レディースの靴
このところ肩こりがMAX状況で、頼りの綱であったヨガも効かなくなり、肩こりではないのでは?という疑惑もあり、ちょっと来週こそは病院へ。。。体が資本!と調子が悪くなるたびに思うのですが、思ってからでは遅いのですね。とりあえず、なるべく家に早く帰りゆったりと夜を過ごすことを心がけているのですが、『ゆったり』と過ごすことなどと無縁期間が長い為、何をしてよいやら。。。で、ソファーに座ってしばらく『ボ~‐‐‐』とする事を試みますが、気づくと紙と鉛筆を持って絵を描いていて、最初は猫の絵とか書いてたのですが、いつの間にやら、靴の絵を描いてました(苦笑)。でも、仕事と関係なく靴の絵を描いていると、とても楽しいです。別に履きやすさとか、足の事とか関係なく、ただ描きたい靴を描く。絵にして可愛い靴を描く。高校生の時、授業中に欲しい靴の絵を教科書の隅にいっぱい描いていたのですが、その時の楽しさが甦って来て、忘れてしまっていた大切な事を思い出した感覚に包まれました。
現在、3名の生徒さんが奥様の靴を、1名の生徒さんが娘さんの靴を製作中。奥様の靴を2足目以降作る方は今まで何人もいるのですが、なぜか旦那様の靴を作る人があまりいない。今までで1名。彼氏の靴を作った人も1名のみ。なぜ、旦那様の靴は作らないのでしょう?紳士靴を専門に注文靴を作っている講師の元に習いにきているのに!!!なぜ~????
あまり深く詮索しない方がいいですね。。。。。
でも、パートナーの靴やお子さんの靴を作るなんて、とっても素敵!!と思わず応援してしまいますが、作る側は悪戦苦闘。まずはデザインが全く分からない。生まれてこの方、女性物の靴などに全く興味を持っていなかったことが伝わってきますが、『どんなデザインにします?』と聞くと皆さん『普通の。。。』って(笑)、自分の履く靴のデザインは皆さん沢山アイデアを持ってきますが、男性が女性の靴をデザインするのって大変そうです。教室内の本棚の前に立ち尽くし、パラパラとデザインを物色してますが、何がどう違うのか?女性は何を基準に靴を選んでいるのかさっぱり。。。?という感じです。最近、パンプスを作っている生徒さんも増えているので、来週のクラスで『レディースのデザイン講義』を少ししてみたいと思います。レディースとメンズの靴は木型の作り方自体が違います。正確にはパンプスと紐靴の木型の違いですが、そのような木型製作上の違いや、デザインする際に気を付けるポイントや、制作する上での注意点などを説明したいと思います。
教室内では『電車や社内で見かけた靴』の話題もたびたび上ります。生徒さん達は靴に対する意識が強いので、なかなか面白い話も聞けます。時々興奮気味に話題に上るのがやり過ぎデザイン。
”メンズは爪先に凝り、レディースはヒールに凝る”傾向が強いと言われていますが、時々見かける”やり過ぎた”デザインは、とんでもなく爪先の長いメンズ靴や異常なほど高いヒール靴。どちらも心理学的に言うとセックスアピールの典型だそうです。やり過ぎのセックスアピール同様、異性受けも同性受けもあまり良くないように思いますが、如何でしょう?
最近はレディースもメンズライクな靴が流行って来ていて、足元の男女同権を確立しつつあるのかしら?と思うと嬉しくも思いますが、それだけで私は満足しません(笑)。可愛い華奢な靴も、ガンガン履けるゴツイ靴も、サイズや性別、年齢に関係なくどんな靴も選べて履ける”選択が出来る自由”が整わないとね。そんなことも常に考えつつ、ACOUSTIC SHOESのデザインを考えております。
こちらもどうぞ宜しくtwitter @acoustic_shoes
http://www.benchmade.jp/acousticshoes/
現在、3名の生徒さんが奥様の靴を、1名の生徒さんが娘さんの靴を製作中。奥様の靴を2足目以降作る方は今まで何人もいるのですが、なぜか旦那様の靴を作る人があまりいない。今までで1名。彼氏の靴を作った人も1名のみ。なぜ、旦那様の靴は作らないのでしょう?紳士靴を専門に注文靴を作っている講師の元に習いにきているのに!!!なぜ~????
あまり深く詮索しない方がいいですね。。。。。
でも、パートナーの靴やお子さんの靴を作るなんて、とっても素敵!!と思わず応援してしまいますが、作る側は悪戦苦闘。まずはデザインが全く分からない。生まれてこの方、女性物の靴などに全く興味を持っていなかったことが伝わってきますが、『どんなデザインにします?』と聞くと皆さん『普通の。。。』って(笑)、自分の履く靴のデザインは皆さん沢山アイデアを持ってきますが、男性が女性の靴をデザインするのって大変そうです。教室内の本棚の前に立ち尽くし、パラパラとデザインを物色してますが、何がどう違うのか?女性は何を基準に靴を選んでいるのかさっぱり。。。?という感じです。最近、パンプスを作っている生徒さんも増えているので、来週のクラスで『レディースのデザイン講義』を少ししてみたいと思います。レディースとメンズの靴は木型の作り方自体が違います。正確にはパンプスと紐靴の木型の違いですが、そのような木型製作上の違いや、デザインする際に気を付けるポイントや、制作する上での注意点などを説明したいと思います。
教室内では『電車や社内で見かけた靴』の話題もたびたび上ります。生徒さん達は靴に対する意識が強いので、なかなか面白い話も聞けます。時々興奮気味に話題に上るのがやり過ぎデザイン。
”メンズは爪先に凝り、レディースはヒールに凝る”傾向が強いと言われていますが、時々見かける”やり過ぎた”デザインは、とんでもなく爪先の長いメンズ靴や異常なほど高いヒール靴。どちらも心理学的に言うとセックスアピールの典型だそうです。やり過ぎのセックスアピール同様、異性受けも同性受けもあまり良くないように思いますが、如何でしょう?
最近はレディースもメンズライクな靴が流行って来ていて、足元の男女同権を確立しつつあるのかしら?と思うと嬉しくも思いますが、それだけで私は満足しません(笑)。可愛い華奢な靴も、ガンガン履けるゴツイ靴も、サイズや性別、年齢に関係なくどんな靴も選べて履ける”選択が出来る自由”が整わないとね。そんなことも常に考えつつ、ACOUSTIC SHOESのデザインを考えております。
こちらもどうぞ宜しくtwitter @acoustic_shoes
http://www.benchmade.jp/acousticshoes/
ジョンロブ情報
イギリス在住のBWS特別講師よりロブ情報が届きました!
BS日テレの「ブランドストーリー」という番組で、今月26日(土)午後10時から、
「ジョン・ロブ」(エルメス傘下)が取り上げられます。
詳しくは、以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.bs4.jp/brandstory/
http://www.bs4.jp/program_lineup/lineup_341.html
只今取材中だそうです。最新ニュースだね!!
楽しみ♪
BS日テレの「ブランドストーリー」という番組で、今月26日(土)午後10時から、
「ジョン・ロブ」(エルメス傘下)が取り上げられます。
詳しくは、以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.bs4.jp/brandstory/
http://www.bs4.jp/program_lineup/lineup_341.html
只今取材中だそうです。最新ニュースだね!!
楽しみ♪
雪の日
日曜教室を2月27日(日)に開催します。ベビーシューズ作りです。木型を使用せず、簡単に作れますので、物づくり初心者の方も楽しめる内容となっております。どなたでも興味のある方は是非是非!
詳細→http://www.benchmade.jp/sunday/index.html
そして、教室の生徒向け特別講座『靴の修正講座』は2月20日(日)14:00~17:00で開催です。参加者は必ず修正OR 修理したい靴を持参でお越しください。どうぞ宜しく。
昨日は雪が積もり楽しかったな~。息子と夜に雪合戦。殆ど私が雪だらけになりましたが。。。雪を踏んだ経験も私の人生で100回はないと思いますので、やっぱり新鮮です。
本日はブログの読者様から『雪の日の革靴に関する私のうんちくをききたい』とメールを頂いたのですが、残念ながら雪の日には『ゴムの長靴』を履いて頂きたい。雪は思いのほか革に沁み込みます。特に東京の雪のように直ぐにべちゃべちゃしだす雪には革靴は履かないに限ります。以前お客様からも『雪が良く降る地域に住んでいるので、雪の日に履けるような仕様で作ってほしい』と頼まれたことがありますが、雪の日は革靴はちょっと無理ですね。イギリスでは『長靴』の事を『ウェリングトンブーツ』と呼びますが、革靴の『ウェリングトンブーツ』というのがもともとあります。今でもジョンロブではオーダーされれば作っているスタイルですが、分厚いワックスカーフ等で作るひざ下の重厚なブーツ。イギリスでは昔は農作業も革靴だった事を考えると(今でもロブの革のブーツで農作業をしているお客様がいらっしゃいますが。。。)雪の日に革のブーツも間違いとは言えませんが、お勧めは致しません。日本の昔の雪国靴は蓑とおそろいのブーツですよね。草鞋のブーツバージョン。あれはなんて言うのでしたっけ?モンペ姿の女の子が履いているイメージの。。。
ゴムの長靴は靴への水分沁み込み率0%で雨や雪の日はお勧めです。私は伝統的な革靴を愛しておりますが、実用品と考えてもおりますので、やはり時代と共に使いがってを変えていくべきだとも思っておりますし、時代と共に歩めないのであれば、他の実用品と同様にすたれていくのは必然だと思っております。ただ、技術はどこかに残すべきであるとは思います。特別な雪の日、皆さんどんな靴を履くのでしょうね。
今年に入ってからブログの更新がなかなか出来ずにおります。酷い肩こりの為、ヨガに時間をとったり、『ぼー』としている事など私の1日には一分もないのですが、それはオカシイ!と数人に言われ、ちょっと『ぼー』とする訓練をしてみたり。。。。(笑)。実際はちょっと世界の動きにワクワク感があって、本を読みあさっております。チュニジアにつづくエジプトの市民革命にはだいぶ興奮しました。イラク戦争の時にこの波があったら、だいぶ状況違っていたのではないでしょうか?フランスでは『ルヴニュ マクシマム』(最高限所得)という所得に上限を設けてお金を社会に再配分するアイデアが社会党が掲げる一大政策になっていたり、押さえつけられていた人達のパワーが湧きだし始めている。日本もね。沖縄は日本の防衛の為でなくアメリカの為だけの辺野古基地反対に踏ん張って頑張っているし、祝島の島民も原発拒否を頑張っている。反対するのがまっとうだと思うのですが、新聞やテレビしか見ない人達には真実が届かない。YOU TUBE やウィキリークスも含めネットの出現で、真実を伝えたい人々、真実を知りたい人々が繋がれるというのは革命的な事ですね。ただ、全てが正しく書かれているわけではないし、どれが正しくどれが間違っているかを見定める目と知識は常に養っていかないといけないな。。。とも思います。政治がグダグダしていても、善良な市民は力強く信念をもって生きていく。人生どん底まで行ったら、後は上がるしかないものね。歴史に残る変革期に入っていく予感に興奮気味の毎日です。
詳細→http://www.benchmade.jp/sunday/index.html
そして、教室の生徒向け特別講座『靴の修正講座』は2月20日(日)14:00~17:00で開催です。参加者は必ず修正OR 修理したい靴を持参でお越しください。どうぞ宜しく。
昨日は雪が積もり楽しかったな~。息子と夜に雪合戦。殆ど私が雪だらけになりましたが。。。雪を踏んだ経験も私の人生で100回はないと思いますので、やっぱり新鮮です。
本日はブログの読者様から『雪の日の革靴に関する私のうんちくをききたい』とメールを頂いたのですが、残念ながら雪の日には『ゴムの長靴』を履いて頂きたい。雪は思いのほか革に沁み込みます。特に東京の雪のように直ぐにべちゃべちゃしだす雪には革靴は履かないに限ります。以前お客様からも『雪が良く降る地域に住んでいるので、雪の日に履けるような仕様で作ってほしい』と頼まれたことがありますが、雪の日は革靴はちょっと無理ですね。イギリスでは『長靴』の事を『ウェリングトンブーツ』と呼びますが、革靴の『ウェリングトンブーツ』というのがもともとあります。今でもジョンロブではオーダーされれば作っているスタイルですが、分厚いワックスカーフ等で作るひざ下の重厚なブーツ。イギリスでは昔は農作業も革靴だった事を考えると(今でもロブの革のブーツで農作業をしているお客様がいらっしゃいますが。。。)雪の日に革のブーツも間違いとは言えませんが、お勧めは致しません。日本の昔の雪国靴は蓑とおそろいのブーツですよね。草鞋のブーツバージョン。あれはなんて言うのでしたっけ?モンペ姿の女の子が履いているイメージの。。。
ゴムの長靴は靴への水分沁み込み率0%で雨や雪の日はお勧めです。私は伝統的な革靴を愛しておりますが、実用品と考えてもおりますので、やはり時代と共に使いがってを変えていくべきだとも思っておりますし、時代と共に歩めないのであれば、他の実用品と同様にすたれていくのは必然だと思っております。ただ、技術はどこかに残すべきであるとは思います。特別な雪の日、皆さんどんな靴を履くのでしょうね。
今年に入ってからブログの更新がなかなか出来ずにおります。酷い肩こりの為、ヨガに時間をとったり、『ぼー』としている事など私の1日には一分もないのですが、それはオカシイ!と数人に言われ、ちょっと『ぼー』とする訓練をしてみたり。。。。(笑)。実際はちょっと世界の動きにワクワク感があって、本を読みあさっております。チュニジアにつづくエジプトの市民革命にはだいぶ興奮しました。イラク戦争の時にこの波があったら、だいぶ状況違っていたのではないでしょうか?フランスでは『ルヴニュ マクシマム』(最高限所得)という所得に上限を設けてお金を社会に再配分するアイデアが社会党が掲げる一大政策になっていたり、押さえつけられていた人達のパワーが湧きだし始めている。日本もね。沖縄は日本の防衛の為でなくアメリカの為だけの辺野古基地反対に踏ん張って頑張っているし、祝島の島民も原発拒否を頑張っている。反対するのがまっとうだと思うのですが、新聞やテレビしか見ない人達には真実が届かない。YOU TUBE やウィキリークスも含めネットの出現で、真実を伝えたい人々、真実を知りたい人々が繋がれるというのは革命的な事ですね。ただ、全てが正しく書かれているわけではないし、どれが正しくどれが間違っているかを見定める目と知識は常に養っていかないといけないな。。。とも思います。政治がグダグダしていても、善良な市民は力強く信念をもって生きていく。人生どん底まで行ったら、後は上がるしかないものね。歴史に残る変革期に入っていく予感に興奮気味の毎日です。
針供養
本日は久々に浅草へ買い出しに。黒や茶以外の革の靴を作りたい欲望が湧いていて、明るめのネイビーと淡いグリーンのバックスキンや、ネイビーと赤のバッファローカーフ等を購入。20年近く前に真っ赤なエナメルの靴を自分で作り、半年ぐらい気に入って履いていたのですが、ある時突然『なんて派手な靴を履いているのだろう?』と酔いが覚めたかのように思い、その後お蔵入り。。。という経験があったので派手な色の靴は避けていたのですが、今なら履きこなせそうな根拠のない自信が漲り、ちょっと挑戦。自分の靴を作れる時間の余裕は当分ないのですが、時間が出来た時に直ぐ始められるように準備準備。派手だな。。。と思える革はポリッシュに助けて貰う必要性も出てきますので、あれこれ手を加えて楽しめる靴になるでしょう。楽しみ。
行きつけの革屋さんとは毎回のように数時間の革談議をできて楽しい時間です。今回も『あ~イギリスで使ってたよ!』って革とも対面したりしつつ、ちょっと色の出し方が依然と違っていて、もっとタンニン多くてもいいのにね~とか、漉きは1.2mmにしようか?1.1mmにしようか?。。。0.1mmに迷うのよね~など、革屋さんとだけ話せる会話で話し込む楽しい時間。本当に知識も豊富で、信頼している革屋さんがいて下さることは有難い。革屋さんから、『最近は作る側も知識がなくて。。。ちゃんと教育して下さいよ!』と喝を入れられましたが、生徒さん達にもね、タンナーのブランドで選ぶようなへなちょこな革選でなく、作りたい靴に合った質を見抜くような革選びの仕方なども教えていかなくては。。。と思いました。革は良い革を沢山見ること、沢山触って手で質感を感じ取れること、作ってみて伸び具合、耐久性をしっかり見ることが重要です。ダメな革は扱う必要なし。良い革だけを知って貰えれば、ダメな革は直ぐ分かるようになります。そんな訳で、生徒さん達にも良い革を提供しております。私が学生の時はほんと酷い革しかカレッジになかった事を考えると、贅沢極まりないのですが、良い物を見抜く目を養うには良い物を見るしかないと思います。
革談議も終わった後『これから浅草寺に針供養にいくのよ!』と言うと『そんなことするタイプには見えないのですが。。。』と言われる(!!)。針供養に向いているタイプがどんなタイプなのかは定かでありませんが、2月8日は針供養の日。昔は家庭の針仕事や、針を扱う業種の人も針を休めて針箱の掃除をする日だったそうです。現在は淡島神社に参拝して感謝と裁縫上達の祈りを込めて豆腐屋こんにゃくに折れた針を刺して供養するそうです。
本日、浅草寺の淡島堂には普段家庭で見られるお豆腐の6倍程の大きなお豆腐が置いてあり、着物を着た女性たちが折れた針を刺していました。私も折れたミシン針を全部持って、1本だけお豆腐に刺して、残りは箱に入れて参拝してきました。今日は寒い日だった事もあり、参拝することで一段と身の引き締まる感じで、清々しい気分で工房へ戻りました。戻ると直ぐ、確定申告の事やら、不動産関係の事やら事務的な仕事が待ち構えていたのですが、早く靴だけ作っていられる日常に戻りたいです(涙)。来年の針供養の日には、出来るだけ少ない針を持参できるといいな~と思います。生徒の皆さんも針を折らぬようにご協力お願い致します(笑)。
行きつけの革屋さんとは毎回のように数時間の革談議をできて楽しい時間です。今回も『あ~イギリスで使ってたよ!』って革とも対面したりしつつ、ちょっと色の出し方が依然と違っていて、もっとタンニン多くてもいいのにね~とか、漉きは1.2mmにしようか?1.1mmにしようか?。。。0.1mmに迷うのよね~など、革屋さんとだけ話せる会話で話し込む楽しい時間。本当に知識も豊富で、信頼している革屋さんがいて下さることは有難い。革屋さんから、『最近は作る側も知識がなくて。。。ちゃんと教育して下さいよ!』と喝を入れられましたが、生徒さん達にもね、タンナーのブランドで選ぶようなへなちょこな革選でなく、作りたい靴に合った質を見抜くような革選びの仕方なども教えていかなくては。。。と思いました。革は良い革を沢山見ること、沢山触って手で質感を感じ取れること、作ってみて伸び具合、耐久性をしっかり見ることが重要です。ダメな革は扱う必要なし。良い革だけを知って貰えれば、ダメな革は直ぐ分かるようになります。そんな訳で、生徒さん達にも良い革を提供しております。私が学生の時はほんと酷い革しかカレッジになかった事を考えると、贅沢極まりないのですが、良い物を見抜く目を養うには良い物を見るしかないと思います。
革談議も終わった後『これから浅草寺に針供養にいくのよ!』と言うと『そんなことするタイプには見えないのですが。。。』と言われる(!!)。針供養に向いているタイプがどんなタイプなのかは定かでありませんが、2月8日は針供養の日。昔は家庭の針仕事や、針を扱う業種の人も針を休めて針箱の掃除をする日だったそうです。現在は淡島神社に参拝して感謝と裁縫上達の祈りを込めて豆腐屋こんにゃくに折れた針を刺して供養するそうです。
本日、浅草寺の淡島堂には普段家庭で見られるお豆腐の6倍程の大きなお豆腐が置いてあり、着物を着た女性たちが折れた針を刺していました。私も折れたミシン針を全部持って、1本だけお豆腐に刺して、残りは箱に入れて参拝してきました。今日は寒い日だった事もあり、参拝することで一段と身の引き締まる感じで、清々しい気分で工房へ戻りました。戻ると直ぐ、確定申告の事やら、不動産関係の事やら事務的な仕事が待ち構えていたのですが、早く靴だけ作っていられる日常に戻りたいです(涙)。来年の針供養の日には、出来るだけ少ない針を持参できるといいな~と思います。生徒の皆さんも針を折らぬようにご協力お願い致します(笑)。
2月の予定&トウ シェープ
2月11日(金 祝日)の教室はお休みです。
久々に日曜教室を2月27日(日)に開催します。ベビーシューズ作りです。木型を使用せず、簡単に作れますので、物づくり初心者の方も楽しめる内容となっております。興味のある方は是非是非!
詳細→http://www.benchmade.jp/sunday/index.html
どなたでも参加できますので、この機会にご自分のお子様、お孫さんへ、ご友人の赤ちゃんへのプレゼントへいかがでしょう。自宅で作れるようにパターンも差し上げますので、ご自分でデザインをあれこれアレンジして楽しむこともできます。物づくりの楽しさを味わって頂けたらと思います。上記の詳細をお読みになって、お申込み願います。どうぞ宜しくお願い致します。
来月の3月27日(日)には、『靴磨き教室』も開催します。プロの靴磨き”ロドニー君”からピカピカに仕上げるプロのテクニックを学べる講座を開催します。詳細はまた後日ご報告致します。お楽しみに!
まだ寒い日が続きますが、日差しは春のようで、寒さに強く太陽が大好きな私には過ごしやすい日々です。金曜日の教室では、福島県から通っている生徒さんは『東京はもう春ですね~』と言っていて、山梨県から通ってきている生徒さんは『え~東京は寒いですよ!!』と言っていました(笑)愛知、静岡、茨城、埼玉から通ってくれている生徒さんもいて、天気の話だけ聞いてても毎週面白いです。今週は、教室に来るたびに『パン』を買うのを楽しみにしてます。と言っている生徒さんが多くいましたが、成城は『パン屋』激戦区で、沢山美味しいお店があります。他に品ぞろえ豊富な酒屋さんもあって、毎週ワインを買うのを楽しみにしている生徒さんもいます。靴作りは辛いけれど、パンやお酒を自分へのご褒美に工房へ来るって言うのも、ま~ありですね(笑)。工房近くの『グルメマップ』を皆で掲示板に書き込んだりするのも面白いかもしれませんね。お勧めのお店があったら、掲示板に貼って下さいね。
さて、今週のお教室では『トウ シェープ』に悩んでいる生徒さんが数名おりました。靴のデザインを考える場合、爪先部分は靴全体のイメージを強く打ち出す部分ですので、悩みどころです。また、仕上がりの形と木型の形は違うので、そこをイメージするのが難しいことです。靴を作る過程で、木型の上にはライニングの革があり、その横にサイドライニングの革が付き、その上に先芯の革があり、その上にアッパーの革が重なりますし、木型の下にはインソール(中底)が入りますので、実際の靴のラインはどんどん緩やかに重くなっていきます。その革の厚さを差し引いた形をイメージし、トウ シェープを削っていきます。 コツは『慣れ』です(笑)。いや、勿論それが一番ですが、生徒さん達はそんなに毎年大量生産しませんので、慣れに頼ることはできません。『大げさにラインを表現する』ことを考えると良いです。仕上がりのラインより、3分の2位の大きさに薄く、幅狭めに削る。ジョイントからの流れに沿って綺麗にバランス良く作ることも重要です。あまり爪先の事ばかり考えていると、爪先だけが浮いてしまいますので、要注意です。全ては全体のバランス。
『バランスの悪い靴の寿命は短い』と思ってください。寿命とは靴の消耗によるものでなく、飽きの来るのが早いという、愛着に対する寿命のことです。『バランスの悪い靴』とは、靴自体だけの問題ではなく、服装とのバランスという意味も加わります。爪先だけやたら反り上がっていたり、やたらと丸っこかったり、異常に長かったりする靴は、靴自体のバランスの美しさではなく、洋服とのバランスで購入する傾向にあるので、洋服の形が変われば、服装に合わない靴となり、出番を失います。
ですから、『トウシェープ』を考える場合でも、どのような洋服に合わせたいのか、どんな雰囲気を醸し出したいのかをはっきりさせておくことが重要です。カッチリしたスーツ時に履きたいのか、カジュアルなジャケットと合わせたいのか、モード系なのか、紳士風なのか、北欧系なのか、英国系、イタリア系、フランス系、、、等など色々あると思いますが、何か自分の求める雰囲気をはっきりさせておくと、作り易いかと思います。作りたい靴がはっきりしている人は、自分の事を良く知っている人でもあると思います。自分らしいラインを見つけていきましょう。
イギリスのビスポーク靴が100年以上の間、殆ど形を変えずに愛され続ける理由は、英国紳士の装いが殆ど変わらないからです。ファッションにおいて、筋が1本通った、揺ぎ無いスタイルを確立した大人の男の装い。『自分にはこれだ!』という趣向に自信を持っているからだと思います。自分を確立出来ていない若い人達は色々なファッションにチャレンジしながら、自分の趣向を探り探りしているので、色んな靴の失敗もあると思いますが、そうやってファッションセンスは磨いていくものだと思いますので、どんどん変な靴もチャレンジするは良いかと思います。ただ、大人になって服装と靴がチンチクリンの組み合わせだと、ね、あれよね、声に出せないけれど(笑)。ファッションは社会学であり、自分を表現する手段であり、自分の生活を楽しくするものであり、他人を知る情報でもあります。ビスポーク靴をオーダーする事や自分の靴を作るってことは、大人の楽しみだとつくづく思います。
久々に日曜教室を2月27日(日)に開催します。ベビーシューズ作りです。木型を使用せず、簡単に作れますので、物づくり初心者の方も楽しめる内容となっております。興味のある方は是非是非!
詳細→http://www.benchmade.jp/sunday/index.html
どなたでも参加できますので、この機会にご自分のお子様、お孫さんへ、ご友人の赤ちゃんへのプレゼントへいかがでしょう。自宅で作れるようにパターンも差し上げますので、ご自分でデザインをあれこれアレンジして楽しむこともできます。物づくりの楽しさを味わって頂けたらと思います。上記の詳細をお読みになって、お申込み願います。どうぞ宜しくお願い致します。
来月の3月27日(日)には、『靴磨き教室』も開催します。プロの靴磨き”ロドニー君”からピカピカに仕上げるプロのテクニックを学べる講座を開催します。詳細はまた後日ご報告致します。お楽しみに!
まだ寒い日が続きますが、日差しは春のようで、寒さに強く太陽が大好きな私には過ごしやすい日々です。金曜日の教室では、福島県から通っている生徒さんは『東京はもう春ですね~』と言っていて、山梨県から通ってきている生徒さんは『え~東京は寒いですよ!!』と言っていました(笑)愛知、静岡、茨城、埼玉から通ってくれている生徒さんもいて、天気の話だけ聞いてても毎週面白いです。今週は、教室に来るたびに『パン』を買うのを楽しみにしてます。と言っている生徒さんが多くいましたが、成城は『パン屋』激戦区で、沢山美味しいお店があります。他に品ぞろえ豊富な酒屋さんもあって、毎週ワインを買うのを楽しみにしている生徒さんもいます。靴作りは辛いけれど、パンやお酒を自分へのご褒美に工房へ来るって言うのも、ま~ありですね(笑)。工房近くの『グルメマップ』を皆で掲示板に書き込んだりするのも面白いかもしれませんね。お勧めのお店があったら、掲示板に貼って下さいね。
さて、今週のお教室では『トウ シェープ』に悩んでいる生徒さんが数名おりました。靴のデザインを考える場合、爪先部分は靴全体のイメージを強く打ち出す部分ですので、悩みどころです。また、仕上がりの形と木型の形は違うので、そこをイメージするのが難しいことです。靴を作る過程で、木型の上にはライニングの革があり、その横にサイドライニングの革が付き、その上に先芯の革があり、その上にアッパーの革が重なりますし、木型の下にはインソール(中底)が入りますので、実際の靴のラインはどんどん緩やかに重くなっていきます。その革の厚さを差し引いた形をイメージし、トウ シェープを削っていきます。 コツは『慣れ』です(笑)。いや、勿論それが一番ですが、生徒さん達はそんなに毎年大量生産しませんので、慣れに頼ることはできません。『大げさにラインを表現する』ことを考えると良いです。仕上がりのラインより、3分の2位の大きさに薄く、幅狭めに削る。ジョイントからの流れに沿って綺麗にバランス良く作ることも重要です。あまり爪先の事ばかり考えていると、爪先だけが浮いてしまいますので、要注意です。全ては全体のバランス。
『バランスの悪い靴の寿命は短い』と思ってください。寿命とは靴の消耗によるものでなく、飽きの来るのが早いという、愛着に対する寿命のことです。『バランスの悪い靴』とは、靴自体だけの問題ではなく、服装とのバランスという意味も加わります。爪先だけやたら反り上がっていたり、やたらと丸っこかったり、異常に長かったりする靴は、靴自体のバランスの美しさではなく、洋服とのバランスで購入する傾向にあるので、洋服の形が変われば、服装に合わない靴となり、出番を失います。
ですから、『トウシェープ』を考える場合でも、どのような洋服に合わせたいのか、どんな雰囲気を醸し出したいのかをはっきりさせておくことが重要です。カッチリしたスーツ時に履きたいのか、カジュアルなジャケットと合わせたいのか、モード系なのか、紳士風なのか、北欧系なのか、英国系、イタリア系、フランス系、、、等など色々あると思いますが、何か自分の求める雰囲気をはっきりさせておくと、作り易いかと思います。作りたい靴がはっきりしている人は、自分の事を良く知っている人でもあると思います。自分らしいラインを見つけていきましょう。
イギリスのビスポーク靴が100年以上の間、殆ど形を変えずに愛され続ける理由は、英国紳士の装いが殆ど変わらないからです。ファッションにおいて、筋が1本通った、揺ぎ無いスタイルを確立した大人の男の装い。『自分にはこれだ!』という趣向に自信を持っているからだと思います。自分を確立出来ていない若い人達は色々なファッションにチャレンジしながら、自分の趣向を探り探りしているので、色んな靴の失敗もあると思いますが、そうやってファッションセンスは磨いていくものだと思いますので、どんどん変な靴もチャレンジするは良いかと思います。ただ、大人になって服装と靴がチンチクリンの組み合わせだと、ね、あれよね、声に出せないけれど(笑)。ファッションは社会学であり、自分を表現する手段であり、自分の生活を楽しくするものであり、他人を知る情報でもあります。ビスポーク靴をオーダーする事や自分の靴を作るってことは、大人の楽しみだとつくづく思います。
柔軟に
2月11日(祝・金)の教室はお休みです。
2月20日(日)特別講座(靴の修正)は14:00~17:00で行います。参加者は修正したい靴を持参してお越しください。参加費は1,000円ですが、材料が必要な場合別途頂きます。まだ、若干空きがありますので、参加希望者はお知らせくださいませ。
家の靴箱に眠っている、買ったが履けない靴。大きかったり、きつかったり、履くと足が痛くなる靴達を履ける状態に修正出来るようにしましょう。簡単な修理なども自分でやってみよう!という講座です。ほんのちょっと手を加えるだけで、眠っていた靴が出動回数の多いい靴になるかも知れません。靴を修正する事を学ぶことによって、靴と足のあり方についても学ぶことが出来ると思います。正しいフィッティングを学び、靴作りにも役立てていきましょう。
既に2月。。。今年は雨が殆ど降らずに、空気が乾燥していて、ドアや機械類に触る度にパチパチ静電気で驚くのですが、特に『バフ機』が恐ろしい程で、触れた回数バチバチ痛い。身体もたっぷりボディークリームを塗ってても、夕方になるとカサカサ痒くなってくるし、雨乞いの踊りでもしたくなってきます。工房内は寒いし、過酷な冬。寒いと無意識に肩に力が入ってしまうようで肩こりも辛く、今週に入ってから毎晩『ヨガ』を1時間程しています。凝り固まった身体をストレッチするとなんて気持ち良いのでしょうね。痛いが気持ちいい。1時間たっぷり行うと体がとても軽く感じます。体が軽いと気持ちも軽くなります。頭もね、ガチガチ凝り固まっていると良いアイデアは浮かばないですし、いつも柔軟でいたいと思います。なかなか出来ないのだけれど。。。気づくと意味もなく頑固に否定していたり、新しい事に拒否反応を起こしていたり。柔軟に柔軟に。。。物腰も頭も体も柔軟な人間になりたいと思います。
今年に入ってから、今まで興味を持たなかったことに興味を惹かれたり、生徒さんやスタッフの趣味を聞いて、まだまだ知らない世界は多いな~と。食わず嫌い的なものも多いのですが、食わず嫌いは人生において損な事だなと。今年は変な先入観など持たずに、まだ見たことのない世界を見てみたと思っています。最近クラシック・バレーに開眼し、バレリーナの無駄のない肉体と優雅な動きと表現力、人間の持つ美しさに気づきました。まだまだ未体験な感動が沢山あると思うとワクワクしてきます。今まで『知らなかった』のでなく、『知ろうとしなかった』事を少しづつ知ってみたいと思います。
2月20日(日)特別講座(靴の修正)は14:00~17:00で行います。参加者は修正したい靴を持参してお越しください。参加費は1,000円ですが、材料が必要な場合別途頂きます。まだ、若干空きがありますので、参加希望者はお知らせくださいませ。
家の靴箱に眠っている、買ったが履けない靴。大きかったり、きつかったり、履くと足が痛くなる靴達を履ける状態に修正出来るようにしましょう。簡単な修理なども自分でやってみよう!という講座です。ほんのちょっと手を加えるだけで、眠っていた靴が出動回数の多いい靴になるかも知れません。靴を修正する事を学ぶことによって、靴と足のあり方についても学ぶことが出来ると思います。正しいフィッティングを学び、靴作りにも役立てていきましょう。
既に2月。。。今年は雨が殆ど降らずに、空気が乾燥していて、ドアや機械類に触る度にパチパチ静電気で驚くのですが、特に『バフ機』が恐ろしい程で、触れた回数バチバチ痛い。身体もたっぷりボディークリームを塗ってても、夕方になるとカサカサ痒くなってくるし、雨乞いの踊りでもしたくなってきます。工房内は寒いし、過酷な冬。寒いと無意識に肩に力が入ってしまうようで肩こりも辛く、今週に入ってから毎晩『ヨガ』を1時間程しています。凝り固まった身体をストレッチするとなんて気持ち良いのでしょうね。痛いが気持ちいい。1時間たっぷり行うと体がとても軽く感じます。体が軽いと気持ちも軽くなります。頭もね、ガチガチ凝り固まっていると良いアイデアは浮かばないですし、いつも柔軟でいたいと思います。なかなか出来ないのだけれど。。。気づくと意味もなく頑固に否定していたり、新しい事に拒否反応を起こしていたり。柔軟に柔軟に。。。物腰も頭も体も柔軟な人間になりたいと思います。
今年に入ってから、今まで興味を持たなかったことに興味を惹かれたり、生徒さんやスタッフの趣味を聞いて、まだまだ知らない世界は多いな~と。食わず嫌い的なものも多いのですが、食わず嫌いは人生において損な事だなと。今年は変な先入観など持たずに、まだ見たことのない世界を見てみたと思っています。最近クラシック・バレーに開眼し、バレリーナの無駄のない肉体と優雅な動きと表現力、人間の持つ美しさに気づきました。まだまだ未体験な感動が沢山あると思うとワクワクしてきます。今まで『知らなかった』のでなく、『知ろうとしなかった』事を少しづつ知ってみたいと思います。
手
acoustic shoesの展示会も無事に終わり、今後の課題や反省点も色々と残りましたが、初めの1歩を踏み出しました。靴教室のbenchwork studyを立ち上げ、bespoke shoes のBench madeを立ち上げ、『立ち上げ』には慣れてきていますが、やはり何か新しい事を始める時には大きな不安や苦悩は付きものですね。でも、お越し頂いた方々と靴を囲んで楽しい時間を持て、色々な意見を聞けたり、オーダーの際のメンズとは違った靴の選び方を学ばさせて頂き、新しい楽しみも増えました。お越し頂いた皆さま、どうも有難うございました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
ついこの間、母から『友人の92歳になるお母様が、自分が食事をしたかどうかも覚えていないのだけれど、毎日帽子を編むのはとても上手に出来ていて、沢山作り続けているのだけれど、自分で編んだのは覚えていないんだって!』って話を聞きました。
頭は忘れるのに、手は覚えている。これってすごいですよね。靴作りでも私の師匠は本当に器用にナイフを扱えて、『どうしてそんな風にナイフを使えるの?』と聞くと『そんなこと考えたこともない。やってりゃ出来るよ』とたびたび言ってましたが、頭で覚えるのでなく、手で覚えていくのが物づくり。理屈でわかっていても、手が動かなかったら、物は上手く作れない。仕事によって変形してきている自分の傷だらけの手を人に見せるのはとても恥ずかしいのだけれど、自分では愛おしいです。変形している自分の指は誇らしいです。靴を傷つけるといけないから指輪も出来ないし、マニキュアも靴を作れば5分で剥げてくるから塗れないけれど、手は食事も作れて、洗濯も出来て、アイロンもかけれて、子供のおむつも取り換えて、ギターも弾かせてくれて。。。。私の生活を支え、沢山の楽しみをくれる。忘れがちだけれど、手を大切にしなきゃね。ハンド・クリームをぬりながら、まだまだ手と共にやりたいことが沢山あるな~としみじみ思います。
ついこの間、母から『友人の92歳になるお母様が、自分が食事をしたかどうかも覚えていないのだけれど、毎日帽子を編むのはとても上手に出来ていて、沢山作り続けているのだけれど、自分で編んだのは覚えていないんだって!』って話を聞きました。
頭は忘れるのに、手は覚えている。これってすごいですよね。靴作りでも私の師匠は本当に器用にナイフを扱えて、『どうしてそんな風にナイフを使えるの?』と聞くと『そんなこと考えたこともない。やってりゃ出来るよ』とたびたび言ってましたが、頭で覚えるのでなく、手で覚えていくのが物づくり。理屈でわかっていても、手が動かなかったら、物は上手く作れない。仕事によって変形してきている自分の傷だらけの手を人に見せるのはとても恥ずかしいのだけれど、自分では愛おしいです。変形している自分の指は誇らしいです。靴を傷つけるといけないから指輪も出来ないし、マニキュアも靴を作れば5分で剥げてくるから塗れないけれど、手は食事も作れて、洗濯も出来て、アイロンもかけれて、子供のおむつも取り換えて、ギターも弾かせてくれて。。。。私の生活を支え、沢山の楽しみをくれる。忘れがちだけれど、手を大切にしなきゃね。ハンド・クリームをぬりながら、まだまだ手と共にやりたいことが沢山あるな~としみじみ思います。
特別講座案
先週、今週と生徒さん達の集中具合がとても良い感じです。新たな年を迎えて、やる気が漲っているのか、悔い改めたのか。。。(笑)。『もう一度、木型の基礎から始めたい!』とか、『パターンの強化レッスンをして下さい。自分でどのデザインも作れるようになりたいです!』など、自分で計画を立てて来た人も数人いました。とても嬉しいです。毎週教室に通っていれば、とりあえず靴は出来上がりますが、目標を定めて教室に通うのと、ただ習慣として来る(笑)のでは、やはり1年なり2年経った時点で身につくものが違うように感じます。2足目以降を作っている人達には特に目標を定めてもらえたら良いと思います。
それぞれ教室に通う理由は違うと思いますが、折角通うのですから、最終目的は『教えて貰わずとも自分で靴が作れる』ところに到達して頂きたい。一つ一つの工程とその流れを把握し、一つ一つの工程の意味をしっかりと学んで貰いたいです。昨年、教室で靴作りをしながらワイワイしていた時に『巷では検定ブームだけれど、靴作り検定ってないですよね?』と生徒さんが言ったので『じゃ、BWSで毎回テストでもして、成績貼り出す?笑』と話していたのですが、テストって生徒がどれだけ理解できたかを知る有効な方法なので、今年は『抜き打ちテスト!』でも行って、あやふやに覚えている工程をしっかり身につける為にやっていこうかと思います。筆記テストもたまにはしましょうか?私は学生時代、勉強が大嫌いだったので、『テスト』や『試験』と聞くだけで、気分がどんよりしてきますが。。。、出題する側になればニヒルな笑いも出そうです(笑)。
今年に入って教室の看板が壊れ、コーヒーメーカーが壊れ、目の周りがアレルギーかなにかで腫れあがり、昨日は洗濯機まで壊れ、心の平安も壊れていますが、こんな時は何か新しい事を始めるなりして、無理にでもテンション上げていかねば!と逆に元気になってきます。不定期に開催している『特別講座』は今年も面白い事をやっていきたいと思いますし、日曜教室も復活させたいです。日曜教室行いたい人募集中です!
手始めに、生徒さんからご要望がありましたので、2月に『靴の修正講座』を開催します!手持ちの『足に合わない靴』を自分で修正して、足に合うように修正しよう!詳細は後ほど!
昨年開催出来なかった『シューツリー講座』も今年は開催したいですし、意外と皆さんが苦手な『デザイン』もやってみようかと思います。イギリスのビスポーク靴だとデザインにも全て意味があり、かなり知識としても面白いですし、バランスのとり方や、ラインの描き方などの基礎を知っておくと益々靴作りが面白くなると思います。『デザイン講座』もやりましょう。後は、クロージングも好きな人と嫌いな人とに分かれますが、『クロージング強化講座』なんてのもいいですよね。他にも『パターン強化レッスン講座』のご要望がありましたが、他にもご希望あれば教えて下さいね。
では今年も靴作りに燃えましょう!!
それぞれ教室に通う理由は違うと思いますが、折角通うのですから、最終目的は『教えて貰わずとも自分で靴が作れる』ところに到達して頂きたい。一つ一つの工程とその流れを把握し、一つ一つの工程の意味をしっかりと学んで貰いたいです。昨年、教室で靴作りをしながらワイワイしていた時に『巷では検定ブームだけれど、靴作り検定ってないですよね?』と生徒さんが言ったので『じゃ、BWSで毎回テストでもして、成績貼り出す?笑』と話していたのですが、テストって生徒がどれだけ理解できたかを知る有効な方法なので、今年は『抜き打ちテスト!』でも行って、あやふやに覚えている工程をしっかり身につける為にやっていこうかと思います。筆記テストもたまにはしましょうか?私は学生時代、勉強が大嫌いだったので、『テスト』や『試験』と聞くだけで、気分がどんよりしてきますが。。。、出題する側になればニヒルな笑いも出そうです(笑)。
今年に入って教室の看板が壊れ、コーヒーメーカーが壊れ、目の周りがアレルギーかなにかで腫れあがり、昨日は洗濯機まで壊れ、心の平安も壊れていますが、こんな時は何か新しい事を始めるなりして、無理にでもテンション上げていかねば!と逆に元気になってきます。不定期に開催している『特別講座』は今年も面白い事をやっていきたいと思いますし、日曜教室も復活させたいです。日曜教室行いたい人募集中です!
手始めに、生徒さんからご要望がありましたので、2月に『靴の修正講座』を開催します!手持ちの『足に合わない靴』を自分で修正して、足に合うように修正しよう!詳細は後ほど!
昨年開催出来なかった『シューツリー講座』も今年は開催したいですし、意外と皆さんが苦手な『デザイン』もやってみようかと思います。イギリスのビスポーク靴だとデザインにも全て意味があり、かなり知識としても面白いですし、バランスのとり方や、ラインの描き方などの基礎を知っておくと益々靴作りが面白くなると思います。『デザイン講座』もやりましょう。後は、クロージングも好きな人と嫌いな人とに分かれますが、『クロージング強化講座』なんてのもいいですよね。他にも『パターン強化レッスン講座』のご要望がありましたが、他にもご希望あれば教えて下さいね。
では今年も靴作りに燃えましょう!!
明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
お教室は今週1月7日(金)8(土)から開始です!
お正月休みを31日、1日、二日間頂きましたが、この二日間を利用して、本棚とレコード棚をスッキリさせよう!と片付け始めたのですが、本棚から大竹伸朗の本を見かけて、ちょっと読み直したらやっぱり面白くて、数分後に関連の本をネットで注文。『いかんいかん!』と思い、また本棚に向かって片付け始めていると、数10分後にはまたネットで注文。。。。結局、本がさらに増えることに。ちょと反省し、心も気分も入れ直そうとレコード棚へ移行。CDとレコードがダブっている物は、思い切ってレコードは友人に受け渡そう!と思ってはじめていたら、『あ~懐かしい!やっぱり、レコードいいなー!』と思って気が付いたらパソコンの前。で、ターンテーブルにUSBが直接付けられるレコードプレーヤー発見!!即購入。これで、レコードが処分できると良いのだけれど。。。。っていうか、物がまただいぶ増えてしまいました。とほほ。
でも久々にのんびり画集を眺めたり、本を拾い読みしたり、メンフィス・ソウルに心とろけたりしつつ、仕事以外の好きなものだけに囲まれる時間が持てました。四方見渡して好きな物だけしかない状態の中、『あ~このまま数年引きこもりたい!!』等と思ってしまいました。
そんな感じで家にいると危険ですので、家の者が遊びに出掛けたのを見届けると、2日から仕事を始めたのですが、町もシーンとしてて、良い仕事はじめとなりました。今年はどんな年になるのかしら?
いい大人ですので、引き籠ってもいられないので、今年はもっと外の空気も吸いたいです。月に1日は『文化の日』を設けて、美術館めぐりや、映画鑑賞や興味をそそられたイベントなどに出向く日を作りたいと思っています。アウトプットする為のインプットって必要ですよね。熱中できるもの、熱狂できるものを追いかけて、日々感動を味わいたい。本もCDも直ぐに気軽に手に入る時代だけれど、感動はそうそう手に入らない。真剣に何かに向き合って、素晴らしい何かに共感出来るように、素晴らしい誰かに出会えるように、今年も一日一日大切に生活しようと思います。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
お教室は今週1月7日(金)8(土)から開始です!
お正月休みを31日、1日、二日間頂きましたが、この二日間を利用して、本棚とレコード棚をスッキリさせよう!と片付け始めたのですが、本棚から大竹伸朗の本を見かけて、ちょっと読み直したらやっぱり面白くて、数分後に関連の本をネットで注文。『いかんいかん!』と思い、また本棚に向かって片付け始めていると、数10分後にはまたネットで注文。。。。結局、本がさらに増えることに。ちょと反省し、心も気分も入れ直そうとレコード棚へ移行。CDとレコードがダブっている物は、思い切ってレコードは友人に受け渡そう!と思ってはじめていたら、『あ~懐かしい!やっぱり、レコードいいなー!』と思って気が付いたらパソコンの前。で、ターンテーブルにUSBが直接付けられるレコードプレーヤー発見!!即購入。これで、レコードが処分できると良いのだけれど。。。。っていうか、物がまただいぶ増えてしまいました。とほほ。
でも久々にのんびり画集を眺めたり、本を拾い読みしたり、メンフィス・ソウルに心とろけたりしつつ、仕事以外の好きなものだけに囲まれる時間が持てました。四方見渡して好きな物だけしかない状態の中、『あ~このまま数年引きこもりたい!!』等と思ってしまいました。
そんな感じで家にいると危険ですので、家の者が遊びに出掛けたのを見届けると、2日から仕事を始めたのですが、町もシーンとしてて、良い仕事はじめとなりました。今年はどんな年になるのかしら?
いい大人ですので、引き籠ってもいられないので、今年はもっと外の空気も吸いたいです。月に1日は『文化の日』を設けて、美術館めぐりや、映画鑑賞や興味をそそられたイベントなどに出向く日を作りたいと思っています。アウトプットする為のインプットって必要ですよね。熱中できるもの、熱狂できるものを追いかけて、日々感動を味わいたい。本もCDも直ぐに気軽に手に入る時代だけれど、感動はそうそう手に入らない。真剣に何かに向き合って、素晴らしい何かに共感出来るように、素晴らしい誰かに出会えるように、今年も一日一日大切に生活しようと思います。
仕事納め
仕事納め。お客様2名の仮縫いと軽い大掃除で今年のお仕事終了。
大掃除をしながら今年一年のハイライト的な事を思い出そうとしても、なんだか全然浮かんでこなくて、忘年会疲れなのか、1か月以上前の事が思い出せませんでした。昼食を食べて落ち着いたら、考えると色々ありすぎて、もはや1年中ハイライトだらけだったのだな~と(笑)。
教室もお店も地味に地味にやっておりますが、今年もイギリスから木型職人のマイケル氏が貴重な木型講義をして下さったし、12時間耐久靴作りも2日連続で行い、展示会も多くの方々に来て頂き、最近行った黒木氏の講義も内容が濃かったですし、忘年会も盛り上がり交流も深まったし、新しい生徒さん達も増え、独立したOBも益々頑張っているし、古株の生徒さん達も着々と靴を仕上げたし。充実した年となりました。移転場所も決まり、来年も楽しい事が沢山待っている予感もあります。
今年の自分を振り返ると、兎に角作って作って作ったな~と思います。海外からわざわざお越し頂いたお客様から、かなり変わった面白い靴のご注文を頂いたり、常連のお客様の靴も沢山作らさせて頂きましたし、新規のお客様とも沢山お知り合いになりました。反省も山ほどありますが、実験的な事も多く行いましたので、学びも多かったです。お客様達がとても協力的であったことも本当に有難いです。沢山の情報を頂けて、お客様と一緒に靴を作りあげていく感も今年は多く感じられました。
たとえば、今年はフィラーと呼ばれる『コルク』の入れ方と質を変えてみたのですが、1足目と2足目のフィッティング感が違う!と即ご指摘頂き、『コルク』の入れ方の違いをご説明したところ、両方の長所の違いを的確に教えて頂けたり、靴磨きの仕方を独学で試されているお客様から、実験結果をその都度ご報告頂けたり、靴をお受渡ししてから、毎月フィッティングの変化を細かくご報告下さったお客様などとても有難かったです。
ビスポークの場合、お客様のご協力が必要な部分がありますので、『一緒に作りあげる』と言うことをご理解頂かないと難しいことがあります。フィッティングに関してはまさにそうで、個人差がありますが、足入れしてから最低でも2週間はタイトなフィッティング感が感じられます。インソールやフィラーが沈んで、ソールが馴染むまでは、慣れない方ですと『きつい!』と感じられますが、そこは一日短時間の着用を重ねて頂き、慣れていって頂かないとベストな状態まで辿り着けません。また、革の手入れを何もされないと30年履くのは難しい素材ですので、修理と革のお手れをしながら、愛情を注いで頂きたい。愛情を注いで頂く為には、愛情を注げるような靴を私が作らねば!ということを靴作りをしながら思い、忘れてはいけない事だと感じました。単に『靴を作る』というのだけではなく、お客様との良好な人間関係あってのビスポーク靴であるな~と。色々とビジネスのアドバイスを頂いたり、靴には何にも関係のない”音楽”や”自転車”や”車”や”子育て”の話題で話し込んだりもたびたびしておりますが(笑)、人間ですから親近感を持てれば、モチベーションもグーンと上がりますので、良好な関係を築きながら、一人一人のお客様の個性を尊重した靴作りが出来るように今後も頑張っていきたいと思います。
私の仕事以外の話では、今年は日本全体『狂ってる!』と思うようなニュースばかりで、日本の未来に憂いを感じっぱなしでした。まだまだこの状態は続きそうですが、期待していた政権交代も見事に裏切られました。マニュフェストと真逆な事を平然と行い、年金支給額の引き下げ、原爆被爆者に対する手当の引き下げ、特別児童扶養手当の引き下げを決定し、弱者いじめを行い、大企業優先の法人減税、株や証券で儲ける人々の為の証券優遇税の据え置きをしてたり、これで消費税を上げるって???冗談じゃない。消費税を上げて法人減税の代わりにするつもり?全く腑に落ちない。そんなことより、怪しいことこの上ない『宗教法人』から税金取ればいいじゃない!と思うのです。こんなに税金たんまり出せるだろう業界も他にないだろうに。言い出す政治家がいないのも、理由が分かりますよね。小沢さんの事ばかり『政治と金!!』ってしつこく言ってるけれど、そんなことを今更言ってないで後回しでいいから、仲間割れして税金の無駄遣いしてないで、少しでもマニュフェストを実行して頂きたいです。小沢さんを必要以上に叩く必要があるのは、小沢さんが首相になったら困る官僚や政治家が沢山いるってことですよね。今、日本を変えれるのはこの人だけの気がしますが、どうなることやら。。。
政府の考える第一優先が『困っている人々を助けること』ではない事が、倫理的に劣っている!と怒りを持ちます。今の日本の政府に『知的さ』が全く感じられない(以前も同じか。。。)。『知的さ』とは『優しさ』であると思うのです。何のために人々は勉強し、学び、経験し、努力するのか?と考えた時の最終目的が『他者に対する優しさ』に行きつかない場合、良い社会は決して生まれないと思います。私利私欲の人ばっかりな世の中のどこが良いのか?格差社会の行き着くところを想像してみて下さい。先進国って呼べるだろうか?そもそも今現在の日本は先進国なのか?どっかの国の植民地にしか思えないけれどね。来年は少しでも『知的』な日本になれることを願っています。酒乱の歌舞伎役者や不倫騒動ばかりにニュースの時間を割くような国じゃ、期待感は薄いですが、Never give up!
というわけで、またグダグダと書いてしまいましたが、本当にお客様や資材屋さん、生徒の皆さま、友人の皆さま、ブログをお読みの皆さま、今年も大変お世話になりました。皆様のお陰で大変充実した1年をおくらさせて頂きました。どうもありがとうございました。感謝の気持ちを仕事でお返しできるように、来年も努力してまいりたいと思います。どうぞ来年も宜しくお願い申し上げます。
皆さまどうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
P.S 生徒の皆さんへ 『お正月、飲みすぎるなよ~』(お前もな!って返事が聞こえました 笑)
大掃除をしながら今年一年のハイライト的な事を思い出そうとしても、なんだか全然浮かんでこなくて、忘年会疲れなのか、1か月以上前の事が思い出せませんでした。昼食を食べて落ち着いたら、考えると色々ありすぎて、もはや1年中ハイライトだらけだったのだな~と(笑)。
教室もお店も地味に地味にやっておりますが、今年もイギリスから木型職人のマイケル氏が貴重な木型講義をして下さったし、12時間耐久靴作りも2日連続で行い、展示会も多くの方々に来て頂き、最近行った黒木氏の講義も内容が濃かったですし、忘年会も盛り上がり交流も深まったし、新しい生徒さん達も増え、独立したOBも益々頑張っているし、古株の生徒さん達も着々と靴を仕上げたし。充実した年となりました。移転場所も決まり、来年も楽しい事が沢山待っている予感もあります。
今年の自分を振り返ると、兎に角作って作って作ったな~と思います。海外からわざわざお越し頂いたお客様から、かなり変わった面白い靴のご注文を頂いたり、常連のお客様の靴も沢山作らさせて頂きましたし、新規のお客様とも沢山お知り合いになりました。反省も山ほどありますが、実験的な事も多く行いましたので、学びも多かったです。お客様達がとても協力的であったことも本当に有難いです。沢山の情報を頂けて、お客様と一緒に靴を作りあげていく感も今年は多く感じられました。
たとえば、今年はフィラーと呼ばれる『コルク』の入れ方と質を変えてみたのですが、1足目と2足目のフィッティング感が違う!と即ご指摘頂き、『コルク』の入れ方の違いをご説明したところ、両方の長所の違いを的確に教えて頂けたり、靴磨きの仕方を独学で試されているお客様から、実験結果をその都度ご報告頂けたり、靴をお受渡ししてから、毎月フィッティングの変化を細かくご報告下さったお客様などとても有難かったです。
ビスポークの場合、お客様のご協力が必要な部分がありますので、『一緒に作りあげる』と言うことをご理解頂かないと難しいことがあります。フィッティングに関してはまさにそうで、個人差がありますが、足入れしてから最低でも2週間はタイトなフィッティング感が感じられます。インソールやフィラーが沈んで、ソールが馴染むまでは、慣れない方ですと『きつい!』と感じられますが、そこは一日短時間の着用を重ねて頂き、慣れていって頂かないとベストな状態まで辿り着けません。また、革の手入れを何もされないと30年履くのは難しい素材ですので、修理と革のお手れをしながら、愛情を注いで頂きたい。愛情を注いで頂く為には、愛情を注げるような靴を私が作らねば!ということを靴作りをしながら思い、忘れてはいけない事だと感じました。単に『靴を作る』というのだけではなく、お客様との良好な人間関係あってのビスポーク靴であるな~と。色々とビジネスのアドバイスを頂いたり、靴には何にも関係のない”音楽”や”自転車”や”車”や”子育て”の話題で話し込んだりもたびたびしておりますが(笑)、人間ですから親近感を持てれば、モチベーションもグーンと上がりますので、良好な関係を築きながら、一人一人のお客様の個性を尊重した靴作りが出来るように今後も頑張っていきたいと思います。
私の仕事以外の話では、今年は日本全体『狂ってる!』と思うようなニュースばかりで、日本の未来に憂いを感じっぱなしでした。まだまだこの状態は続きそうですが、期待していた政権交代も見事に裏切られました。マニュフェストと真逆な事を平然と行い、年金支給額の引き下げ、原爆被爆者に対する手当の引き下げ、特別児童扶養手当の引き下げを決定し、弱者いじめを行い、大企業優先の法人減税、株や証券で儲ける人々の為の証券優遇税の据え置きをしてたり、これで消費税を上げるって???冗談じゃない。消費税を上げて法人減税の代わりにするつもり?全く腑に落ちない。そんなことより、怪しいことこの上ない『宗教法人』から税金取ればいいじゃない!と思うのです。こんなに税金たんまり出せるだろう業界も他にないだろうに。言い出す政治家がいないのも、理由が分かりますよね。小沢さんの事ばかり『政治と金!!』ってしつこく言ってるけれど、そんなことを今更言ってないで後回しでいいから、仲間割れして税金の無駄遣いしてないで、少しでもマニュフェストを実行して頂きたいです。小沢さんを必要以上に叩く必要があるのは、小沢さんが首相になったら困る官僚や政治家が沢山いるってことですよね。今、日本を変えれるのはこの人だけの気がしますが、どうなることやら。。。
政府の考える第一優先が『困っている人々を助けること』ではない事が、倫理的に劣っている!と怒りを持ちます。今の日本の政府に『知的さ』が全く感じられない(以前も同じか。。。)。『知的さ』とは『優しさ』であると思うのです。何のために人々は勉強し、学び、経験し、努力するのか?と考えた時の最終目的が『他者に対する優しさ』に行きつかない場合、良い社会は決して生まれないと思います。私利私欲の人ばっかりな世の中のどこが良いのか?格差社会の行き着くところを想像してみて下さい。先進国って呼べるだろうか?そもそも今現在の日本は先進国なのか?どっかの国の植民地にしか思えないけれどね。来年は少しでも『知的』な日本になれることを願っています。酒乱の歌舞伎役者や不倫騒動ばかりにニュースの時間を割くような国じゃ、期待感は薄いですが、Never give up!
というわけで、またグダグダと書いてしまいましたが、本当にお客様や資材屋さん、生徒の皆さま、友人の皆さま、ブログをお読みの皆さま、今年も大変お世話になりました。皆様のお陰で大変充実した1年をおくらさせて頂きました。どうもありがとうございました。感謝の気持ちを仕事でお返しできるように、来年も努力してまいりたいと思います。どうぞ来年も宜しくお願い申し上げます。
皆さまどうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
P.S 生徒の皆さんへ 『お正月、飲みすぎるなよ~』(お前もな!って返事が聞こえました 笑)