鬱々と厚い雲が立ち込める
雨が降ってくれればいいのに
それさえもやってくれない
気持ちまで灰色の靄がかかってしまう
どこを見ても出口がない
一人ではなくみんなで探せばいいのに
誰もが黒い煙を吐くだけ
それをまた吸って体が闇に飲み込まれていく
見慣れた世界はいつの間にか
ひどく狭い空間になってしまった
押しつぶされ 閉じ込められて
僕らの血は無意味に吸い上げられてゆく
暗澹たる雲が棚引く
いつから太陽を見ていないだろう
きっともう何十年も見ていない
偽りの光だけが僅かに灯されているだけ
どこを見ても出口はない
一人ではなく力を合わせればいいのに
誰もが壁を作っていく
そしてまた身動きがとれなくなっていく
見慣れた世界はいつの間にか
ひどく苦しい空間になってしまった
押しつぶされ 閉じ込められて
僕らの肉は無意味に削り落とされてゆく
僕らの声が届けば変わるのかな
僕らの血肉が届けば変わるのかな
僕らは何故 こんな世界に生きなきゃいけないのかな
見慣れた世界はいつの間にか
ひどく暗い空間になってしまった
押しつぶされ 閉じ込められて
僕らの血は無意味に吸い上げられてゆく