「もう手術が必要な箇所はないよ。」
執刀医先生はビフォー&アフター画像を表示させながら開口一番そう言った。
私の腕の痛みも含めて、保存療法を、という事だろう。
「良くなってる…滅多にない。。
」
と神妙だった。
MRIに写る脊髄の傷は不可逆だと言われているけれど、実際は多少薄くなる事もあると他の患者さんのブログで知っていたので、その事を話しているんだなと思った。
そして、「MRI画像で確認できる脊髄の変化は術後6ヶ月まで」とどこかで読んだ記憶がある。
しかし、今その論文を探してみたのだけど、見つからなかった。
↑の画像のとおり、手術箇所の硬膜の管はプルンと太ましくなっていて、しっかり除圧されているのが理解できた。
表示させていた縦スライス断面のMRI画像は、やはり骨棘の写り具合が異なっていた。しかし、先生は何も言わなかった。あと、切除した箇所の下側の黄色靱帯かなにかが厚くなっていた。
(この2枚の画像は、骨棘の写り方が違うから、同じ箇所ではないはず。もしかして何かを隠蔽しているのかな。ついでに、2枚の画像の明るさも同じではない
)
後に、暗めに表示されている、術後の画像の明るさを補正して比較してみたけれど、傷が酷くなっていることはなかった。
「…。」
「…。(沈黙がとっても怖い
)」
数回の先生の診察で、先生は積極的に説明しないけれど、言葉を選んで話してくれているのは理解できていた。担当医のような訳が分からないことを言わない先生だった。何か異常はあったとしても、本当に「再手術の必要は無い状態」で安心していいのだろう。
「…。」
「本当にありがとうございました。先生の処置が良かったから、良くなったということですよね」
沈黙が怖かったので、とりあえずお礼を言った。
![]()
「…。」
なんだかきまり悪そうな様子だった。
そして、私には質問する勇気がなかった。
「……じゃっ、術後フォローはこれにて終了、でいいかな」
実は、あと一回、術後一年目に最後の術後検診をして終了、という口約束だったけれど、先生はこれ以上、もう話す気がないようだった。
!(市内に3テスラでMRI画像が撮れるクリニックがあったから、そこでMRI撮影後、気になっていた病院(他県)に術後検診も兼ねて行ってみよう、もちろん観光も。)
と閃いた。
「本当にありがとうございました。」
先生には感謝しているけど、この病院にはもうお世話になりたくなかったので、私はそそくさと退散した。
誤解が無いように追記しておくと、
1年後(術後1年半後)に、県外の脊髄専門の整形外科医と脳神経外科医にMRI画像(3テスラ撮影)を診てもらった結果、腕の痛みの原因は特定できなかったし、術後の脊髄の様子についても何も指摘されなかった。
そして、骨棘は治らないと言われているけれど、ここに載せているMRI画像と同じく、レントゲン画像でも骨棘が消えているのを確認できたのだった。
関係あるかわからないけど、コロナ院内感染のため問答無用で「レムデシビル」を打たれている。
今回初手術入院して、担当医のような医師が実在するとは想像すらしていなかった。
↓「説明しない、説明してもデタラメ。」
↓「床屋に手術箇所無記載の依頼書を出す。」
↓「実際と異なる術式の同意書を作成。」
「便秘の飲み薬を勝手に替える。」
「診断を誤る」などなど…
ナースコールを手の届かない場所に投げていたり、
移動時に壁にベッドを勢いよくぶつけたり、
食べ終わっていない食事を下げたり、
介護が必要な高齢患者に「わがまま」と言い放ったり、
看護師の対応も酷かった(もちろん普通の看護師もいたけれど)
googlemapのこの病院の☆ひとつの口コミに「本当に一部の先生しか信頼できないというのが本音」と書かれていたけれど、私も同意見。
でも、これが病棟では「普通」で、今回人生初の手術入院をした私には、カルチャーショックが大きかっただけなのかもしれない。
悪く言いたくないのだけど、事実を書くと結果的に悪く言っていることになるのが悩ましい。
私は、腕の痛みは「心因性」で、こうして吐き出したら痛みが消えるかもしれない、と思ったのだけど、現在特に変わりは無い。
ちなみに執刀医先生は既に他院に移られている。






