流れている | ちょこの間 choco-no-ma

日本には四季があって。

四季折々の風景があって。

季節が巡って思い出を懐かしむ。







楽しかった、ああだったな、
と思い返す楽しみもあれば





胸の奥の奥にしまってある、
そんな場面もあるでしょう。





記憶って掴みどころがなくて
匂いや音楽からふいに蘇るし。






時間の経過と共に薄れゆくもの。
時間が経過して尚濃くなるもの。




人の体は精密機械みたいです。
ひとりひとりが宇宙空間だね。




時間が経過して薄れた記憶は
もう胸がキュッとはならずに。



なかったことにはならないけれど
時間が味方になってくれたのだな。










何度か書いたことがあるとおり
電車に乗るのが好きなんですが。




時間の流れに重ねるんだろうか、
体ごと過去現在未来へ運ばれて。




その感覚がなんか楽しいのかな、
川を流れいくようでもあってね。



歩くのも車の移動も好きだけど
電車の速度がなんだか心地よい。








今日は駅弁を買ってきたので
ゆっくり食べようと思います。







そういえば






元気だった両親と帰省して
新幹線で駅弁を食べたのも
遠い昔話になってしまった。







時間はもう戻せないから
このまま進んでいくだけ。

頭ではわかってるつもり、
でもさみしくなっちゃう。

現実だけど追いつけない、
精密機械だから直せない。