術前、”頚椎”の「椎弓切除術」について検索していたのだけど、なぜか ”腰椎”の椎弓切除術の説明ばかり。
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それで、手術の2週間前、説明してもらうために予約した外来診察では、術式について ↓のような説明を受けた。
当然、納得できなかったので、調べてみた。
それで、「椎弓切除術(ラミネクトミー:略してラミネク)」と「一般的な椎弓形成術(ラミノプラスティ:略してラミプラ)」について、「術式間に成績の差があることを明らかにした質の高い論文はない」という見解を見つけた。
頚椎椎弓形成術と切除術の比較検討(2016)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/30/1/30_95/_pdf
詳細は理解していないけど、ひとまず、「頚椎 椎弓切除術」は「トンデモ術式」では無いことが判ったし、アトピー体質な私は当時 術後の感染症を一番心配していた事と、執刀は希望の先生だったこと、そしてなにより、手術のタイミングを逃がせない状況だと悟っていたので、そのまま手術を受けたのだった。
結局は すべては「運」なのかもしれないけど、もう少し余裕を持って病院探しをしたかった![]()
他選択肢だった「前方固定」についても考えてみたのだけど、「感染症や金属アレルギーで再手術」に加えて、「固定による隣接椎間障害で再手術」の心配が加わるので、とりあえず、なんか無難そうな椎弓切除術がいいかなと思った。なにかあって再手術となっても、他の術式より身体の負担は少なそうだ(素人の憶測)
(さすがに、いつか(10年後くらい?)不具合が出て再手術するんだろうな。次は負担が少ない術式がいいなぁ)
そう思っているので、不安になると安心材料を求めて、頚椎手術の情報を検索している。
先日、最小侵襲(MIST)脊椎手術の医師のYouTubeチャンネルに「頚椎形成術の歴史」についての動画があがっているのを見つけた。
私が理解した内容は
大昔「椎弓切除術」:最悪
↓改良
昔「椎弓形成術」:ちょい悪
↓改良
今「最小侵襲頚椎手術」:最高
良し悪しの基準は ”低侵襲さ” で、「ホップ・ステップ・ジャンプ」とテンポよく、最小侵襲頚椎手術がいいよ!うちに来なよ!という動画だった。
まぁ、YouTube動画とは 基本的にそういう動画なんだけどね![]()
なぜ椎弓切除術が最悪なのかは、「首が痛い」「首下がり」そして「後ろからの衝撃に耐えられない」からだそうだ。進行役の女性の口からは「コワーーイ」と言葉が出た。
このコワーーイ術式を受けてしまった私が率直に感想を述べると、
- 「首が痛い」:手術後は痛かった。肩こり等は手術前のほうが酷かったから、今の肩こりはストレスでない。
- 「首下がり」:今は無い。最近長時間スマホを眺める事も苦ではなくなってきた。でも、高齢になったらなりそう。
- 「後ろからの衝撃に耐えられない」:術前に骨を取っても分厚い肉に覆われてる箇所だから大丈夫と説明を受けた。ただし、車の追突事故に遭ったら半身不随になりそうだと思っている。
↓「椎弓切除術」について以前書いた記事
私の手元にある「手術の説明と同意書」のコピーの内容は、受けてもいない「椎弓形成術」なので、私は書面で「椎弓切除術」の説明を確認できない。そして、口頭でもデメリットについては説明された記憶はない。
自分の首の問題なので、デメリットをきちんと知りたく、ハラハラしながら真面目に視聴していたのだけど、「後ろからの衝撃に耐えられない」ことの説明が、
医師:
「 私が何せ 後ろから エイッとやってしまうと どうなるんだろうって やってみますとね 」
(頸部を後ろから空手チョップする動作)
進行役:
「そうですよね、ポキって、こうなっちゃう感じ(うなだれる動作)ですよね」
医師:「 そういう 恐ろしいことが ありましてえ 」
という、曖昧でサイコパス味が強い、印象操作的な会話のみあった。。![]()
エイっと ポキっと やられた患者さんは どうなったんだろう…。遺体で検証したのだろうか。
真に恐ろしいのは、頚椎手術済の患者の首を狙って 手刀をいれてくるこの医師だろう。
私は、このチャンネル主の医師に注目していたのだけど、この説明で一気に警戒心をもってしまった。
↓ いちおう動画はコチラ。
#2【手足のしびれ・痛みに悩む方必見!】頸椎椎弓形成術の歴史と発展!数センチの傷で治る最新技術「MIST」ができるまで 成田渉先生、佐々木寛二先生(4K)
MIST手術は、確かに身体への負担は軽そうで とても魅力的なんだけど、肝心の症状の改善率は高いのだろうか。
ちなみに、海外では椎弓切除術&固定も多いらしい。(私もアトピー体質でなければ、この手術法だった。)
後に脊髄専門の脳神経外科医に、切除術に対する不安を言ってみたところ
「うーーん、日本では一般的でないけど、海外では複数箇所取ってる人も たくさんいるよ」
と曖昧に答えてくれた。
まあ、切除済の患者に、否定的な事はあっても言いにくいだろうな。
そういえば、執刀医先生も この先生も 海外経験がある医師であった。
安心材料を探していたら、「頚椎形成術の歴史」がコンパクトにまとまっている この↓投稿を見つけた。
49巻6号「脊髄脊椎・末梢神経外科ことはじめ」https://t.co/mz8yBKhxIi
— 医学書院「脳神経外科」🧠 (@IgsNoge) 2022年1月24日
11「頚椎椎弓切除術から頚椎後方固定まで―その選択基準は?」(大隣辰哉先生)
※契約施設,電子版年間購読では下記リンクより論文を閲覧可能ですhttps://t.co/dULAGga3Vh pic.twitter.com/pNCM4yAFhG
この無料で公開されている範囲しか読んでいないのだけど、後方からの術式について、知りたい事が載っていて、とても参考になった。
そして、
「軟部構築の温存を図った椎弓切除術」であれば「椎弓形成術」と遜色ない臨床的および放射線学的結果が得られる事を示唆する報告も少なからずあり
と記述されている。
自分の施術箇所の軟部構築は温存されている、と思おう(希望)
