今日もまたディズニー映画から。
邦題は
「インサイド ヘッド-Inside Head-」
”頭の中”という意味です。
(原題はInside Out -インサイド アウト-)
11歳の少女 ライリーの頭の中に存在する
「ヨロコビ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」「カナシミ」の
5つの感情が、ライリーを幸せにするために、
奮闘する物語。
ちなみに原題Inside Outは、”裏返し、裏表”という意味があります。
ライリーの頭の中に存在する5つの感情は、
それぞれが別の感情の裏返しであるっていう
意味にもとれるのではないかと思います。
私は、内容を知らず&フランス語で見たんだけど子供向けだからか
言葉が全て理解できなくても十分楽しめ、
感動すらしました。
(余談ですがこの数日後に、
シンガポールにいる日本人の友人から
この映画がすごく良かった、と偶然メッセージが来た。
見たタイミングもほぼ一緒で “シンクロやん!”って二人で興奮してました)
私たちは、マイナス(重い)な感情を
感じたくないと思いがちではないでしょうか。
可能であれば、なくなって欲しい、
とさえ思う瞬間もある。
恐怖、憂鬱、不安、嫉妬、怒り、
挫折感、心配、悲しみ、落ち込み、イライラ
😕😣😫
こうやってマイナスな言葉を書いてるだけでも
なんだか気分が下がってきます。
でもね、
マイナスな感情たちがあるからこそ、
プラス(軽い)感情のありがたさがわかるし、
自分の「欲しい!」が出てくる。
電池もさ、+とーの組み合わせで動くやん?
++もしくはーーじゃダメなんよ。
動かんのよね。
ちなみにプラスの代表的感情は、
私的には感謝と愛、かな〜
文字にすると陳腐に感じるけど
英語で
ビタースィートメモリー
(Bittersweet Memory)って単語があります。
直訳するとほろ苦い思い出っていう意味。
だけど決してマイナスなのではなく、
ほろ苦いけど、最終的に感じる感情は
なんかあったかいというか心がほんわかする感じの感情っていうんかな〜。
苦味が苦手な人は多いけど、苦味と同時に甘味もある、みたいな。
日本語のYoutubeでは
ヨロコビとカナシミを失ったら
心が壊れるってあった。
ということは
「悲しみ」だって
とっても大切な感情
だってこと。
例えば恐怖。
あなたの脳は
「生存第一」を考えてくれる頼もしい相手だから
あなたの命が侵されそうな状況になると
それに必死で抵抗します。
それが「恐怖」という感情で出てくる
あなたの命が侵されそうな状況とは、
あなたが今までに行ったことのないことを
やろうとする時。
(私のダイビングの呼吸とかね)
初めてのことをやろうとする時、
恐怖が出てくるのは当然。
心配だって、
親だったら子供のことに
「心」を「配」るのは当たり前。
悲しみだって、
愛する人を失ったり、愛する人と別れる時に辛いから出てくる。
だから、マイナスの感情を毛嫌いしないで。
この感情たちが登場してきたら、
十分に感じ切ってあげてください。
これ感情のマップです。
Neutral(ニュートラル)を見て。(右上)
全く色がないの。
なんだか不気味に見えませんか?
ヨロコビとカナシミを失ったら心が壊れて
人生にも色がなくなる・・・・
まさにそんな感じです。
そんなだからさ
悲しみ、怒り、嫉妬、そして喜び...etc
なんだっていい
今日も感情を大切に感じていこ❤️
最後まで読んでくださってありがとうございました。