サイン入りLM402? 1970's Ludwig LM 402 Supraphonic | ENIAC MANIAC Ⅱ

ENIAC MANIAC Ⅱ

アメリカンビンテージが大好きです。

どうも。

 

デジカメは何台か持っていますが、殆ど使わないのでSDカードは16GBあれば何年か使えるし今まで容量一杯になった事が無いbelair58がお送りします。

 

まぁ、普段36枚撮りのフィルムで残量を気にしながら撮っているので、その感覚でデジカメを使うと必然的に撮影枚数はとても少なくなりますね。

 

なので結局デジカメでは使い切らないので取り出してPCに挿入し、ブログの写真を保存するのに使ったりしています。

 

さて、今回は本題に行く前にこちら・・・

 

 

1966年公開の「嵐を呼ぶ男」渡哲也バージョンです。

 

嵐を呼ぶ男と言えば1958年公開の石原裕次郎バージョンのイメージが強いのですが、実は私、中学生の頃にこちらの渡哲也バージョンの方をテレビで先に見ていたんですね。

 

なので渡哲也バージョンもとても印象に残っています。

 

因みに石原裕次郎バージョンでは主人公国分正一の弟英二は新人作曲家と言う設定でしたが、こちらの渡哲也バージョンの弟英二は新人レーサーと言う設定なので船橋サーキットでのレースシーンなども出て来ますから、私のように音楽だけでなくビンテージカーも好きな人が見てもとても面白いと思いますよ。

 

さて、ここからが本題。

 

少し前にビンテージドラムトレーニングセットにクラッシュシンバルを追加した記事を書いた時に後ろに見切れていたブツを紹介します。

 

それがこちら。

 

 

1970年代製のラディックLM402 スープラフォニックです。

 

LM400を紹介した時にLM402の方は新しい中古しか売りに出ていないからまたいずれ考えると書いたのですが、あれからわりとすぐにこの1970年代製の物がヤフーオークションに出て来たので「これは入手せねば!」と手に入れました。

 

ちょっとシリアル番号を見ても正確に何年製か分からなかったのですが、この平行四辺形のメーカーズプレートは1970年代の仕様で間違いないと思います。

 

 

LM400との比較はこんな感じ。

 

右のLM400はシェルの深さが5インチで左のLM402は6.5インチなのでかなり違うのが分かって貰えると思います。

 

 

こちらはボトム側。

 

 

今回入手したLM402には私自身初めて見た幅の広いスネアワイヤー(しかも何故かグレッチ製)が付いていまして、最初

 

「えっ!何これ?」

 

って思ったのですが、調べてみるとこの幅の広いスネアワイヤーはミュート効果が強くてアタック感がよく出るのでロック向きとの事。

ジョンボーナム師匠もこんな感じの幅の広いスネアワイヤーを使われていたとの事で、恐らく前オーナーもジョンボーナム師匠を意識していたのかな?なんて思ったり。

 

当然幅が広いと叩いた時のジリジリした感じも強くなりますし、タムやベースの音に共鳴して叩いていない時でもジリジリ音が出たりしますが、それがまた格好良かったりするんですよね。

 

 

こちらのスネアワイヤーのストレーナーは昔ながらの紐で引っ張るタイプが付いていました。

 

で、このLM402・・・

 

 

先に入手していたLM400と比べるとシェルにブツブツと錆が出ていて程度的にはよくありません。

 

でもこれは見た目だけの話しで実用上問題は無いので今まで通りLM400の方をコレクション及び練習パッド用として引き続き使い、こちらのLM402の方はスタジオに行く機会があれば持って行って1974年のカリフォルニアジャムの時のイアンペイス師匠気分で叩いてみようかな?・・・と思っています。

 

ただ、今の所スタジオに行く予定は無いのでこのまま保管する事になるのですが、ずっとレコードプレーヤーの上に置いておく訳にも行かないのでどうしようか・・・

 

と考えていた時に

 

「あれ、使えね?」

 

と思い出したのがこちら。

 

 

2016年にフェスティバルホールにディープパープルのコンサートを見に行った時にグッズとして売っていたサイン入りドラムヘッドです。

 

これ、丁度直径が14インチなのでLM402に付けたら面白いんじゃないの?とやってみる事にしました。

 

 

まず、元々付いていたドラムヘッドを外し・・・

 

 

サイン入りヘッドを乗せて・・・

 

 

フープを取り付けると・・・

 

 

完成!

 

当然このまま叩いたりしないのでヘッドは乗っているだけでユルユルにしてあります。

 

で、せっかく作ったので何か良いディスプレイ方法は無いか・・・

 

と考えていた時に

 

「丁度ええのがあるやん!」

 

と、使ったのがこちら。

 

 

 

これまたビンテージドラムトレーニングセットにクラッシュシンバルを追加した記事の時に出て来た高すぎて使えなかった、1960年代ラディック製のビンテージスネアスタンドです。

 

これ、好みの位置まで下げる事は出来ませんでしたけど、上げる方は恐らくブラスバンドなどで立って演奏も出来るようになっているんだと思いますがかなり高い位置まで上げられるので、丁度ディスプレイするのに良い高さにする事が出来ました。

 

いやぁ~本当に格好良いですよこれ。

 

 

イアンペイス師匠のサインを見ながらドラムの練習と言うのもなかなか乙なものですよ。

 

camera:canon F-1 + Kodak Portra 400 film