熱が出たら病院?頭痛が出たら鎮痛薬? | あいかのブログ

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看護師 おまたぢから&経血コントロール
からだを知る解剖生理学講師 妊娠前の身体作り。健康でいるためのセミナーや啓蒙をしています。

今は子供の医療が無料とかが影響して

ちょっと熱を出したり

ちょっと傷があったり

ちょっと鼻水がでたら

すぐ病院に連れて行ってしまうおかあさんが多いとか・・・・aya


ほら 薬もタダでしょ

だからへたに家でお手当するよりは

病院に行って

医師の診察を受け

診断を受け

そして念のため?薬をもらっておくと楽ってことみたいです・・・・タダだしね・・・←いや、ただじゃないわけよ 必ず病院に支払われるわけだから。。ドクロ





これするおかあさんって

いちおう

「こどものため」なんですよ


でもからだの働きや

ほんとうに子供のことを考えたら

病院なんて

めったなことではつれて行かなくなります・・・・・


オトナと違いますので

熱がでた

やっほい!クラッカーで終わりではないですが(笑)



熱がでた

さてなぜ出たんだろう?


昨日お風呂上りにいつまでも裸でいたせいかな?

あ、幼稚園で風邪ひきさんがいたかな?

どこかでウイルスもらったかな?


さて熱が出た子は

どんな様子だろう?


熱はあるけど元気

元気ない

食欲ない

唇乾いてる

おしっこ少ないな

やっと出たらおしっこ濃いな



なにかあればとりあえず第一選択肢として病院に行く

念のためみてもらう


この「念のため診てもらう」ことが必要なときも当然あるのですけど

なんでもかんでも病院&お薬ではないわけです


医師が処方したからといって

そのまま信じて安易にしっかり飲ませるものでもありません


ケミカル素材

つまり薬はすべて石油からできている・・・・


薬はメリットもありますが

デメリットも当然ある


しかし薬がすべてNGなのではなく

デメリットを押してでも使用しなくてはいけないときもあります


たとえば手術後とか

解放骨折してるのに

「抗生物質は腸内フローラ壊すから嫌です!」

とか

「ホメオパシーでなんとかします!」

「アロマでなんとかします!」


これでは命に危険が及びます汗

健康って大切な人生のベースですが

命より大事なものなんてなにもありません


命に係わる必要な薬を拒否して死んでしまうんでは本末転倒ですドクロ


こどもが心配だから

母であるわたしはやれることをやる


これが「なんでもかんでも病院につれていく」「薬をもらう」「薬を飲ませる」では

ちょっと違うのです・・・・


こどものため・・・ではなく

単純におかあさんの安心感のため・・・って感じ?


「熱が出ました 薬をください」って

夜中に救急に駆け込んでくるおかあさん

なんどもみました・・・・


はい 夜は副交感神経優位の時間帯

症状があればひどく出るとか

熱も夜中はフィーバーアップしやすかったりします

これを修復しておるのは睡眠ですので

夜中は休息が治癒過程に必要不可欠


都度、わかっている先生は

「こんな夜中に病院つれてこないで寝かしておいてください」と言うのですが←ひどくまっとう(笑)


「なんでなにもしてくれないんですか?!」とキレたりするわけです(笑)

わたしらからすれば見事なモンスターなんですけど

当事者は子供が夜中に熱でうんうんうなされていたら

じっとしてはいられず

わらをもすがりたい気持ちなのでしょう


こういうの見てきたから

よけい母は解剖生理的知識が多少必要だなって思うわけです


こどもはたくさんウイルスや細菌と出会って

身体の中では免疫たちが戦って熱を出し

やっつけることで自分の免疫力を構築してゆくわけです


そういうこと知っていたら

わざわざ夜中に熱を出した子供を連れまわさないよねって話


むろんただ「熱がでた~ ばんざ~~いクラッカー」って

指をくわえて見ていなさいというわけではないのですよ得意げ


症状にあったケアする方法もありますし

観察はしっかりして

あ、まずいなってタイミングをきちんと見極めて

夜中だろうが早朝だろうが病院に連れて行くことが必要なときもあります


おかあさんは子供の看護婦さんなわけですから




5月2日&3日解剖生理@東京

お席あとわずかです^^