萌えというコトバに違和感を探ってみた(回顧録) | パチオタマニアな私が独自に深く突っ込みますね

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2021年はパチスロ「いろはに愛姫」を中心としたネタを
たまに変わったことを書いたりして
なるべく万人向けに分かりやすく突っ込んだ内容にしたいです

 

 

私だけの記憶ですが・・・

 

ネットコンテンツには
もっと詳しく載ってるとは思いますが

ただ、こう、初期から
見てきたというのは
あまり語られてないみたい
なので
参考までにいかでしょうか?

 

プチクロニクルとして
楽しめれば幸いです

 

1.
産声は平成に入った頃

 

PCエンジンというゲーム機に


初めて

萌え」(当時、萌へ)

 

というコトバを目にしました
(それ以前は無かったはず)

 

ゲーム雑誌のハガキ投稿絵で
だったかと思います

 

しばらくはこのコトバは
「美少女」(大抵二次元絵)
という括りで一旦隠れます

 

CGやCDからの音源もたくさん使える
追加ユニットのCD-ROM時代でも
いまでこそ「萌え」の表現は
出来たかもしれませんが

 

あまりにも雑誌として
売れない表現だったかも?

とはいえ、これが「萌え」の
礎ではないかと思います

 

ところが・・・

 

2.
少女向けアニメでのこと

 

美少女戦士セーラームーン

 

最初見てませんでした
聖矢が冥界編やらずなので
そっぽ向いてました

 

これの何年目のクールかは
覚えてませんが

 

「土萌ほたる」

 

というキャラで
再び表立った「萌え」という
表現が登場したかと

 

毛嫌いしてて
たまたまメシ喰いながら
テレビをちらっと見ると

映っているのは

 

普段から黒い服で笑顔も少なく
いかにも薄幸な少女の典型
です

 

・・・惹かれた?
てか、なんで見入ってんだ俺は?
な感じでした

 

フィナーレでは記憶だけですが
哀れな戦死と希望の再生誕

・・・だったかと

 

こんなショックかつ
いちばん守ってあげたい系の子が
そういう目に遭う切なさ・・・

 

これだけで「萌え」
というのは直感で分かりそうです

アレを見てあらゆる感情を
抱いたひとも多いかと思います

 

3.
ちょっと違う方向に向かう時代

 

「2ちゃんねる」と
「カードキャプターさくら」です

 

しかもシャオロンすら誰?なぐらい
あまり登場しない上
兄や父、おかしな親友、珍獣?
まだアニメで目立ってた頃、

 

「萌え」と「ロリ」
がごっちゃになってないか?

というものです

 

ネット初期でも
エロ画像送れとかいう書き込みも
多かった
だけにです
(成年向けコンテンツ初期とも)

 

2ちゃんねるにも
さくら板なんてカテゴリもあったので
如何に広まったのかは想像できるでしょう

 

絵と設定さえあれば
「萌え」が簡単に使えるようにもなりました

 

安直なようで本当は
そういった雰囲気を無意識に使える
絵描きさんも多くなったのも
この頃でしょうか
(これは好きな傾向とは思います)

 

4.
電脳街を塗り替えたメイド喫茶

 

いまでこそ珍しくない
オムライスにケチャップかけて

 

「萌え萌えキュン」

 

という
いまでは少々古いフレーズです

 

目の前のかわいらしい衣装の
若い女性に対する
「ドキドキ」とごっちゃになった
「萌え」です

二次元から三次元が加わり
商売としてはよく考えたな
という感じです

 

この子、相手してくれてるんだ
というどっきり喜びとか感じたり
相手の感情を探る気持ちが
そうさえたのかなと

 

現在のアイドルユニットや
かわいらしいアニメキャラにも
「萌え」が使われています

 

流れの始まりを考えれば
このコトバを使うのが

自然だったのでしょうか

 

5.
なんでも「萌え」で済まされる現在

 

あまりいい気はしないですが
元々がスラングなコトバなので
自由に使い回しが利くともいえます

 

そして、これが
冒頭にもあった「萌え」の
流行らなかった時代から見れば
ビジネスチャンスは
まだまだ発掘できるカテゴリ

でもあります

 

ただ・・・
意味も無くやたら地上波では
使われたくないですね

 

パチンコなんかも
萌えコーナーとかあるし・・・
(集客効果は見る限り無いみたいです)

 

サブカルのなかで
自由に使えればいいのでしょう

 

目の前にあるそのテの事象に
ここまで書いたそういった感情を
上手に付き合えば、
モラルをハズさない限りは
いいんじゃないかなと
締めくくりたいです