たまには山ネタ 木曽駒ケ岳
4/10学生時代の友人らとともに山へ。
静岡の人と待ち合わせなので中間地点の木曽駒ケ岳へ。
木曽駒の魅力は行きやすいこと。
高速下りて3分でバス乗り場。
そこからはバスとロープウェイに乗っているだけで千畳敷だ。
千畳敷はもう9回目だろうか。
ここから八丁坂を経由して木曽駒ケ岳を目指す。
自分はたいていどこでもチェーンスパイクで行くが、今日は雪質的に迷わずアイゼンだ。
ほとんどの方はもう1本前のロープウェイで到着し出発済み。
我々はかなり遅いほうだ。
激坂を登る。
ここまでは乗越の陰で無風で暑かったけどここからは暑い日差しと冷たいそよ風で最高に気持ちがいい。
あれは宝剣岳。
5ヶ月前あそこで死にかけた。
あの4人は向かうようだ。
それにしても今年は雪が少ない。
昨年はゴールデンウィークに来たが、その時期でもこれよりは雪が多かった。
前回縦走した三ノ沢岳から宝剣岳の稜線。
気持ちよかった。
中岳に登頂。
ここから見る三ノ沢もカッコいい!
宝剣岳を回らないなら今の時期でも三ノ沢に行ける気がする。
次は計画しよう。
遠方には南駒ヶ岳と空木岳。
雪が輝いている。
そうこうしているうちに木曽駒ケ岳登頂だ。
どーんと御嶽山!
ここまで来ると八ヶ岳も遠い。
そして北アルプス
この日は南から急速に湿気が入って来ている。
山頂付近にガスが立ち込めるのは湿気が入ってきている証拠だ。
ランチを済ませた後、下山はバリエーションルートに。
この時期しか進めず、ソロの時には行く気がしないので、いつもは見ることのできないアングルで木曽駒を見上げようという計画だ。
まずは将棋の頭方向に下りる。
そこから木曽駒の東面を通って中岳へ直登する。
途中で木曽駒を見上げる。
この時期しか拝めないアングルだ。
中岳に向けて登る。
ここからだとなかなかの標高差だ。
これがまぁなかなかの斜度。
落ちると止まらないだろう。
ピッケルに持ち帰る。
アイゼンは蹴り込んでもこの程度↓
アイゼンの前爪を初めてまともに使った。
ピッケルも本気で使った。
今回の同行者は一人を除き山の上級者。
それも色んな山に登っている経験値の高いホントの上級者人たちだ。
自分は年間60回くらいは入山しているがその半分はリピートでしかも地元の山。
自分は回数が多くても経験値は高まらないニセモノだ。
その先では超急斜度のトラバースにぶつかった。
この先に小屋が見えていてここを進むのが最短だけど、さすがにここはまずいな。
迂回して乗越浄土へ。
ガリガリ音が聞こえて振り返るとスキーヤーが谷へと滑り込んでいく。
気持ちよさそう。やっぱこれがスキーだよな。
八丁坂の下りは早い。
仲間はみなピッケルで下りていくので自分も着いていきあっという間にロープウェイ乗り場へ。
お疲れさまでした。
駐車場に戻り、南アルプスを眺める。
木曽駒の良さはこれだ。
こんなにのんびり登っても14時には駐車場に戻れる。
1年ぶりの仲間と快適な山行を楽しめた。
また計画したい。