親父亭の年越し2013~ブリやあごだしなど、博多風を継承
親父亭のおせちは手作りが基本
残したい日本の食文化の究極

お正月の食卓(左) 大晦日の食卓(右)
あけましておめでとうございます。
昨年に続いて本年も親父亭の年越しについて紹介します。
前年は次女が年末ぎりぎりに出産ということがあり、家内も次女も慌ただしかったので私がかなりはりきらなければならなかったのですが、今回の年越しは長女、次女が持ち込んできてくれるものが増えたので、幾分楽でした。
今年もかまぼこと数の子以外は全部手作りです。子供のころから、母がせっせと一人で作る姿を見て育ちましたので、今でも手作りが当たり前だと思っています。
おせちのお重にはどんなものが並んでいるかといいますと、伊達巻、栗きんとん、黒豆、鶏ハム、ごまめ(田作)、昆布の結び煮、薪割ごぼう、高野豆腐、海老、ブリの塩麹焼、数の子、がめ煮(筑前煮)、かまぼこ、酢の物です。
そして博多風のお雑煮です。
まず30日の買い出しで大事なものは「ぶり」・・・関東ではなじみがないかもしれませんが、北陸や瀬戸内、北九州、西九州では年越しには欠かせない食材です。
大人から赤ん坊まで3所帯10人での年越しなので、ブリは1本買いをします。
アラではブリ大根を炊きます。刺身は大晦日に食べます。
刺身はまぐろ(大トロ)と一緒に並べましたが、人気はブリのほうが圧倒的に高いですね。
カマの部分は塩焼きにして、おせちが飽きた頃にいただきます。尾に近い部分は雑煮に入れます。これまでブリの半身は、塩焼きや照り焼きにしていましたが、今年は塩麹に一晩漬けておいて焼いてみました。なかなか上品でいいお味でしたよ。
順番がバラバラで恐縮ですが、ブリの刺身で飲んだ後、紅白歌合戦も佳境というところで再び台所に立ち、年越しそばを作ります。
ダシは鶏がらスープとあごだしを使いました。親父亭では必ず鶏肉が入ります。後は刻みネギと鳴戸です。
お酒の後にこのおそばは最高ですよ。
年が明けてお屠蘇を祝ったら、お雑煮です。
もちろん、あごだしのおすまし仕立てで具だくさんの博多風・・・鶏肉、ブリの切り身、ごぼう、サトイモ、ニンジン、レンコン、ダイコン、青菜にかまぼこが入ります。
お雑煮を食べたら、あとは飲みながらおせちをつつき、穏やかな初春の慶びに浸ります。
今年も良い年でありますように・・・。