あの「デリンジャー革命」のRickさんですよ。。。って知らんわ!って言われたりして。
Rickは、Winterファミリー/グループの一員として、一番知られているかもですね。
たとえばJohnny Winterの「And Live」で見せるセンスあるコード/バッキングを弾いていたのは彼。
あとは、名曲"Rock'n Roll Hoochie Koo"の作曲者としても有名ですかね。
あとは、あれか。”Eat It”というパロディ曲のPVに登場してEddieの変わりに登場するという残念な経歴があるとか。あ!そうだ!子供ばんどのプロデューサーって言ったらわかるか!・・・うーむ。
さて、そんなRickですが、ソロアルバムでそこそこの成功を収めた彼がよりハード(ロック)なバンドを立ち上げるのが1976年。
バンド名がDerringerなわけですから、自己主張がすごいですね。そしてそのファーストアルバムがバンドと同盟「Derringer」で、邦盤タイトルが「デリンジャー革命」ってなわけです。もうよーわからんです。
そしてこの頃愛用していたのがBC RichのMockingbirdというギターなんです。
今はリーズナブルな価格で購入できるメタルギター、という印象がありますが、70年代半ば~80年代はじめは今でいうブティックメーカー、という雰囲気だったそうです。当時のごく一部の若者は、憧れの存在だったとか。
ちなみにこのブランドで一番有名な利用者(ギタリスト)は、Aerosmithの二人でしょうね。BradもJoeも一時期愛用していて、10弦ギターのBichを抱えるJoeはかっこいいでよね。
話を戻しますと、BC RichのMockingbirdはホーン部分に物凄い特徴があって当時発売されていたギターの中で最も武器となりうるものだったのではないでしょうか。というのは冗談で、その独特のシェイプ(奇抜さ)に関わらず、かっこいいと思える数少ないギターなんです。
その証拠としてMockingbirdというギターは、もうすでに40年以上も同じシェイプで販売されていますからね。
若干中二病的なギターだと思うんですが、そういうモダンなデザインが当時の若いロックギタリストに受け入れられたんでしょう。
また当時のMockingbirdは私の大好きなKoa材(他にもMapleやMahogany製あり)を使ってるのも、私にとっては非常に魅力的。またVaritonやPreamp機能があったりと、多彩な音が出せるのも楽しいですよね。
Rickはちょうどこの頃KoaのMockingbird Supremeを愛用していてます。かっこいい。