
イチジクってどうやって増やすの?
イチジクは挿し木(さしき)で増やします。
ざっくり言うと、枝を土にぷすっと挿しておけば、葉がでて根がでて成長します。
挿し木とは、植物の枝などの一部を土や水に挿して発根させ、独立した新しい個体を作る繁殖法です。挿した枝と同じ性質を持つ(コピー)苗になります。
タネからだと同じ性質にはなりません。(人間と一緒です。。。)
イチジクは挿し木で増やしやすい植物ですが、100%ではありません。
どうしても育たずに枯れてしまうものもでてきます。
研究者の方や農家さんやボクのような趣味で栽培している人も、
挿し木が100%育つように情報収集して日々研究しているのではないかと
思います。
やってはいけない挿し木
登録品種(権利(パテント)が発生している植物)を増やすことはNGです!
登録品種とは、種苗法に基づいて農林水産省に登録された品種です。
品種登録制度は、優良品種の育成と育成者の権利を保護することを目的としています。
- 育成者の許諾がなければ、増殖や譲渡、海外への持ち出しができない
- 登録した新品種の種苗や収穫物や加工物の生産や販売などを一定期間(25年間か30年間)独占できる
では、どうやって登録品種を調べるのかというと、
植物を購入したときのラベルに書いてあります。
こんな感じに書いてあります!
イチジクで品種登録されているものは?
イチジクにも品種登録されているものがあります。
農林水産省の品種登録ホームページにある品種登録検索で調べることができます!
イチジク属の学名「Ficus」で検索した結果は以下になります。
登録番号があるものが品種登録されているものですね。
一番右の欄の消滅日に日付が入っているものは増やしても大丈夫です。
スーパーで見かけた「とよみつひめ」は品種登録されているので、
やっぱり増やせませんね。。。
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