セラピストとしての責任~ルネ・ターナーのバイブルより | あいかのブログ

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看護師 おまたぢから&経血コントロール
からだを知る解剖生理学講師 妊娠前の身体作り。健康でいるためのセミナーや啓蒙をしています。

自分にも厳しい人間は

他人にも キビシイ とか言います


鏡 だから と

 φ(.. ) ぷーん ソデスカ・・・・・・


シゴトでは わたし相当キビシイと 思います(笑)


いえ 意外と 真面目ですからっ

というか 理想が 高いのかも しれませぬ



うーん

ていうか やっぱり 病院にいたからってだけでしょうかね


人間というのは

人間ですから完璧ではないので

ミスをしますが 

病院では ミスは許されない

必然的に 上司先輩後輩 キビシイ指導には なります・・・・

でも 当然ですね

人の 命を 預かるんですもの

そんくらいの プロ根性のある看護師じゃなくっちゃ

家族も自分も 看てほしくなくない よねぇ???



さて

セラピストといえども

わたしは かなりフィジカルよりのセラピストです

看護師だったってことで 経験も知識も フルに生かしております

ヒーリングもできますし

レイキもティーチャーですけど

スピ方面だけで見ないで

「全体」で 観ます


できれば 日本も

ヨーロッパのセラピストのように

プロフェッショナルに なってゆければよいな と思っています


ヨーロッパ圏内の セラピストは

看護師と同単位になるほどの

解剖生理学を きちんと 学びますのよ

世界から 認められるような 有名セラピストが

ヨーロッパに 多いのは このためですね



現行の日本のように

ちょっと なにかを 学んで ディプロマや

認定証をもらって 

すぐに ねこもしゃくしも 自称セラピスト を 名乗るようでは・・・・・なぁ というね汗

数年前から これはほんとに どうかなぁと 思っています得意げ


いえ

ほら わたし 基本ナースの考え方なので

「事故は未然に防ぐ」というか

「リスクは徹底的に排除して 予想されるリスクは可能な限り回避する」

と考えるのです


たとえば アロマの勉強を していない人が 精油を使って

からだに ぬっちゃうとか・・・・・うーん・・・・・あせる


件のアロマの件は

たとえば 経皮吸収のことなり

皮膚に塗る、という行為のことなり

その先 必ず肝臓を 通るってことなり・・・

アロマだからといって すべて安全ではないことや

植物から抽出されているから 安全ではないのであるということ

必ず適切に 希釈するもんだとか ね


まぁ  このあたりは 言い出したら きりのない 問題提起ですけれど

現に問題が出ている方もいますしねぇ・・・・


必要で 法律がある 施術もあるのですし

やはり いろいろ 「自分が行うこと」については

タイトルのように

責任感をもつことって 大事な気がします はい





最近は

セラピストさんでも

解剖生理を 学ぼうとする方が 増えているようで

わたしも数年前から

要望で ちょこちょこ セミナーしていましたが

ああ やっててよかったんだなぁ と 思って

そして そういう向上心の 高い方が 増えてきていると聞いて

すごく ほっと しています







さて

わたしは 施術前後の コンサルのとき

かなり 気を使っていることが ありまして


それは

わたしが

施術を 受けるときに

場合によっては

「かちん(・ε・)」

と くるから

もしくは

きたことが なんども あるから(笑)なんですが



「症状の ダメだしを しないこと」


です



これは もうさじ加減が とても 難しいです

ただ 所見として お伝えすることは 大事だと思っているので

基本的には 伝えます


が 事実とはいえ あまり 悪いことを羅列してしまうと

この先数日の 山場を乗り越えられないだろうな とか

そういう性格傾向の 方には

あえて すべては お伝えしなかったりもします・・・・・






症状の ダメだしですが


やれ ここが わるい

ここも だめ

ここも弱っている

ここも よくない

とか


事実そうでも

その先まで きちんと フォローや

説明が できないならば

言ってはいけない と 思っています わたしはね


ここが 疲れていました

これは こういう理由が思い当りますが 

なにか こころあたりがありますか?


なので こうしておきましたから

少しおちついてくると 思います

でも また こうならないように 

これを 気を付けてみてくださいね


とかまで 言うのが プロ





たとえば フェイシャルリフレで

「ここが ダメ ここもだめ ここもかたい ここも流れない」

ダメだしする


ええ それはいいですけど

じゃあ あなた ナニを してくれたの?

どんなトリートメントでアプローチしてくれてるの???

してくれてるプランも「?」で

クライアントのからだが なぜ いまそうなってるかってことを 理論としてわかっていないで

どこが かたい だけ 言われても

正直「・・・・・?」なのです


本人は そのつもりはなくても

言われたクライアントは

全否定された気分になったり

場合によっては

落ち込んでしまいます


自分が出した 所見をもとに

ともに原因を探ることや

改善点を 示唆すること

(それは けして こちらの都合で 1週間後に施術させてください ということではない)


そういうアフターフォローもなしに

鬼の首とったかのように

「どことどこが かたかったです !!」

と 言われましても・・・・


それって 伝える意味が あることなのでしょかね・・・・・




あとは 言い方ですね

わたしは なるべく 淡々と 事実をお伝えします(基本的に)


「あなた ここも悪かったわよ!」

と いうようなニュアンスになる言い方は

気分を逆なですることになるので

しませぬ


ていうか ここもナースですから

あまり感情交えず 言えるのだと思います 淡々に


言葉って

毒にもなるし

愛にもなる




セラピストは 聖人君子である必要は ありませんけど

やっぱり

知識を磨こうとする姿勢は とても大切ですし

自分を 万全に していないのに クライアントに触れることも ご法度だと思います

(でないと わたしのような人は 施術してくれたセラピストからアタックを受けたりする(笑)叫び


知識や情報は

常に アップデート されているので

情報更新を 怠らないこと







ルネ・ターナーは

世界的に有名な 

イギリスのリフレクソロジストです


著書に


セラピストの倫理

セラピストの責任という

項目があります


リフレクソロジー―基礎から応用まで/東京堂出版
¥2,940
Amazon.co.jp


ま プロは

聖人君子になれないならなくていいなんて

言うべきでないのかもしれません


そのくらいの

プロ意識が 大事ってことで

リフレクソロジストじゃなくても

人に触れる「セラピスト」ならば

読んでおくと よい おすすめの1冊 ですお


本場ヨーロッパのプロのセラピストが

プロとしてのセラピストの 在り方みたいなことまで

きっちり書いてくださっています


まさに セラピストのための バイブル ですニコニコ