日本だと、今は秋も終わりでこれから寒くなっていく季節ですね。
冬が好きという人も多いと思うのですが、私は、冬より断然夏派・・・なので、どうして今から? というと、南半球だからです!
私の暮らすオーストラリアは、雨季である冬が終わり、つかの間の春を経てこれから暑くなって行く前の、春~初夏と言ったらいいのかな?
オーストラリアにも四季はあるとはいえ、寒かったと思ったらいきなり暑くなる、冬→夏の感じがするパースでは、’春’という季節は、本当に短く感じます。
寒いのが苦手な私は、冬の間は心身ともに冬眠(笑)に入るのですが、日が長くなり、気温が上がり、しもやけが治る(再び笑)この季節は、嬉しくて仕方ありません💛
朝も明るくなるのが早くて、しかも寒くないので起きやすい!
毎朝日課にしている散歩とヨガなのですが、冬の間はとにかく暗くて寒いので、6時起きでも真っ暗だったのが、お日様が昇るのが早いと、どんどん早くなり、最近は、目覚ましをかけている5時の前に、自然に目が覚めてしまうことも。
私たちのベッドルームの大きな窓から庭の緑が見えるのですが、冬の間は寒いので締め切っているカーテンを、開けたまま寝ているというのもあるのかも?
ベッドから緑が見えるのが好きなので、夏場はカーテンを開けて寝ると、朝の来るのがよくわかります。
(時には満月が明るすぎて、夜が明けたかと思って起きるとまだ2時とかだったりします)
今朝、夜明け前の散歩に出た空があまりに綺麗で、ぱちり。
朝日が昇る瞬間
散歩から戻ってくると、普段は家の中でするヨガを、庭にマットを持ちだして外で。
空を見上げるとこんな景色で、太陽礼拝のポーズも、手を空に伸ばすポーズも、まさに、空と、太陽のパワーを頂く感じがして感謝の気持ち。
(ちょっと曇ってますが)
その後、ニワトリたちの小屋のドアを開け、エサをあげて、庭を見回るのが私の日課。
リンゴの花が咲いてて、可愛い💛
いちじくの実がついて、大きくなってきているのを見たり。
これはプラム。
ナクタリンが、たくさんついて、熟してきていました!
そばに行くと、すごく甘い匂いがして、たまりません💛
起きてきた三女と、柔らかく熟しているナクタリンを、朝食にもぎます。
触るとつぶれそうなくらい柔らかいものは、とったその場でぱくっ。
甘くて甘くて、最高です
桑の実も、とったその場でパクパク。
三女が手に持っている果物を狙ってか、ニワトリが追いかけてくるので、三女は庭の隅に作られた展望台? に避難w
パジャマのままで庭に来られるのも、この季節だから。
我が家にはたくさん果樹が植えてあって、四季を通して何らかの果物が採れます。
春の果物の琵琶に、そろそろ飽きてきたところで、次の収穫が出来て、ありがたいありがたい✨✨
これは、ブドウ棚。
去年はあまり実をつけなかったのですが、今年は期待できそう!
ブドウや、ナクタリンなど桃系の果物は、甘いし子どもたちも大好きなのですが、店に普段置いてあるものは、農薬がたくさんかかっていることが多いです。
甘い果物は虫なども大好きだし、病気にもなりやすいので、きれいな収穫物にするには、実際、かなりの量の農薬や、殺虫剤が、幾度となくかけられています。
私と夫が、庭が広いこの家に引っ越してきたとき、何より先にしたのは、果樹を植えることでした。
家のリノベーションと違って、果樹は、植えてから収穫まで2~3年かかるので、家より先に、まず庭を整えたのです。
その甲斐あって、子どもたちのおやつに、庭の果物をそのまま摘んで食べさせられる
これは我が家の庭からではないのですが、有機バナナと、夏になるとぐんと値段が安くなるマンゴー。
その中でも、ちょっと傷がついていたり、熟し過ぎているのか箱売りでものすごく安くなっているマンゴーを見つけると、つい買ってしまいます。
それを、皮をむいて、冷凍しておけば、スムージーに入れたり、そのまま食べたり、とても美味しい夏場のおやつに。
バナナも、夏場は熟すのが早いので、皮が茶色くなってきたら、一緒に冷凍。
この一緒に、フードプロセッサーで滑らかになるまで回せば、’ナイスクリーム’の出来上がりです💛
前回のブログで書いたオーガスタスくんやバイオレットちゃんには、投げ捨てられそうなおやつですが・・・
でも、子どもの頃からの食や生活習慣って、本当に大事じゃないかなと思います。
我が家の娘たちは、食べ物がどこから来るのか、本当の・自然の、形というものを、身を持って知っています。
果樹に登って熟している実を見極めながらとってそれをその場でかぶりついたり。
ニワトリの卵は、落としたら割れるということを知っているので、そーっと大事に持って歩いたり。
野菜も、収穫したものをその場で食べるのが一番美味しいといい、私が料理すると途端に食べなかったりします(苦笑)。
果物というか野菜というか(本来は果物ですね)、オリーブも、たくさん小さな実をつけています。
オリーブはさすがに生では食べられません。
オリーブオイルが絞れたらよいのですが、そこまでの量はないので、義母がつけて、ピクルスにしてくれます^^
子どもたちは、そんな自家製オリーブを食べているので、市販の、時間も手間もかけず、工場で作られたオリーブは、「美味しくない」と言って、好きではありません。
同じく、果物や野菜でも、本当に美味しいものは、何もつけなくたって、生でばりばり食べられるものなんですよね。
味だけでなく、安全に、という面でも、同じ。
子どもたちに、私が今、そして将来のために、与えてあげられるものは、この、’安全’と、正しい’味覚’、そして、’本物に触れたことがある’という、経験だけだと思っています。
私が子どもたちに望むことは、多くありません。
自分が自分であることを認め、誇りに思い、何事も自分で考えて決め、自分らしく、楽しい人生を送ってほしい。
人は一人一人違って当たり前なのだから、他の人と比べたりせず、また同時に、他人が自分と違うことも認め、尊重し、お互いを尊敬しあう。
実際、この2つだけです。
私と子どもたちが違うということももちろん分かっているので、無理強いはしませんが、今の世の中で、多くの人工のものや、元々の姿が分からないものが、食品にも、身の回りにも、多く使われている。
これらに慣れてしまうと、それらの本来の姿・・・それを摂り入れている自分の本来の姿も・・・が、分からなくなってしまうのではないかな? と、私は感じています。
(余談ですが、数年前に我が家のニワトリがキツネに全滅させられたとき、私は何羽かをさばいて、子どもたちと食べてみました。
歳をとっていたので身が固く美味しくはなかったのですが、’命を頂く’の体験でした・・・ちなみにその後、しばらく我が家は全員ベジタリアンでしたw)
子育て真っ最中の方、これから親になることを考えているという方。
我が家のように、いきなり果樹をなん十本も植えたり🐔を飼ったり(さばいたり!)するのは無理! という方が多いと思いますが、出来ることからでも始めてみたいな? と思われたら、よかったらご連絡くださいね。
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