第3回:鉢底石って使っている? | Nom親爺のブログ

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プルメリア育成や南国の植物のお話

タイから帰ってきて風邪ひいた~とダラダラしていた親爺

何だか体が熱いのよね~、

  チョット熱計ってみる・・・38℃

     チョット熱あるね。

(親爺は39℃までは大丈夫な人間です)

病院行って風邪薬貰ってくるよ!と言って家を出た親爺

 

病院行って検査したら先生が「親爺さ~ん…ハイ! コロナ陽性ですよ~」と元気な声で結果を教えてくれた。

「そっ、そうねんですか~、エエッ!・・・コロナ?ですか?」

「ハイ、コロナです」

と人生初のコロナ禍宣言

(タイの寺院にて)

そんな訳で1週間お休みしていました。

タイから貰ってきたのか?行く前に罹っていたのか?

まあどちらでもいいや、治りましたから。

 

その時期に東京に雪降りましたね。雪だるま

久し振りの雪でドキドキしました。ラブラブ

何が?

地植えのプルちゃんですよ。

お布団剥がしてみました。

あれ~幹の部分がヤバいです。

葉を残していましたが「仇」となってしまったようですね。

葉茎の部分から黒くなっています。

葉が寒さに耐えきれなくなり凍傷状態になり葉茎を伝わって幹まで影響が出てしまったようです。

ですから葉を全部取り除き、丸坊主に

花芽も難しいかな?

先端はカットしないで頑張ってもらいます。

 

さて本題

皆さんは鉢底石使っていますか?

今は使わずにそのまま用土を入れて使うのが一般的ですが、親爺は必ず鉢底石は使います。

理由は、親爺の植替えは気が向いた時にします。

(毎年ではなく3~5年に一度と言う感じ)

なので、粒状用土が潰れて目詰まりする時があります。

この時に鉢底石があると目詰まりし難く水が流れてくれるからです。

それに鉢底石を入れないで用土を入れると下からこぼれてくるじゃあないですか。

なんかアレ!嫌なのですよね。

 

そんなことで親爺は鉢底石を使っています。

しかし、この鉢底石ですが一工夫あります。

実はこれ、再利用品です。

植替え時に出た用土を乾燥させてふるいにかけます。

そして一番大きな粒の物を容器に入れて鉢底石として使います。

 

こちらは荒めの一番底に敷く物です。

中には赤玉土の大粒や鉢底石用の大粒パーライトが結構入っていますよ。

 

そしてこちらは、ふるってその次に細かい鉢底石です。

こちらはほとんどが粒状培養土の粒が潰れていない物ですね。

それに小粒のパーライトが合わさった物が主成分です。

 

この二つを植替え時に左側の粗目から入れて、その後に右側の小粒を敷いて、その上に配合用土を入れて完成です。

このように「鉢底石」と言っても大きな粒状の用土と同じ物ですから全く問題はありません。

 

そして大粒~中粒と振るった後の細かい土は他の植物用に有機肥料を混ぜて使い、細かい土は種植え発芽用として使います。

全く無駄のないリサイクルでしょ!

皆さんもふるいを買ってきてやってみてください。

意外と使えるのですよ。

 

今回で用土&鉢底編は終了です。

春に向けて色々と皆さんと学んでいきましょうね!

 

次回は、挿し穂作成の剪定と、この時期の水やりについてお話しようと思います。