【宇宙との繋がり】スピードマスターの歴史と進化【オメガ】 | 腕時計専門店 BELLE MONDE(ベルモンド) ブログ

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入荷した腕時計や、おすすめの腕時計など時計に関する様々な情報や豆知識など綴っていきたいと思います!

他店では見られない珍しい時計も取扱っております。

 

みなさんが初めて高級時計を買うとして、どこのブランドが思い浮かぶでしょうか。

 

時計について色々勉強中ではありますが、知識をつけていく中でオメガは時計初心者でも比較的手の届きやすい、まさに「はじめての高級時計」にふさわしい印象があります。

 

その一方で、オメガの華やかなストーリーとエモーショナルな存在感から時計好きにも愛されています。

 

本日は初心者でも惚れ込むこと間違いなし!オメガの中でも人気の高いモデル、スピードマスターの歴史と2021年に発表された310.30.42.50.01.002を紹介します。

 

 

  スピードマスターの歴史

 

写真は310.30.42.50.01.002

 

オメガからスピードマスターが誕生したのは「スポーツウォッチ」という分野の人気が出始めた1957年です。

 

スピードマスターといえば宇宙と強い繋がりがあるイメージですが、全く関係なくスポーツモデルとして発表されています。

レーシングに特化したモデルが多い中、スピードマスターもカーレースのためのクロノグラフウォッチとして売り出されていました。

 

宇宙で名声を得る前からも世界で愛されるクロノグラフのモデルとして地位を確立していたのです!!

 

誕生した当初からスピードマスターの性能は認められていたのですね。

今でもすごく人気のモデルなのは知っていましたが、昔からこんなにも人気だったなんて…驚きです。

 

 

 

ちなみに、同年にオメガは3つのモデルを発表しています。

 

 

・スピードマスター

・シーマスター

・レイルマスター

 

 

つまり、1957年はオメガにとって特別な年なのです。

 

 

そして、スピードマスターは今では「ムーンウォッチ」としての称号で周知されています。

 

 

  宇宙とのつながり

 

1959年に2ndモデルが誕生。

 

ベゼルがアルミの黒色ベースに変更され、針にはアルファ針が採用されたりと見た目に大きな進化を遂げた第二世代のモデルは現代へのスピードマスターの基本形ともいわれています。

 

そして、宇宙飛行士のウォルター・マーティ・シラーが1962年のマーキュリー計画での地球周回飛行を達成 の時に個人的に着用していたのだとか。

 

ウォルター・マーティ・シラーは「マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画」の全てに参加し、地球周回軌道以上の宇宙飛行を体験した唯一人物です。

 

 

これは何かの運命だったのでしょうか。

 

その後、スピードマスターは3ndモデルが登場し、のちにNASAの公式腕時計耐久テストに選出されています!

 

NASAは宇宙飛行士のための腕時計を探していました。

手巻き式のクロノグラフ時計が求められる中、ロレックス、ロンジンなど約10社ほど集められたそうです。

 

そのNASAの厳しいテストに合格したのがオメガ スピードマスターなのです!

 

第1世代からクロノグラフの性能は認められているにもかかわらず、どんどん進化しているオメガは凄いですね。

 

 

  オメガ-プロフェッショナル-

 

 

オメガ スピードマスターはNASAで有人飛行の全計画と船外活動での使用の認定を受けました

 

以降、文字盤には「PROFESSIONAL」表記が入ります。

 

第四世代にはNASAの要望でリューズガードを追加しケースが左右非対称になるなど現行モデルの土台がほぼ完成されています。

 

 そして、7月21日2時56分(GMT)世界が大きく変わった瞬間です。

 

 

 

    
        1969年、アポロ11号が人類初の月面着陸を成功させる

 

 

 

 

もちろんその時に宇宙飛行士が着用していたのはオメガ スピードマスター です。

のちにスピードマスターが〝ムーンウォッチ〃として知られるようになりました。

 

ちなみに、その後のアポロ13号の時に起きた爆発でもスピードマスターは活躍したといわれています。宇宙空間を彷徨う絶対絶命の状況の中、宇宙空間であってもクロノグラフは正確に計り、無事帰還されたそうです。

 

そんな宇宙との強い繋がりをもつスピードマスター プロフェッショナルですが、見た目に大きな変化はないものの、第5,6,7,世代とムーブメントの変更や夜行塗料がミノルバに変更されています。

 

 

 

  大きな進化

 

 

2021年に発表された新モデルはスピードマスターにとって大きな進化となりました。

 

コーアクシャル機構とマスタークロノメーター認定機のムーブメント「cal.3861」が搭載されたのです。

 

Cal.3861は15,000ガウスという高い耐磁性能を持ち、パワーリーザーブが約50時間にまで延長されています。

 

 

Ref.310.30.42.50.01.002はシースルーバックになっており、より進化したムーブメントを堪能できるようになっています。

 

左:3570.50 右:310.30.42.50.01.002

 

当時特徴でもあったプラスチック風防からサファイヤクリスタルに変更され、ケースは左右非対称でアイコニックなデザインとなっております。

 

そして、ベゼリングに配された「ドットオーバー90」を採用。

細かなデザインはこれまでのスピードマスターの歴史において欠かせない重要な要素なのです。

 

 

Speedy Tuesdayに公開されたRef.310.30.42.50.01.001とRef.310.30.42.50.01.002

 

 

Speedy Tuesdayとは:オメガファンによる毎週火曜日にハッシュタグを付け写真やコメントを投稿すること

こういった楽しみ方があるのもオメガの特徴です!!!

 

YouTubeの方でも310.30.42.50.01.002の特徴をわかりやすく解説しているのでぜひご覧ください。

 

 

 

  人気の高いオメガ

 

オメガはデザインと優れた性能、比較的手の届きやすい値段などが人気の理由のひとつでもあります。

 

初めて買った高級時計からこの華やかなストーリーの惹かれ「一生使いたい高級時計」に変わった方も多いはずです。

今も人気を誇り、これからの進化するオメガ スピードマスターが楽しみですね。

 

 

 

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