車検に向けてベルエア整備 ブレーキの点検編。 | ENIAC MANIAC Ⅱ

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アメリカンビンテージが大好きです。

どうも。

 

私のベルエア、5月の初めに車検に持って行く予定なのでそれに向けて点検整備を始めているのですが、寒いし、雨は多いし・・・と、なかなか予定通りに進まないbelair58がお送りします。

 

と言う訳で今回は「まずはここに問題があったら車検に通らない」と、ブレーキ周りの点検から始めました。

 

 

フロントブレーキ。

 

 

ドラムを外して内部を点検しましたが、特に問題は無さそうです。

 

フロントのホイールシリンダ、前回ピストンカップを交換してから多分20年以上経っていると思うのですが、ブーツをめくって内部を見ても漏れている様子はありません。

 

漏れていたらすぐに交換できるようにシリンダー本体やピストンカップは持っているのですが、今回もそのまま行けそうです。

 

アメリカ製のゴム製品って本当に丈夫ですね。

 

と言う訳でいつものようにバックプレートの注油をしておきます。

 

 

そしてこちらもいつものようにタイヤを外したついでに各ボールジョイントのグリスアップをしておきました。

 

 

次にリアブレーキ。

 

 

こちらも特に問題は無さそうです。

 

同じGM車でもリアアクスルの構造の違いでアクスルシャフト自体がインナー側のベアリングレースを兼ねているタイプがあるのですが、そのタイプは今まで仕事で何度かオイル漏れでシャフトシールを交換した事があります。

 

でも私のベルエアのリアアクスルベアリングは一体のベアリングをプレスで圧入するタイプになっていて、構造上一体のベアリングを圧入するタイプの方がオイル漏れはしにくいんではないかな?と思います。

 

なので幸いリアアクスルからのオイル漏れは今まで一度もありません。

 

 

と言う事でリアもバックプレートの注油をしておきます。

 

あとホース類もひび割れ等は無かったので後日フルードの交換をする事にします。

 

で、車検を通すのに問題があるのがこちら。

 

 

タイヤのひび割れがかなりひどくなってきました。

 

アコーディオンガレージを使うようになってから普段車を使っていない時は日の光に当たらないのでタイヤのひび割れの進行が遅くはなっていたのですが、それでも前回にタイヤを交換してから12年も経ってますからね。

 

通勤で車を使わなくなってからは距離は伸びないので溝の残量は充分ありますが、流石にもう交換しないといけないな・・・と言う事で・・・

 

 

既に今付いているのと同じファイアーストーンデラックスチャンピオン7.50-14 新品タイヤを4本入手済みで近々交換予定です。

 

ebayでも買えますが今回は国内に在庫があったのですぐに届きました。

 

円安の影響もあってか値段が12年前の2倍近くになっちゃってましたけど、まぁ、こんなビンテージカーしか使わないタイヤが今でも普通に手に入るのは有難い事です。

 

私の場合、どうしてもラジアルタイヤは見た目が嫌いなのでバイアスタイヤ一択なもので・・・

 

camera:Canon F-1 + Kodak Portra 400 film