車検に向けてベルエア整備 ブレーキフルードの交換編。 | ENIAC MANIAC Ⅱ

ENIAC MANIAC Ⅱ

アメリカンビンテージが大好きです。

どうも。

 

先日(4月17日)誕生日を迎えて56歳になったbelair58がお送りします。

 

もうこの歳になると明らかに残りの方が少ないので全然うれしくありませんね。

 

因みにアルフィーの高見沢さん(14コ上)、乃木坂46の川﨑桜さん(35コ下)が同じ誕生日です。

 

なので自分の事はあえて考えないようにして、「高見沢さん、川﨑さん、誕生日おめでとうございます」と勝手にお祝いしています(笑)

 

さて、今回は私より10コ上の先輩、ベルエアのブレーキフルード交換のお話。

 

私のベルエア、1958年型ですが製造は1957年から始まっているので1957年製の可能性もあります。でもシリアルナンバーから製造日を調べる資料が無いので正確には分かりません。

 

ただ、エンジンブロックのキャスティングナンバーは1958年の1月だったと記憶しているし、その他にも1958年の刻印やスタンプがある部品が使われているので1958年の初旬の製造ではないかな・・・と考えています。

 

なのでやっぱり10コ上の先輩ですね。

 

ブレーキフルード交換の作業に取り掛かる前にこちら・・・

 

 

以前オイル交換を記事にした時に車止めの部分が邪魔してリアタイヤの前に置けなかったスロープ・・・

 

やっぱり4輪とも乗り上げた方が作業しやすいよね・・・と思ったので・・・

 

 

車止めの部分をジクソーとのノコギリでぶった切りました(笑)

 

まぁ、この部分は重量のかかる部分では無いので大丈夫でしょう。

 

 

あと、今までの低いスロープの時よりアクセルを吹かして上らないといけないので万が一乗り越えちゃったら嫌だな・・・と、鏡を用意してどの位置まで上ったか見れるようにしておきました。

 

 

これで無事4輪とも上げる事が出来ました。

 

で、今までよりかなり車の位置が高くなったのでクリーパーが使えるんとちゃう?と・・・

 

 

入手してみました。

 

あと、今までは適当に使い古した靴を履いて作業していたのですが、やっぱり安全靴もあった方が安心だよねと・・・

 

 

クリーパーを注文するついでに安全靴も注文しておきました。

 

個人的に昔からお馴染みのミドリ安全です。

 

 

クリーパーを使って一通り下廻りの点検をしたらブレーキフルード交換の準備を始めます。

 

用意したのがこちら。

 

 

いつものGM純正のDOT3ブレーキフルード 16 fl.oz (1 pt)入り2本とブリード用ホースとアダプタ、ブレーキクリーナーとエアダスター、3/8インチのレンチ各種、それと今回チェックバルブ付きのブレーキブリーダーボトルを使ってみる事にしました。

 

 

ボトルのホースの先端にはディスクブレーキ用のL型のコネクターが付いていたのですが、ドラムブレーキの場合はまっすぐの方が使い易いので・・・

 

 

取り外しておきます。

 

 

と言う訳でブリーダーにホースをつないでフルード交換開始です。

 

フロントのホイールシリンダーのブリーダーはステアリングナックルのすぐ横にあって普通のメガネレンチが入らないので写真のようなL型の専用工具が必要になります。

リアは普通のメガネレンチで大丈夫です。

 

 

いい感じに逆流する事無くフルードが抜けて行きました。

 

 

あとエア抜きやフルード交換をする時の注意点として、ペダルは手で押すようにとマニュアルに書かれています。

 

恐らく普通に足で踏むと必要以上にペダルの移動距離が長くなってしまってマスターシリンダーのシールを痛める可能性があるからだと思います。

 

なのでいつも手でゆっくり2~3cmほど押し込む感じでやっています。

 

そのくらいの移動距離でも充分にフルードが押し出されるので交換可能です。

 

 

今回もそれほどフルードは汚れていなかったので16 fl.oz 1本分で綺麗になりました。

 

やはり2年ごとにきっちり交換してやると気分が良いですね。

 

camera:Canon F-1 + Kodak Portra 400 film