的には、

ニセ医学を少年・少女が受けて

ニセ医学を信じてしまった後のことが心配です

 

青年期は健康を損なわなくても

40代、50代、60代、、、、と年齢を重ねるうち

仮に標準医療で手術を受けたら治る病気になった時に

ニセ医学を選択して、手遅れになるのではないかと

不安に思ってしまいます

 

 

 

 

ブログ等で、その治療や薬、アイテムを(しつこく)宣伝するのは

どうしてなのか

また

治療を宣伝しなければいけない理由はどうしてなのか

そういうことも、考えてみた方がいいかもしれません

 

 

 

あなたは、どう考えますか?

 

 

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