いつまでもあると思うな親と・・・ | あいかのブログ

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看護師 おまたぢから&経血コントロール
からだを知る解剖生理学講師 妊娠前の身体作り。健康でいるためのセミナーや啓蒙をしています。

いつまでも

あると思うな

親と金!



というコトワザ?がありましたね(コトワザか???)


いつまでも親が元気でいると思うなよって意味だったと思いますが

(あれ?違った?)


福岡の助産師星子さんの記事★たまごは、待ってくれません




これを見た時

思い出しまして・・・・





いつまでも

あると思うなそのセミナー!

  by 堀内瑠美さん






だはっ

  :*:・( ̄∀ ̄)・:*:







このへんのお話は

本来 初潮教育の段階で

女性全員が自分のからだのこととして

知っておくべきなんです

(~すべきっていう言い方すきじゃないんですけど あえて使います)


産まれた時から

持って生まれた卵子の数は決まっています


これは りこちゃんとのセミナーに出た方は

聞いた話だと思いますが

原母細胞と言いましたね


これは赤ちゃんがまだお母さんのおなかにいるとき

つまり 胎児のときですね


なんと胎児期20週


つまり妊娠20週のときには

赤ちゃんの卵巣の中に

約500万個の卵祖細胞といわれる 

いずれ卵子となる細胞が作られています


その後はこの数は増えることなく

変性吸収され 

逆に減少してゆきます


いいですか

ここもポイント


ここから卵子のもとは作られることはありません


生まれる前に卵子の種の数が決まっている…とはこのことです



そして

変性せずに生き残った卵祖細胞が

卵母細胞となり

卵巣の中で 原始細胞を作ります


出生時に この原始細胞を100万個もって

女性は生まれてくるのです


この後 原始細胞が卵子となるために

2回減数分裂を行います


出生前に1回 減数分裂を行いますが

途中でその分裂を休止します


その後初潮が始まり

排卵が始まるまでこの休止状態が続きます


そして初潮が来るころ

途中で終わっていた1回目の減数分裂を完了します


ここで最終的に一生分の卵子の数が決まるわけですけど

その数数万個程度にまで減少するのです


この数万個が初潮から閉経までかかって

毎月排卵されてゆくのですね


なので

初めて排卵するときと

45歳で排卵するときは

卵子のフレッシュさがまったく変わってきます


ここわかります?


たとえば初潮が12歳できたとします

20歳のときの卵子は8歳の卵子

40歳の卵子は28歳の卵子

20年ほども古くなっているというわけですし

その他20年も生きていれば

放射能しかり

農薬・化学物質・薬物・大気汚染もろもろ

さまざまな曝露をうけてしまうわけです


しかも20歳以降は「成長」ではなく「老化」です・・・




女性はその人生の中で数万個の中から

約300~400個排卵するといわれています



じゃあ けっこうたくさんあるじゃんって思いますか?

それとも えっ?それしかないの?って思いますか?



生殖が可能な

つまり妊娠が可能な年齢になると

毎月数十個の卵胞が発育を開始しますが

その中から

選ばれし卵子が1個だけ

発育を続けます


受精も 選ばれし精子1匹だけが

卵子に侵入することを許可されますけど

毎月の排卵でも

選ばれし1個だけが 排卵できる のです


ここ重要!






で、ですね

35歳すぎると

高齢出産と言われます


いわゆる遺伝子異常の発生が極端に増えますし

妊娠時出生時 また胎児や生後ベビーにも

トラブルが起こりやすくなることから

高齢出産は

マルコウ 

と呼ばれ

病院などでは

厳重警戒になるわけです


これは現代医学が発展して

未熟児などの蘇生率が上がったといわれる現在でも

高齢出産に対して

現場ではまったく楽観視などしておらず

逆に注意深くなっているわけなのですが


マスコミが 高齢出産や不妊治療を美化するために

それを信じた女性が

「高齢出産=今は大丈夫」とか

「高齢出産=今もあるの?」

「高齢出産=今は40歳以上でしょ?」

なんて とんでもない 理解をしていることも多々なのです


あのね

健康な高齢出産はいいですけど

妊娠なんて ほんとサバイバル

それぞれがそれぞれの伝説をつくる女の人生の一大事ですよ・・・・


本来女が妊娠することは

しごく当然で

しごく普通で

しごくあたりまえのことでした


が 今は違う


身体が老朽化するまで

自分の好きなことを追及したり

仕事などに忙しく奔走して

身体はぼろぼろ・・・・

生活習慣も乱れて・・ということも多い現代は

せっかくのアタリマエが

あたりまえでなくなってきている


10年前のマルコーより

現代のマルコーのほうが

確実にハイリスクなのです


放射能も追い打ちをかけてますしね


ええ もう北半球にいれば

どこにいようと無害ではないと現代です


マルコーでも今は大丈夫~って

タカをくくれないのです





・・・・・・・・・・・・











マルコーマルコーって

呼びました???



















・・・・・イエス!

あいあむ まるこー!!!

   

【産休中】踊る看護師セラピスト あいか(ふゆ) 


   朝方美人塾さんよりお写真拝借 3月の大阪セミナー時の写真(笑)




なぜ35歳だか 

わかりますか?



先に書いたように

卵子は毎月あらたに製造されているわけではなく

その卵子の種は 胎児のときにできているわけですよ


そしてその卵子のもとそのものは

初潮時に出来上がる


ちなみに精子は毎回製造できますので

若干フレッシュです


が 工場が老朽化してくれば

その製造品も フレッシュではないのは

おわかりになりますか?

同じく工場は35歳をめどに老朽化してゆきます


が これも身体のことですので

35歳はだいたいめどですね

心身ともに若々しく

よりよい生活習慣で過ごされて

健康であればこの限りでもありません





つまり 卵子は生まれる前からできている


つまり 加齢で老化するのは当然の話


そのうえ 生活習慣が悪ければ ここに拍車がかかり老化が進みます

ただでさえ劣悪・・・おっと失礼

ひどい環境です

海は放射能に汚染され 空気もだけどね

農薬大国

環境ホルモン大国

薬漬け医療の我が国でございます

米を食わずに 小麦や砂糖乳製品を大量に喰らい

冷たい飲み物で冷やす・・・

ケミカルナプキンで子宮を冷やし・・・

ええ 冷え症なども ここに追い打ちをかけますね




なので 特に女性の場合「生殖年齢」で出産するということが

とても大事なキーポイントなわけです


生殖年齢 

数で示せば だいたい20歳~34歳となりますね

初潮が始まり 排卵が整い始める時期から

身体が妊娠・出産・育児に

安全に取り組める健康で活力のある時期です


もちろん40歳超えても自然妊娠が可能ですし

マルコーだってノートラブルで

元気な赤ちゃんを出産する場合もあります


なんで??


いえ

別にむずかしいことでも

特別なことでも

なんでもないのです


単純に身体が健康で

スムーズに機能をはたしているだけなのですよね






今35歳の方を脅しているわけではありませんよ・・^^;


こういうこと

子供のうちから知っていれば

35歳すぎてあわてて妊活するって人がどれだけ減るかな・・という話


そしてそうなったときに

受け止め方が

変わるんではないかなぁという話




女性は産める性なのだということを

真に理解しておく必要があるのです


産める性のはずなのに

産みたいのに かなわない人が増えている


ここで何をすべきでしょうか?



わたしは わたしが大丈夫とも

うちの子が大丈夫とも思っていません


この環境において

守るべきものは やっぱり 溜めない身体・出せる身体

そして不要なものは 入れない努力を

小さなうちから行っていく必要があるのを

より強く痛感しています



妊娠前どころか

妊娠中は当然

生まれた時からケアを意識しなくてはならない世の中です・・・・

でないと 卵子は当然

胎児をはぐくみ

産み育てる身体を 守れない


もちろん精子もだけどね・・・・・








福岡の方は

ぜひほしこさんのセミナー行かれてくださいね


あ 内容違いますが

9月末には東京でセミナーされますよ~(^^)/

ママ必聴ですっ