術後初めてのMRI画像診断のこの日はレントゲン撮影はなかった。
もともと「急に脚の症状がでてしまい手術しかない!」という経過だったので、今後も同じように無自覚のまま、痛みも出ずに脊髄の状態が悪化&老化していくような気がしていた。
◆担当医の診察
いつもの腱反射などのチェックは無かった。
彼は、
←こんな顔をして、私のMRI画像(縦スライス)を見ていた。
(…良くならないと決めつけていた担当医が狼狽している)
私もドキドキして画像を見た
「??? なんか…印象が違う。スッキリしてない?」
脊髄の傷を表す白い箇所が術前より薄くなっていた。
そして、椎体の配列が以前よりまっすぐ整っているカンジだった。
「でも、この術後の縦スライス画像って、あちらに表示されている術前の画像とは違う箇所ですよね。写ってる骨棘の形が違うから。」
術前の画像では、C6とC5に鳥の嘴のような形🐔の骨棘が写っていたけれど、術後の画像ではそれが消えていた。
「…。」
担当医はあいかわらず「だんまり」である。
「…。(もしかして情弱患者を騙そうとしてる?)」
「…ココ、どうなってますか。」
”ココ”とは、彼が術前に「手術しても良くならないと思う」と、他の病の可能性&神経内科クリニックの先生の誤診を示唆したC5付近に出来ていた傷(Snake eyes appearance)である。
↓ Snake eyes appearanceについて
彼はその部分の横スライス画像を表示させて
「…っ、薄くなっています。」
とPC画面に向けて言葉を吐いた。
担当医はいつものように終始PC画面を凝視していて、私を見ることもなかった。
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「良くなるものなんですねえ
じゃ、ありがとうございました
」
こうして、私は彼の診察室を後にした。
ただ、脊髄の傷が少し治ったとはいえ、やはり不安になるくらいの傷は残っている。
それにしても「手術しても良くならない」という担当医のセリフを真に受けて、自暴自棄にならなくてよかった。今まで自分が歩けなくなるなんて1秒も考えたことがなかった私は、当然ながら彼(専門医)の言葉にはショックを受けた。
直後に、執刀医先生が「良くなる」と言ってくれたので救われたけど。
今回の経験から「日本脊椎脊髄病学会指導医」の”スペシャリスト”の医師でも診断を誤ることがあるのだから、健康第一で考えて、可能なら複数の専門医の診断を受けたほうがいいと実感した。
それにしても、彼はなぜ、事実と異なる術式で同意書を作ったのだろうか。
私に施されているのは「頚椎椎弓部分切除術」なのだ。
もし、私が手元の同意書のコピーを理由に
「説明を受けていない手術をされた!
ここに証拠があるように、その術式には同意していません」
と言い出し、担当医も
「僕も椎弓形成術って聞いてましたぁ、だから椎弓形成術で同意をとりました」
と言い始めたら、迷惑を被るのは術者の執刀医先生だけな気がする![]()
同意書には同席者の署名があるけれど、実際は担当医しかいなかったし。
…さすがに、普通じゃないです。
カルテ等には事実が記録されているのだろうか。
また、私が
「施術された術式で同意していないので、症例報告など発表しないでください」
と主張するのも可能なのだろうか。
執刀医先生の実績としてカウントされているなら、それが事実なのでまあ納得はいくのだけど、もし担当医が「主治医は僕ですから」とファーストオーサーとしてドヤ顔していたら、腑に落ちない。。
いろんな展開を想像できるけれど、レントゲン写真に映る「私の頚椎」と「同意書コピーの内容」が一致しないという事は、揺るぎない事実であった。
