自由の代償は責任


私の選択は

全て

私に返ってくる


そこに誤魔化しは効かない


自由を願うなら

その痛みに耐えよ!

そよ風が君の髪を揺らした

木漏れ日に嬉しそうに笑う君

かったるい顔して

僕は密かに君を想っていた


一緒に下校するようになって

そろそろ半年が経つけれど

僕はまだ自信がないのかな

僕はまだ勇気がないのかな

密かに君を想うだけ


小春日和の帰り道

芽吹き始めた公園で

今日も君とはサヨウナラ


今日も言えなかったなぁ

そんなことも思うけど

君と話せたウキウキと

君のしぐさを思い出し

幸せいっぱい帰ろうか


明日も一緒に歩けるかな

明日は何を話そうか

君の笑顔は太陽だ!

君の笑顔に恋をした

それが僕の人生さ


君の家族になりたいよ

僕の子どもの母親に

笑顔の君がなってくれ!


僕は ずっと いつだって

君の笑顔が見たいんだ!

それが僕の人生さ


太陽のような君と

君に恋した僕と

僕たちの子どもたち

みんな笑顔で過ごすんだ!


笑顔の真ん中には

太陽のような君がいる

そんな君と一緒に歩む

それが僕の人生さ


笑顔の君よ 僕の太陽!

僕と君とで

明るい家庭をつくってゆこう

そこには確かに愛があった

そこには確かに愛があった


私の全てであなたを愛した

そこに一つの嘘もない



あなたは私をけなすでしょう

あなたは私を嘲笑うでしょう

勝手な女だと

愚かな女だと


あなたを拒んだ私を

果たしてあなたは許すでしょうか


許されようとは思わない

けれど

これだけは 伝えたい



そこには確かに愛があった

そこには確かに愛があった


私の全てであなたを愛した

そこに一つの嘘もない

遠くで声が聞こえる

大勢の声

どこに向かっているのだろう


遠くで声が聞こえる

僕は谷を下る

大勢の声は嶺を行くのだろうか


遠くの声が小さくなる

僕は声から遠ざかる

この谷はどこに向かっているのだろう


もはや声は聞こえない

耳に届くのは僕の足音だけになる

僕は心細いだろうか


目の前には冷たい川が横たわる

声など届かない山奥で

自然の音だけがそこにある


僕の足はもう動かない

けれど身が冷える川を渡る

僕の身体は疲れ果て

気力だけが磨ぎ澄まされる


目の前にそびえたつ

遥か先の見えない山を睨み

僕は ただ 足を動かす

身体はもう言うことをきかない

僕は ただ 足を動かす


大勢の声など

とうに届かない

僕は ただ 独りで進む


いつまで僕の身体がもつのだろう

いつまで僕の足は前に進むのだろう

いつまで僕の気力は続くのだろう


誰の声も届かない

僕は ただ独り 進む

僕は ただ独り 進む

隣の部屋で

君が泣いている


声をおしころして

君が泣いている


それなのに

無力な僕は

君の涙をとめることができない

君を抱きしめることさえできない

君に近付くことさえできない


隣の部屋で

君が泣いている


無力な僕は

せめて君の心に寄り添おうとする

せめて君の憂いが晴れますようにと祈る

せめて君の涙を見なかったように振る舞おうとする


気丈な君は

また明日には

いつもの笑顔を

僕に見せてくれるだろう

その小さな胸に哀しみを隠して


無力な僕は

いつものように笑うんだ

君のことを分かっていないみたいに

おかあさん

いつも私のことだけ

どうして

そんなにまで

どうして

どうして






どうして

僕は郵便屋さん

いつも手紙を届けてる


いつもの街で

いつもの笑顔に出会いながら


いつも手紙を届けてる

僕は郵便屋さん


角っこの家に

手紙を届けたら

おばあちゃんが出てきたよ


にっこり笑って

「今日は寒いね」

僕も笑って

「ええ もう ほっぺが冷たくて」


今からお散歩いくみたい

雪道 どうか 気を付けて


いつもの街で

いつもの笑顔に幸せもらう


いつも手紙を届けてる

僕は郵便屋さん

僕は幸せな郵便屋さん

どうしても

君に会いたくて

君の暮らす街まで来たよ


どうしても

一目 君に会いたくて

君の近くに来たけれど


ああ 僕は 君には近付けない

君は遠い世界に暮らす人


君の噂を耳にして

それで僕は満足しよう


君の足跡を辿っては

それで僕は満足しよう


一目 会いたい人

けれど 会えない人


僕は 君の声なき声を感じとり

心に深く刻むとしよう


君の心が あふれ出る この小さな街を去って

君を想って眠るんだ

言葉にできない想いがある

そんなとき

僕は涙を流すんだ


誰が見ているわけじゃない

僕は ただ 涙を流すんだ


独り 呼びかけても

君には届かないでしょう?


呼びかける言葉も

僕には ないでしょう?


言葉にできない想いがある

そんなとき

僕は涙を流すんだ


果たして 君は

こんな僕を

許してくれるだろうか