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第3回イタリアオペラツアー、4/15[木]ピアチェンツァ.ムニチパーレ劇場内部見学です。
palco(桟敷席)の金色が美しいです。
イタリア南部ナポリから一時間ほどの位置に、サレルノという街があり、サレルノ.ヴェルディ劇場があります。
音楽監督は、ヴェローナ音楽祭の首席指揮者でもあるダニエル.オーレン。
彼が音楽監督になると、オペラの上演本数も増え、著名な歌手、演出家を招き、とてもクオリティの高い演奏をしています。
そのサレルノ.ヴェルディ歌劇場が、12/18[日]RomaのPalazzo Madama(上院: 元老院議事堂)で"concerto di Natale"(クリスマス.コンサート)を行うことになりました。
これは、3月にローマ歌劇場がムーティ指揮のもと、Palazzo Mantecitorio(国会議事堂)で演奏したことに次ぐ快挙です(ブログ"偉大なるマエストロ.ムーティ"参照)。
演奏する曲目は、イタリア国歌("Inno di Mameli")、"ノルマ"序曲、"カヴァッレリーア.ルスティカーナ"間奏曲、ボレロ、ガーシュウィンの曲です。
サレルノ市長も同席し、多くの議員の前で演奏されます。
退陣したB政権時代には、文化的援助金が削減され、キャストの質を落としていた2010~2011年シーズンのイタリアの歌劇場。
3月にムーティがローマ歌劇場で、ナポレターノ大統領臨席のもと、終演後に"このままでは、このオペラの合唱の歌詞にあるように"我が美しい国は失われてしまいます"とアピールし、後日国会議事堂でも多くの議員を前にスピーチを行った結果が表れました。
現在発表されているイタリアの歌劇場、ミラノ.スカラ座、トリノ.レージョ劇場、ボローニャ.コムナーレ劇場、パレルモ.マッシモ劇場、ローマ歌劇場、ナポリ.サンカルロ劇場、フィレンツェ.コムナーレ劇場、カターニャ.ベッリーニ劇場、トリエステ.ヴェルディ劇場、モデナ.コムナーレ劇場は明らかにキャストがいいです。
そして今度、オペラ界の中心を担う一人のダニエル.オーレンがローマの上院で演奏します。
今からコンサートの様子が楽しみです。