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第1回イタリアオペラツアー、6/22[日]ヴェローナの展望台からのpanorama(眺望)です。
verde(緑)が鮮やかです。
年が明けました。
イタリアでは"Buon anno!"(新年おめでとう)と挨拶します。
本年も宜しくお願いします。
イタリアでは勿論おせち料理はありませんが、1月1日に必ず食べる物があります。
lenticchie(レンズ豆)です。
日本のようにマメに働けますようにではなく、形がコインに似ているから、お金が貯まりますようにというところからきています。
国によって、捉え方の違いを感じます。
lenticchie con zampone(豚足とレンズ豆)は、1月1日の定番料理で、なかなか美味です。
日本でも1/1は"ウィーンフィルのニューイヤーコンサート"が放映されますが、イタリアでも勿論中継されます。
それ以外に"concerto di capodanno"(ニューイヤーコンサート)が放送されます。
二度の大火災から不死鳥のように蘇えった、ヴェネツィア.フェニーチェ(不死鳥)劇場の"ニューイヤーコンサート"です。
オーケストラの演奏だけでなく、歌手が2~3人登場し、オペラアリアや二重唱を歌い、アンコールは定番のヴェルディ"椿姫"の"乾杯の歌"。
イタリア第2の国歌といわれる、"ナブッコ"の"行け、我が想いよ"の合唱も毎年のように演奏されます。
演奏だけでなく、イタリアの歌劇場の美しい内部空間を楽しみながら見ることができるこのコンサートは、とても素敵で、毎年DVDが市販されています。
2011年の演奏会ベスト3の第2位まではお伝えしましたが、第1位がまだでした。
Met来日公演の"ルチア"ととても迷ったのですが、ボローニャ.コムナーレ劇場来日公演の千秋楽、9/25[日]"エルナーニ"を挙げたいと思います。
イタリアのバスのキングのフルラネット、重厚なバリトンのフロンターリ、輝かしいテノールのアローニカ、情熱的な指揮のパルンボも素晴らしかったのですが、カーテンコールで"ナブッコ"の"行け、我が想いよ"の合唱のsorpresa(驚き)の、温かい気持ちに感動しました。
今回は緑豊かな写真です。
イタリアで緑は、"speranza"(希望)の色です。
今年がいい年でありますように。