【自家製ベジタブル酵母と国産小麦を使い安心安全なパンを作るベンベーカリーWebショップはコチラ!】
パンにとっての効き目のある方法を自分なりに考えてみたい。
まず
『蒸気を効かす』
とよく言う。
表面の皮(クラスト)がパリッとしたり、固くしっかり焼けるパンに対しての火当りを和らげる効果もある。
『皮のないパンはパンでは無い』
と言われるほど皮の存在は大きい。
フランスパンや酵母パンなどハード型のパンにとっては中身(クラム)を守る包材の様な役目もしている。
同じ材料を使い焼き上げても皮と中身とがわけられるように思われがちである。
『皮が好き、中身が好き』 と嗜好は人様々ではあるが、それを分けているのは食感ではないだろうか。
この相反する部分が口の中で再び一体化するところにパンの美味しさがあるのではないかと私は考えている。
さて、蒸気の効かせ方はどんな風にするか。
ポピュラーなのが霧吹きでパンを焼く直前に水を吹き付ける。
オーブンの中に吹き付けてもいい。
発酵中のパンが乾いた時にも吹き付ければいい。
霧吹きはパン作りに不可欠である。
鉄板が複数入るオーブンなら、予め熱しておき、そこに水を注いで蒸気を起こしてもよい。
店では食パン型の酵母パンや米パンは、このようにして焼いている。
ただ、しっかり焼けるだけでなく瑞々しく感じる。
次に
『パンチを入れる』
という効き目を考えてみたい。
炭酸ガスを抜いて酸素を供給すると菌の働きが良くなり生地が強くなります。
生地の均一化をはかる目的でもあります。
高配合の生地、砂糖やバター、卵、生クリームなどの入ったパンはパンチは必要ありません。
シンプルで質素なパンには是非パンチを入れて下さい。
材料の力で強くなれるパンは必要ないのです。
自分達の力で強くならねばならないパンには必要なのです。
パンチのやり方は端の生地を中央に集めるように折り込んでひっくり返せばいいだけです。
生地はこんもりとなるようにして下さい。
最後は
『クープを入れる』
という効き目です。
クープとは切るという意味でカミソリを使います。
これに関しては一時悩んでいた。
『何でだろう? どうして?』
見た目ばかりのクープに囚われていたが本質へと意識が変化してゆくにつれて、あまり考えなくなった。
クープの目的はクラムを粗くする、火通りを良くする、デザイン性と機能性ではないだろうか。
フランスパンには様々な形があるが、食べ方や組み合わせの多様さを表していると思う。
色々と書いてみたが私なりの想いや、これまでのパンとの関わりから感じたことである。
私のパン作りは、遡る事で何かを知る。
正に温故知新だ。
『効かす』
前に
『生かす』
と言う工夫があったのではなかろうかと思わずにいられない。
← あたたかいポチッをお願いします。
にほんブログ村
【自家製フルーツ酵母と国産小麦を使い安心安全なパンを作るベンベーカリーWebショップはコチラ!】