【平成30年11月20日(火)】
【由義宮】(神護景雲3年(769年)~ 宝亀元年(770年)) 所在地:大阪府八尾市八尾木北5-172 由義神社
第48代称徳天皇 在位:天平宝字8年(764)~神護景雲4年(770)
由義宮(ゆげのみや、ゆげぐう)は、河内国若江郡(現在の大阪府八尾市)にあったとされる離宮。奈良時代の神護景雲3年(769年)から宝亀元年(770年)頃まで存続した。八尾市八尾木北にある由義神社の境内に「由義宮旧址」の石碑が建っているが、『続日本紀』などの史書には具体的な所在地は記されていない。2017年時点までの発掘調査では、由義神社から南へやや離れた場所にある東弓削遺跡が、弓削寺(由義寺)及びその近くに造営された由義宮の所在地であった可能性が有力視されている。
宮址の石碑は鳥居の足元に設置されていました。
拝殿
本殿
末社の皇大神社
絵馬所
由義神社から南に1.5kmの東弓削3丁目のR170西側の東弓削遺跡から由義寺の塔基壇が発見されたことから、ここが由義宮の可能性が高まった。