男の料理レシピ~菊の花のおひたし
「もってのほか」って知っていますか。
食用菊の生産量日本一を誇る山形県で、最も有名なブランドが「もってのほか」です。
そのユニークなネーミングの由来は諸説ありますが「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」という説が有力なようです。
正式には「延命楽」といい、こちらの方が体によさそうな名前ですが、山形ではもっぱら「もってのほか」が一般的な呼び名だそうです。
サラダ、酢の物、天ぷらなどにして食べられます。
東北地方では菊の花は昔からよく食べられていますが、他所では料理のあしらい程度に使われるくらいで、あまりポピュラーではないようです。
風味があって、しゃきしゃきとした食感ときれいな花びら・・・・・・見て楽しみ、食べておいしい、そして栄養面でも優等生で、健康にもよいそうです。
過日、久しぶりに新潟を訪ねたときに、ある居酒屋でお通しに出されたのが、この「もってのほか」の酢の物。
新潟の居酒屋「木の根」のお通しです。
しゃきっとしたその食感が忘れられず、早速仕入れて、わが「親父亭」の食膳にのせることにしました。
下の紫色のものが「もってのほか」。上は見た目どおり「黄菊」といわれています。
どちらも一緒に調理して、食膳を華やかにすることにしました。
<材料 3人分>
もってのほか 1パック、黄菊 1パック
※3人分では余ってしまいますので、残った分は冷凍保存できます。
~調味料など~
すりごま 大さじ2、酢 大さじ3、砂糖 大さじ2、白だし(醤油でも可)大さじ1、ごま油 少々
※別に下ごしらえとして花びらをゆがくときに、酢 大さじ1
<作り方>
まず花びらをちぎってゆがきますが、結構な量になるので、大き目の鍋で沸騰したら大さじ1杯のお酢を加えて花びらを入れます。
お酢を加えることで、花の色がより鮮やかになります。
なお、黄菊の中心にある芯の部分は苦いので、入れないようにします。
※2種類別々にゆがきますが、網などできれいにすくえば、同じ鍋同じお湯でできます。
花びらが軽いので、箸などで混ぜるようにして、ゆがき過ぎないように早めにあげて、冷水にさらして絞ります。
器に盛って、上記の調味料を混ぜ合わせたものをかけて出来上がりです。
今回はホウレンソウのおひたしを添えて、緑と紫と黄色と並べて、見た目も鮮やかな一品になりました。
しゃきしゃきの歯ごたえとほのかな香りがお酢に合います。
スーパーの野菜売り場などで見かけたら、一度試してみてください。