気まぐれ厨房「親父亭」番外編④すり鉢 | 気まぐれ厨房「親父亭」

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私のエッセンシャル・グッズ~「すり鉢&すりこぎ」


料理をするには道具や器具が必要です。

包丁、まな板、鍋、フライパン・・・いろんなものがありますが、魚もお肉も切り身やこま切れにしてパックで売っていますし、カット野菜なるものまであります。包丁やまな板なんてなくっても、何とかなりそうです。

電子レンジやオーブンを駆使すれば、鍋やフライパンを使わずに煮炊きができるようになりました。

ましてやレトルト食品が氾濫する今日、包丁やまな板のない家庭が結構あるかもしれません。

でも料理は食べること以上に、作る過程を楽しむものと考えていますので、調理器具や器にはこだわりを持っています。
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上の写真は、我が家のすり鉢の一部です。

醤油さしの大きさと比べてみるとわかりますが、一番大きなものは10寸もので30cm以上あります。

小さなものは薬味をすりつぶす時に用いますが、ちょっとした器にもなります。

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ゴマをすったり、ドレッシングの類を作るときによく使う6寸ものです。


「つみれ」などの練り物、「白和え」などの和えもの、本ブログで紹介した「冷や汁」など、すり鉢の出番は多いものです。

フードプロセッサーなるものができましたので、簡単に早くできて便利だといって使ったことがあります。

でも、出来上がった時の食感が全然違います。

「つみれ」や「伊達巻」などで食べ比べると、はっきりわかります。

「とろろ」も時間はかかりますが、すり鉢で丁寧におろしたものと、おろし金で手っ取り早く作ったものとでは、味わいが全然違うのがよくわかります。

スィートポテトなんかも、すり鉢を使って作ります。

練り梅を作ったりするときも、切り刻んで細かくするのではなく、すりつぶすことで、味に深みが出てきます。

そんなこんなで、わが気まぐれ厨房ではすり鉢は必須のものなのです。


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練り梅でドレッシングを作りました。


赤坂の衆議院議員宿舎は黒田藩屋敷の跡地に建っているそうで、その遺構から出土したという食器や台所用品が永田町の憲政記念館に展示されていたのを見たことがあります。

その中に大きなすり鉢がありました。

昔から日本料理の調理器具として多用されていたことがしのばれました。

歴史的には鎌倉時代くらいから存在するようですが、日本の食文化が開花した江戸時代から全国的に広まったのではないでしょうか。

とにかく7~8寸ものを一鉢置いておくと、とても便利ですよ。