「お世話になります」
深々と頭を下げる君
僕の親族に囲まれて
知らない人ばかりで
不安だろうな
いつも笑顔の君だけど
心細 いときもあるだろう
だから いつも
頼られる僕でありたい
僕はいつも 君のことを
一番に考えるよ
二人で優しい時間を刻んでゆこう
「これからも宜しくお願い致します」
もう何年振りだろう
長らく 君に会っていなかったのに
会えば あの頃に戻る
そこに何の垣根もなく
一緒に歩いているだけなのに
懐かしいのに当たり前
一緒にいるのが当たり前
時空をこえて
一緒に居れる
そんな 当たり前
僕らの絆は恋より深い
そう思っても いいかな
いつの日か
君と眺めた この街を
今は一人で見つめてる
希望に見えた 街の灯も
今は 遠くに映るだけ
何も変わっていないのに
こんなに違って見えたのは
ただ
僕の瞳が変わっただけ
ただ
僕の心が変わっただけ
僕の目に映るのは
ただ 僕の心で感じた景色だから
だから
だから
いつの日か また
幸せな景色に見えるのを
僕は信じる
ただ それだけ
今は ただ それだけ
お願い どこにも行かないで
私の心は叫ぶ
寂しいの 行かないで
それでも 私は笑ってる
多分 去ってゆくだろう あなたに
最後はキレイな想い出でいてほしいから
心は きりきり 痛むのに
どこか 諦めも感じてる
それでも すがりたい私がいる
そん な心を全て知らんぷりして
私は 強気で笑ってる
あなたは 私の強がりを
見て見ぬ振りをしていてくれるから
だから 私は笑ってる
最後の甘えを
全て あなたに捧げるね
バイバイ ありがとう
しん と
静まりかえった
ざわめき も 囁き すらも
全て消えて
平らかな 平らかな
静けさが満たされる
乱れ なく 揺らぎ なく
ただ 静的な 今 がある
まったくの静かな中で
やっと
そう やっと
僕の奥に潜む
何か を感じた気がした
僕にしか分からない
僕の奥にある 何か
掴んだ と思った気がした 瞬間
その 瞬間
一斉に全てが動き出した
ざわざわ
どうどう
がさがさ
ひそひそ
僕は瞬時に
あの 何か から離された
少し
寂しいような
残念なような
勿体無い気持ちがした
けれど
また いつも が始まる
だけれども これから は
多分
いままで とは違った いつも になる
そんな気が
ふっ と
そんな気がしたんだ
僕が踏み出した一歩に隠されたものを
誰も まだ知らない